【野間大坊レポ 5/12】
鎌倉幕府を開いた源頼朝の父・義朝が亡くなった場所です。
義朝は平治の乱に破れ、関東へ行く途中、尾張国野間荘(現愛知県知多郡美浜町野間)の長田親子を頼りました。
義朝を快く迎えた長田さん親子でしたが…
平家の敵・義朝の首をとれば、平家から恩賞がもらえるかも。
そう思い、義朝を忙殺します。
これにはいくつかの伝承がありますが、迎えた正月。
初湯に招待したいと義朝を誘い、入浴中に斬り殺してしまいました。
その時、義朝は入浴中だったので丸腰。
亡くなる直前に、『せめて木刀一本でもあれば、こんなことには…』と言い残し、息絶えました。
その現場が、ココなんですね。
↑現在は法山寺というお寺の敷地に湯殿跡があります。
ぱっと見、『池』?かと思ってしまうくらい大きな湯殿です。
当時はこの地に温泉が湧いていたのかは不明。
真ん中に井戸みたいなものがありますよね。
またこの地に伝わる伝承によれば、江戸時代中頃、重病を患っていた青年と富豪の妻が夢のお告げにより、この水を浴用したところ全治したそうです。
湯殿の隅に、源義朝の像があります。
野間大坊の東にある法山寺というお寺の敷地内ですが、一般にも開放されているので、
参拝する事ができます。
※ 続きを読む → 乱橋(みだれはし)
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