「世界一の都市を目指す」。東京都の舛添要一知事はこう公言し、国際金融センター構想や国家戦略特区制度を生かした都心の再開発を進める。だが経済都市としての成長は都政の一側面でしかない。東京は1300万人が暮らす巨大な生活都市でもある。急速な高齢化に備えるハード、ソフト両面の整備が欠かせない。厚生労働相を務め、自らも母親を介護した経験から、舛添知事は街のバリアフリー化などで「福祉先進都市」を目指すと明言。経済と福祉を融合させる難題に挑む。一例が官民連携ファンドを創設して国内外から投資マネーを呼び込み、都内で不足する高齢者施設の整備に充てる構想だ。知事が描く福祉先進都市の未来図は、後を追うように高齢化に突入する世界の大都市のモデルになり得るだろうか。(地方部 舘野真治、映像報道部 中野圭介)
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舛添要一