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防衛相 離島防衛へ警戒監視強化の考え3月21日 22時52分
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中谷防衛大臣は、小笠原諸島の硫黄島を訪問して海上自衛隊の基地を視察し、記者団に対し、中国が海洋進出を活発化させていることなどを念頭に、離島防衛のための警戒監視体制を強化していく考えを示しました。
中谷防衛大臣は21日、太平洋戦争の末期に激戦地となった小笠原諸島の硫黄島を訪れ、日米双方の戦没者の追悼式に出席したあと、海上自衛隊の基地を視察しました。中谷大臣は、およそ100人の隊員に対し、「東京からおよそ1300キロ離れた孤島という厳しい環境のなか、皆さん一人一人の努力で日本の防衛という使命が果たされていることを実感した」と激励しました。
このあと、中谷大臣は記者団に対し、「この基地には空から警戒監視を行う部隊を配置しておらず、その空白を埋めなければならないという認識を持った」と述べ、中国が海洋進出を活発化させていることなどを念頭に、離島防衛のための警戒監視体制を強化していく考えを示しました。
また、中谷大臣はアメリカのメイバス海軍長官と会談し、離島防衛のための合同の上陸訓練などを通じて日米の連携を強化していくことで一致しました。
このあと、中谷大臣は記者団に対し、「この基地には空から警戒監視を行う部隊を配置しておらず、その空白を埋めなければならないという認識を持った」と述べ、中国が海洋進出を活発化させていることなどを念頭に、離島防衛のための警戒監視体制を強化していく考えを示しました。
また、中谷大臣はアメリカのメイバス海軍長官と会談し、離島防衛のための合同の上陸訓練などを通じて日米の連携を強化していくことで一致しました。