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日中韓外相会議 岸田外相「早期の首脳会議を」
3月21日 18時09分

日中韓外相会議 岸田外相「早期の首脳会議を」
およそ3年ぶりとなる日本と中国、韓国の3か国の外相会議が韓国のソウルで始まり、3か国の協力や地域情勢などを巡って意見が交わされているほか、岸田外務大臣は今回の外相会議を早期の3か国の首脳会議の開催につなげたいと呼びかけました。
日本と中国、韓国の3か国の外相会議は、歴史認識の問題などを巡って日本と中韓両国との関係が冷え込んだことなどから、平成24年4月以来、開かれていませんでした。
およそ3年ぶりとなる外相会議は、午後5時すぎからソウル市内のホテルで始まり、岸田外務大臣、中国の王毅外相、韓国のユン・ビョンセ(尹炳世)外相が出席しています。
会議の冒頭、岸田大臣は「3か国の協力を一層促進し、未来志向で強化することが重要だ。きょうの議論を早期の3か国の首脳会議にもつなげていきたい」と述べました。
中国の王毅外相は「中国は3か国の協力を重視しており、歴史を直視し、未来に向かう精神に従って協力の正しい方向を維持できるようにしたい」と述べました。
さらに、韓国のユン外相は「ことしを意味のある年にし、3か国の協力を今後さらに具体化、制度化させていきたい」と述べました。
会議は現在も続いていて、環境や防災、テロ対策など幅広い分野での3か国の協力や、北朝鮮の核やミサイル開発など地域情勢を巡って意見を交わしているものとみられます。

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