『ここだけの話なんだけど、SHIROBAKO は数年に1度のアニメだから見た方がいい』 |
ことわりがき
今回の話には、PENTAXはおろか、カメラの話すら出てきません。アニメの話のみです。SHIROBAKO
Cookpadの宮川さん(@miyagawa)が、IT技術者向けに配信しているPodcast 『Rebuild』内で、最近SHIROBAKOというアニメがプッシュされています。簡単に紹介すると『1本のアニメができ上がるまでのアニメの制作現場の様子をアニメ化したアニメ』という感じです。「それのどこが面白いんだよ」って突っ込まれそうなのですが、その辺り見どころなど詳しくは、Rebuildの以下の回を聞いて頂くと分かり易いかと思います。
- Rebuild: Aftershow 82: Becoming A Robot (hak) 29分50秒 ~ 31分40秒あたり
- Rebuild: Aftershow 84: Games Worth Playing (Naoya Ito) 7分15秒 ~ 9分あたり
さらには、pentax memo 2015-03-26の日記にて
ところでSHIROBAKOは数年に一度のアニメなので見た方がいいと思います。俺も仕事頑張ろうって気になります。とのコメントが。pentaxmemoのakahigeg氏までもがオススメするとなると、
『真のIT技術者はアニメを見る』と言わざるを得ない
書を捨てよ、ひきこもろう
SHIROBAKO前半は、人間関係の調整に苦労する姿が生々しすぎるというか、なんかこう見ていて胸が痛くなりました。とはいえ、話が進むにつれ、いい感じにチームワークが出来上がっていく様は、見ていて応援したくなるというか、気持ちが良いです。
良いです。このアニメ。最新話の23話では、涙腺が緩みかけました。
『Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか
マネジメント本読んでる場合じゃないです。ひきこもってSHIROBAKO見ましょう。
数年に1度のアニメ
pentax memo 2015-03-26の日記にてまあ数年に一度のアニメと呼ぶアニメが毎年ひとつかふたつはあるのは謎ですけど。 ちなみに今年はファフナーも数年に一度の代物ですね。去年はピンポンと蟲師が数年に一度のアニメでした。とのことで、蟲師、良いですよね。個人的には、2014年は『PSYCHO-PASS 2 』(1の方がさらに良い感じ) が数年に1度のアニメでした。この作品のおかげでサイバーパンク熱が再燃し、『ニューロマンサー』や『ジーンマッパー』(小説)、『マルドゥック・スクランブル』(アニメ)に手をだしたりと、1つの作品以上に、サイバーパンクの世界を満喫できました。
あと、『ウィザード・バリスターズ 弁魔士セシル』が良かったです。ファンタジー世界のファンタジーな法律事務所を舞台としたアニメなのですが、リアルな法律事務所あるある、が散りばめられていて楽しめました。(誰得…)
数年に1度のアニメだけ見る方法
『アニメを見ていないだってっ!? 君、人生損してないか』 |
Rebuild: Aftershow 84: Games Worth Playing (Naoya Ito) にて宮川さんが
制作スタジオを見て、見ていいかどうかを判断する。と。毎週アニメの消化に勤しむ現代社会人にとって、とても役に立つ話をされていました。
仮想コンテナとかリアクティブプログラミングにうつつを抜かしている場合じゃなかった!
というわけで、自分の好みを制作会社別に改めて振り返ってみると、こんな感じに。
- ProductionI.G
- 好きな作品: 攻殻機動隊、PSYCHO-PASS、ROBOTICS;NOTES、東のエデン
- GONZO
- 好きな作品: PSYCHO-PASS、キルラキル、銀魂
- シャフト
- 好きな作品: 化物語、荒川アンダー ザ ブリッジ、さよなら絶望先生
- マッドハウス
- 好きな作品: 四畳半神話大系、逆境無頼カイジ 、世紀末オカルト学院
割とはっきり自分の好みの作風とかジャンルが浮き上がって、良い振り返りになりました。制作会社で選べば、数年に1度のアニメを選択的に見れそうな気がしてきました。これを機に、今期からはアニメ見る時間を減らそう。
話は飛ぶけど、SF系が好きな方には、スタジオ・リッカの『イヴの時間』、良いですよ。