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●米どころでも塩水選 (03/26 18:58)
 県産米で初めて特A評価を受けた「青天の霹靂」。作付け面積の半分以上でコメづくりが行われる中南地域でも最初の春作業、種もみの塩水選が最盛期を迎えている。
 塩水選が行われたのはことし40アールに作付けする弘前市の弘前東部地区営農組合。
 作業場では組合員4人が「青天の霹靂」の種もみ18キロを塩水に浸し、底に沈んだ良い種もみを丁寧に選んでいた。
 県産米で初めて特A評価を受けた「青天の霹靂」はことし津軽地方の550ヘクタールで作付けが始まる。
 このうち中南地域では県内で最も多い330ヘクタールに170の農家や営農組合が作付けする。
 塩水選は丈夫な苗を作るために欠かせない作業で、組合員たちは特Aの評価にふさわしいおいしいコメを作ろうと作業を進めていた。
 弘前東部地区営農組合では来月中旬に種まきをしたあと、5月中旬に田植えを行うことにしている。



●評価書に疑問 (03/26 18:56)
 東北電力の海輪社長は東通原発の敷地内断層について「将来活動する可能性のある断層」と結論付けた専門家調査団の評価書に疑問を呈し、適合審査で説明を尽くす考えを示した。
 これは東北電力の海輪誠社長が仙台市で開かれた会見で述べた。
 東通原発の敷地内断層を調べてきた専門家調査団の評価書では敷地内を南北に走るF-3、F-9断層が「将来活動する可能性のある断層」と結論付けている。
 また冷却用の海水を取り入れる重要施設「取水路」の下を通るf-1断層は活断層の可能性の有無について両論を併記し、判断を保留した。
 評価書が確定したことで東通原発の敷地内断層は新規制基準に基づく適合審査で議論され、原子力規制委員会が最終判断する。
 東北電力はこれまでも断層に活動性はないと主張しており、海輪社長は改めて評価書に疑問を呈したうえで適合審査で説明を尽くす考えを示したもの。



●開業PR 実行委設立 (03/26 18:54)
 来年春に迫った北海道新幹線奥津軽いまべつ駅の開業を盛り上げる実行委員会が26日設立され、開業効果の獲得に向けた具体的な事業に取り組む。
 青森市で開かれた設立総会には県や東青地域の市町村、商工団体の関係者たちが出席し、今別町の阿部町長を委員長に選んだ。
 北海道新幹線奥津軽いまべつ駅の開業まであと1年に迫っている。
 実行委員会では大型連休中の催しをはじめ青森ねぶた祭などと連携し、特産品や観光資源などをPRする。
 特に「食」を重点的にPRし、開業前の節目に当たるカウントダウンイベントなどと連動させて大きな機運を作り出す。
 奥津軽いまべつ駅の開業効果獲得に向けて関係機関と地域が一体となった取り組みは、これから本番を迎える。



●「乙女の像のものがたり」 (03/26 18:52)
 十和田湖畔に建つ「乙女の像」の誕生した経緯や制作秘話などを綴った本が完成し、26日十和田市に寄贈された。
 完成した「乙女の像のものがたり」。
 26日は編集や発行に携わった「十和田湖・奥入瀬観光ボランティアの会」の小笠原哲男会長たちが小山田市長を訪ね、完成した「乙女の像のものがたり」を寄贈した。
 この本は乙女の像が1953年に建立されてからおととしで60周年を迎えたのを機に市の支援事業を活用して作られたもの。
 前半は乙女の像が誕生したいきさつが物語として綴られ、後半は制作者の高村光太郎直筆のスケッチなど貴重な資料や制作秘話などがまとめられている。
 「乙女の像のものがたり」は十和田市を通じて市内の小中学校や高校などに贈られるほか、来月1日から十和田市と青森市の書店などで税抜き2400円で販売される。



●27日から春休み (03/26 11:58)
 県内のほとんどの小中学校で26日修了式が行われ、子どもたちは27日から春休みに入る。
 県内の小中学校の8割以上にあたる404校で26日、修了式が行われた。
 青森市の浦町小学校では1年生から5年生まで1年間欠席がなかった子どもたちの名前が読み上げられ、それぞれの学年の代表に表彰状が手渡された。
 続いて中村泰子校長が「よく考えて、考えたことを発表する力を養ってほしい」と呼びかけた。
 教室に戻った子どもたちはさっそく担任の先生から学年最後の通知表を受け取った。
 県内のほとんどの小中学校は27日から春休みに入り、来月7日新学期を迎える。



●警報・注意報すべて解除 (03/26 11:56)
 むつ保健所管内に出されていたインフルエンザ注意報が26日解除され、全ての管内の警報・注意報はなくなった。
 県によると県内65の指定医療機関のインフルエンザ患者は今月22日までの1週間で200人と前の週に比べて106人減り、8週連続で前の週を下回った。
 県内で唯一インフルエンザ注意報が出されていたむつ保健所管内は病院あたりの患者数が6.33人と基準を下回り、県は26日解除した。
 これですべての管内の警報・注意報はなくなり、県は終息に向かっていると見ている。
 ただインフルエンザの患者がまだいることから、県は引き続き手洗いやうがいなどの予防を徹底するよう呼びかけている。



●電動介護用ベッド贈呈 (03/26 11:54)
 NTT東日本青森支店が社員たちから募った善意で福祉施設に電動介護用ベッドを贈った。
 贈呈式は県庁で25日行われ、NTT東日本青森支店の塩谷進さんが弘前市の特別養護老人ホーム松山荘の三浦隆理事長に電動介護用ベッド2台の目録を手渡した。
 受け取った三浦理事長は「利用者や職員の負担が軽減されます。大切に使わせていただきます」とお礼を述べていた。
 NTT東日本青森支店では社会貢献活動の一環としてグループ企業も合わせた社員860人から募金を募り、まいとし県内の福祉施設に介護用ベッドなどを贈っている。



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