2015年3月27日05時44分
東洋ゴム工業(大阪市)が建物に使う免震ゴムの性能を偽装していた問題で、同社が今年8月に移る予定の新本社ビル(兵庫県伊丹市)に、自社の免震ゴムを使っていることがわかった。国の認定基準を満たしていない疑いがあるとして、新たに調べる195棟に含まれる。
同社が26日、明らかにした。新本社ビルの隣にすでに立っているタイヤ技術センター(同)にも使っていた。免震ゴムの検査データを解析し、交換が必要かを判断する。現時点では、新本社ビルへの移転は予定通り進めるという。
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