#xampp : WEBサーバーを外部に公開するには?
xamppを使うと、通常ローカルサーバになる。これをインターネット(外部)から見られるようにするには、以下の設定を行う。
- xamppのApacheのhttpd.confを修正する
- ファイアーウォールの設定でWindowsPCのポートの80番を解放する。
- ブロードバンドルータのポートの80番を、WindowsPCのポート80番に転送する設定を行う。
- 転送先のWindowsPCのIPアドレスを固定アドレスにする
まず1の設定はこう。
c:\xampp\apache\conf\httpd.confの200行あたり
<Directory /> //いろんな設定は省略 //この設定を無効 # Order deny,allow # Deny from all //この設定を追加 Order allow,deny Allow from all </Directory>
ファイルを保存して、xamppのapacheを再起動する。
2の設定は、WindowPCのファイアーウォールの設定でポート80を開ける。ファイアーウォールの設定は「コントロールパネル」から「ファイアーウォール」を選ぶと設定できる(Windows7)。Notronなどのファイアーウォールを使っている人は、Nortonでポート80番を開ける。詳細はGoogleで検索して下さい。
3の設定は、お手持ちのブロードバンドルータのポート転送機能を使って、ブロードバンドルータのポート 80 番を、WindowsPCのポート 80 番に渡すように設定を行う。「ポート転送」や「ポート変換」なるメニューがあるはず。詳細はブロードバンドルータのマニュアルを参照して下さい。
この設定で大事なのは、転送先のWindowsPCのIPアドレスが、DHCPをつかった「動的に指定されるIPアドレス」になっていると、WindowsPCのIPアドレスが一定期間後に別のIPアドレスになってしまい、「ポート転送」に失敗するって事です。なので、転送先のIPアドレスは、「DHCP」を使わない固定のIPアドレスにすることが必要です。
4の固定IPアドレスの設定は以下の方法により行います。
ブロードバンドルータの設定で「DHCPを使ってるんだけど指定のパソコンのIPアドレスを限定で固定にしちゃいましょう」というメニュがあるときはソレを利用します。よくあるこのメニューは「DHCPリース」というもので、ここでDHCPでリースしているIPアドレスの一覧が表示されるので、指定のIPアドレスを「自動」か「手動」かを指定することができます。「手動」にしてIPアドレスを入力すれば、そのPCは必ずそのIPアドレスが使われます(バッファローのブロードバンドルータはそうでした)。
もう一つの方法は、自身のパソコンに自身でIPアドレスを設定する方法です。以下に設定方法を示しますが面倒です。
この固定IPアドレスの設定は、Windows7では「コントロールパネル」「ネットワークとインターネット」で自分のPCのネット環境が表示されるので、「ローカルエリア接続」を選択して右クリックメニューより「プロパティ」を選んで下さい。すると「ローカルエリア接続のプロパティ」ウィンドウが表示されるので、「ネットワーク」タグの「この接続は次の項目を使用します」から「インターネットプロトコルバージョン4」を選択して下さい。すると「プロパティ」ボタンが有効になります。そこで開いたウィンドウに「IPアドレスを自動取得する」にチェックが付いているので、これを「次のIPアドレスを使う」にし、IPアドレスを設定します。
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