めちゃくちゃどうでもいい話をします。
キヤノンの最新ミラーレスカメラ「EOS M3」が発売になりました。
それにあわせてCMがYoutubeで公開されたようです。
……で、CM自体はいいのですが、見ていてちょっと引っかかったことがありまして。
それがこのシーン。
妻夫木聡がカメラを構える場面なのですが、「んっ? 何か変だぞ」と感じたのです。
3月19日に「AV Watch」にアップされていた記者会見の記事をご覧ください。
この記事の中で、妻夫木聡がCMと同じように、EOS M3を構えてファインダーをのぞく場面があるのですが……。
そう、左目でのぞいているんですね。
しかし、CMでは右目です。
動画を見たときに違和感を覚えたのは、「AV Watch」の記事で、妻夫木聡が左目でファインダーをのぞいていたことを何となく記憶していたからなのでした。
ファインダーをのぞく目なんてどっちでも一緒だろ、と思うかもしれませんが、ぜんぜん違います。
人間には利き腕と同じように「利き目」があり、ファインダーをのぞくときは利き目を使うのが普通です。手元にファインダーのついたカメラをお持ちの方は、ためしに普段と逆の目でのぞいてみてください。何か違和感があるはずです。
ちなみに利き腕が右だからといって、右目が利き目とは限りません。あと、利き目に関しても右が多数派です。
で、ここからは想像ですが、妻夫木聡はおそらく左目が利き目なんだと思うんですよね。
だから、記者会見でとっさにファインダーをのぞいた目は左だったのだと思います。
しかし、カメラのファインダーは、基本的に右目でのぞくように設計されています。なので、左目が利き目の妻夫木聡も、CMでは右目でのぞいて撮るようにスタッフから指導されたのでしょう。
だからどうしたと言われると、最初に言ったように「どうでもいい話です」としか言いようがないのですが、
ああ、やっぱりメーカーとしても「ファインダーは右目でのぞくもの」という認識なんだなと改めて思った次第です。
他のメーカーでも全員右目でのぞいているもんね。彼らは本当に右目が利き目なのかもしれませんが。