2015年3月26日木曜日

[F8]Parse for IoTを早速試してみました。

Parse for IoTが発表されました。

ハンダ付けしかできない私がさっそく、試してみます。
Arduino Yunが手元になかったのでRaspberry Piで実行してみます。


ParseのQuick Startはよくできていてページをなぞるだけですんなり動かすことができました。iOS/Android向けのものも、ほぼ同じ使い方でできます。

まずはRaspberry Piの準備です。

Raspberry Pi 2があったので、RASPBIANのイメージを書き込みしたてのもので試しました。

Raspberry Piにログインできたら、SDKに必要なパッケージをインストールします。

sudo apt-get update
sudo apt-get install autoconf automake libtool
sudo apt-get install libcurl4-openssl-dev uuid-dev

次に、embedded用のSDKをダウンロードします。
wget https://parse.com/downloads/embedded_linux/parse-embedded-1.0.0.zip

これを解凍してコンパイル、インストールします。
unzip parse-embedded-1.0.0.zip

cd parse-embedded-sdks
autoreconf -fi
./configure --prefix=/usr
make
sudo make install

SDKがインストールできたら、開発用のプロジェクトを作ります。
これもテンプレートが用意されていて、ダウンロードすることができます。

wget https://parse.com/downloads/embedded_linux/RaspberryPiStarterProject-1.0.0.zip

適宜ディレクトリ名などを変更したら、コーディングです。

取り急ぎQuick Startの通り、Objectの保存を実行します。

バイナリを実行するたびTestObjectが作られていきます。
RESTでJSONを送るだけ。センサーデータをはじめ、いろんなデータを格納できそうです。
格納したデータをiOS、Android、Webの様々なプラットフォームで取り出せます。

次に、Push通知を試します。

実行するとPush通知を待つループに入ります。ここで「Test」を押すとParseからPush通知のJSONが飛んできました。

デバイスにもPush通知が飛ばせるので、遠隔からライトON/OFFなどできそうです。

ここまでコードは2〜3行書いただけ、時間も1時間ちょっと、それもほとんどRASPBIANイメージの書き込み待ちの時間です。
とても楽にデバイスクラウドが作れそうです。

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