伝える極意「プレゼン資料を作ろう〜プレゼンテーション〜」 2015.03.27


「またかい?」。
これを新しくリサイクルすると「ママ〜パンツやぶけた」。
「またかい?」。
これふんどしをパンツにリサイクルしただけか。

(小山茉美)自分の住む町の環境問題を調査したのは東京都世田谷区立芦花小学校の5年生。
3か月かけて調べたことをこうはいの4年生に発表することになっています。
目標は自分たちの思いをしっかりと伝えること。
今回はコンピューターを使って資料作りにちょう戦。
でもみんな初めてのけい験です。
発表プレゼンテーションの極意を教えてくれるのは中川一史さん。
学校やき業などで年間100件近いプレゼンテーションをする中川さんが気をつけているのは…。
(中川)プレゼンというのは単なる発表ではありません。
相手にわかってもらうために説得する。
それがプレゼンです。
相手を説得できるプレゼンテーションとは…。
その資料作りの極意を伝えます。
発表まであと1か月。
4人はどんな資料を作ればいいのかなやんでいました。
ゴミの量や分別方法などさまざまなことを調べました。
その中でもっともきょう味を持ったのはこのリサイクルボックスです。
ゴミをへらすためのくふうは思った以上にいろいろありました。
こんにちは。
(4人)こんにちは。
さてそしたらばこっちを向こうかな。
え〜っとねプレゼンの極意をでんじゅしにやって来ました。
さっそくですが…。
プレゼンテーションとはくわしくわかりやすく伝えること。
では伝え方としてどんな特ちょうがあるのでしょうか?中川さんはパンフレットやかべ新聞とどうちがうのかくらべてみようとてい案しました。
パンフレットは資料と文章で表しものやことのよさを伝えます。
かべ新聞も資料と文章で表し出来事を知らせます。
でここが問題だ。
さっき「くわしくわかりやすく」といいこと言ってくれたよね。
プラス納得してもらわなくちゃいけない。
納得してもらうように話す。
そのために欠かせないこととは?中川さんは極意を伝えます。
プレゼンするときって相手を知らなくちゃいけない。
相手ってどうなんだろうなどこまで知っていてどんなことにきょう味があってということを知らないとそれに合ったプレゼンを作れない。
さて今回のみんなが発表するテーマ…。
そう言われてみんなだまってしまいました。
4年生はリサイクルについてどこまで知っているのでしょうか?たしかめてみることにしました。
(4人)失礼します。
こんにちは。
リサイクルについてあるてい度は知っているという4年生がきょう味を持つこととは何か?もう一度自分たちが調べた資料を読み直します。
4年生がリサイクルボックスのたいせつさを納得し利用しようと思えるようなじょうほうを書き出します。
これらのメモから話の流れを作っていきます。
「えっなんだろう?」「どうして?」「どういうこと?」まず注目させる。
これが必要。
それが終わったら…。
注目説得よびかけの順に話の流れを作る。
中川流極意の一つです。
まず注目から。
4年生がもっともきょう味を持ちおもしろいと思うものは何かを考えます。
でもなかなかしぼりこめません。
自分たちもびっくりしたことそれは思いを伝えるのにたいせつな要そです。
みんなはリサイクルボックスのくふうを選びました。
次に話すのは説得するための事実です。
題材にきょう味を持てるよう身近なじょうきょうからじょじょに世の中へのえいきょうなど話を広げていきます。
そして最後はメッセージとなる伝えたいことをよびかけます。
話の流れができたところでそれぞれの話の内ように合わせた資料を作ります。
黒いのがみんなじしゃくなの?これさっき言っていたけども…。
ちょっと一回見てくれる?いす持ってきて。
例えばこれ。
悪いところはどこですか?ここのシートで伝えたいのは「ゴーヤの実を取るときにほかのくきを切らないようにしましょう」ということを言いたいために作ったの。
これが言いたいんだよね。
ほかどうですか?写真は伝えたいメッセージがわかるものだけにしぼること。
そして話して伝えることは書かずに印象に残る短い言葉だけを書きます。
作り直し始めるとみんなはこのじしゃくの写真にぎ問を持ち始めました。
リサイクルボックスの投入口にあるスチールかんを区別するためのじしゃくです。
アルミかんボックスの写真も小さく入れるけどこの写真も入れる。
それはいいかもしれないね。
じしゃくのアップの写真だけではリサイクルボックスを知らない人にはわかりにくいと考えたのです。
そこで写真を組み合わせることを思いつきました。
じしゃくのアップとリサイクルボックスの写真を組み合わせたのです。
中川さんがもう一つ気になったのがこの資料。
どこがいけないのかわかりますか?これみんなどっかで見たことない?今作り始めたものだけど実はうすい色にうすい字を重ねたりこいバックにこい文字を入れるとわかりにくいよね。
これプロジェクターに出すとよけいに見えにくくなっちゃうから今この画面で見えても見えなかったりするからそこまで考えたほうがいいと思うよ。
プロジェクターでうつすことも考えて使う色に気をつける。
わかりやすい資料を作るには欠かせないことです。
はい景を白にするだけでなく文字を大きくして見やすくなるようにくふうしました。
ほかにもななめだった写真はまっすぐにして大きくするなど手直しを加えました。
中川流プレゼンテーションの極意。
まず伝える相手がどこまで知っているかそして何にきょう味を持っているのかをおさえておきましょう。
話の流れのき本は注目説得よびかけです。
資料にのせる写真は伝えたいメッセージがわかるものだけにしぼること。
そして話して伝えることは書かずに印象に残る短い言葉だけを書きます。
プロジェクターでうつすことも考え使う色文字や写真の大きさそして向きなどにも気を配りましょう。
4年生にリサイクルボックスのたいせつさを納得してもらい利用しようと思わせるプレゼンテーションを目ざし4人は資料を作り直して練習を重ねます。
第19回「わかりやすいプレゼン」お楽しみに!
(4人)これからリサイクルボックスグループの発表を始めます。
2015/03/27(金) 01:20〜01:35
NHKEテレ1大阪
伝える極意「プレゼン資料を作ろう〜プレゼンテーション〜」[解][字]

小学校高学年向け国語・総合的な学習の時間のための番組。子どもたちが文章、話し方、映像などの表現手法に挑戦、自分の考えを伝える「極意」を、表現の達人に学ぶ。

詳細情報
番組内容
自分の住む町の環境問題を調査し、後輩の4年生に発表することになった世田谷区立芦花小学校の5年生。今回は、コンピューターを使って資料作りに挑戦する。しかし、みんな初めての体験だ。そこで、学校や企業で年間100件近いプレゼンテーションをする独立法人メディア教育開発センター教授の中川一史さんが、プレゼンテーションの極意を教える。
出演者
【出演】中川一史,【語り】小山茉美

ジャンル :
趣味/教育 – 幼児・小学生
ドキュメンタリー/教養 – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
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