どこがどうお宝なんだ?こうするとゆれますよ。
いまいちわからん…。
・「秘密の大きなガジュマルでお昼寝」・「海に真ん丸くじらのステージが」・「天使の梯子を登って今度は雲の上」・「そこから君に歌をうたおう」・「ハレヒレホハレヒレホハレヒレハレヒレハレヒレホ」・「ハレヒレホハレヒレホハレヒレハレヒレハレヒレホ」あ〜。
落語をいっしょうけんめいしゃべるとのどがカラッカラなんだよね。
また今日はいいお客さんでよく笑ってくれたからお茶がうまいな〜。
たい平さ〜ん。
どうしたんですか〜?あっこたい平君。
今日はねこの飲み物のよう器が主役なんだよね。
飲み物はこんなふうにペットボトルや缶に入れられて売られているよね。
そこで問題です。
ジャ〜ン!この数字はいったいなんでしょうか?367億?なんだろう?これはね1年間に飲まれる缶とペットボトルの本数なんだよ。
え〜!?そんなにたくさん飲んでるの?このままじゃ日本じゅうがペットボトルだらけになっちゃうね〜。
そうなんだよ。
すごい数だよね。
だからねこうしたものはリサイクルといってしげんとして集めてまた利用するようになっているんだよね。
へえ〜。
ちょっとここ見てもらえるかな。
こんなマークが付いているのを見たことある?これはリサイクルに回せるゴミの印なんだよね。
うん見たことある。
じゃあどうやってリサイクルされてるか知ってる?え〜とお湯でゆすいでまた使うのかな〜?いやいやいや。
リサイクルとはせい品にされたものをもう一度原料にもどして新たなせい品にさい利用するっていうことをいうんだよ。
そこで今日はアルミ缶とペットボトルに注目してどのようにリサイクルされているのかを見てみよう。
まずはアルミ缶から。
この日はしげんゴミの回しゅう日です。
アルミ缶はスチール缶といっしょに集められます。
一日に集められる缶のゴミの量はおよそ…。
うわ〜!た〜くさんある〜!まずは機械を使ってアルミ缶とスチール缶を分けます。
リサイクルのしかたがそ材ごとにちがうからです。
分けられたアルミ缶は運びやすいよう小さなかたまりにします。
静岡県にあるリサイクル工場です。
アルミ缶のかたまりはここでもう一度分別されます。
アルミニウム以外のものが交ざらないようにするためです。
ベルトコンベヤーの上に強力な磁石が付いています。
スチール缶も鉄くずも見のがしません。
あっ今くっついた。
しっかり分別されたアルミ缶を700度のろの中に入れます。
ドロドロにとけてえき体になったアルミニウム。
型に流しこみます。
アルミニウムのかたまりができました。
リサイクルの原料になる…この再生地金からアルミ缶を作ります。
まずはきょ大なローラーを使って板じょうにのばします。
あ〜だんだんうすくなってきた〜。
今度はアルミの板から丸い板を切りぬきます。
その一つ一つの形を整えると完成です。
こうしてすてられたアルミ缶がふたたびアルミ缶になりました。
アルミ缶がもう一度新しいアルミ缶に生まれ変わるんだね。
そう。
アルミ缶は90%以上利用されているからリサイクルのゆう等生ってよばれているんだよ。
ちょっとこれを見てもらおうかな。
これはねアルミニウムを新しく作った場合とリサイクルした場合どのくらい電気を使うかくらべたものなんだけれどもまず新しいアルミニウムはボーキサイトという原料から作られる。
工場ではボーキサイトからアルミニウムを作る時にたくさんの電気が必要なんだよね。
そこでこんなふうに発電所からたくさんの電気を送ってアルミニウムを作っている。
だからアルミニウムのことをね「電気のカンづめ」ってよばれているんだ。
一方リサイクルの場合はさっきVTRで見たようにアルミ缶をとかして再生地金にする。
この場合電気は新品を作る時のわずか…ほら3%ですんでしまうんだよ。
すごいじゃない。
アルミ缶のリサイクルってかんきょうにやさしいんだね。
そうだね。
じゃあペットボトルの場合はどうだろうか?きっとペットボトルもアルミ缶と同じだよ。
そうかな〜?それじゃペットボトルのリサイクル見てみよう。
回しゅうされたペットボトルがしゅう集所に運ばれてきました。
わ〜たくさん集まった〜。
集められたペットボトルは真っ先に分別されます。
ペットボトルのリサイクルのためには欠かせない作業です。
種類ごとに分けたりよごれを落としたりします。
分別されたものは20kgぐらいのかたまりにまとめられます。
神奈川県にあるペットボトルリサイクル工場です。
ここでもまずは分別です。
運ばれてきたペットボトルはいったんバラバラにして機械にかけられます。
これはプラスチックの種類を見分けるそう置です。
X線を使ってペットボトル以外のよう器を見つけ出し取りのぞきます。
さらに色のついたペットボトルは人の手で取りのぞきます。
ていねいに分別するんだね〜。
続いてペットボトルを2回に分けてくだきます。
より細かくすることでラベルなどを取りのぞくためです。
一つぶの大きさはおよそ8mm。
これをフレークとよんでいます。
フレークはきょ大なタンクに入れ特別な薬品を使って表面のよごれを取りのぞきます。
えきにつける前と後のじょうたいをくらべてみました。
わ〜キラキラしてる〜。
最後は150度の温度でかんそうさせます。
よごれがすっかり落ちて真っ白なフレークができました。
これでようやくリサイクルの原料になるのです。
どうですか?こうやってフレークが作られているんだよね。
そしてこれらがそのフレークをもとに作られたリサイクルせい品です。
ほらネクタイや作業着など衣類になったり商品を包んでいるもの。
例えばイチゴなんかが入っているパックタマゴのパックになったりそれからほら商品をカバーするこんなものにもなってるんだよね。
そしてせん面器なんかにもなっちゃっているんだよ。
へえ〜いろんなものにリサイクルされるんだ〜。
そうでしょう。
ここにペットボトルのリサイクル品のデータがあるんだけど見てもらおうかな。
シートっていうのはタマゴのパックのようなもの。
さっき見たアルミ缶はふたたびアルミ缶になったけどペットボトルのほうはせんいやシートになるわりあいが高いんだよね。
なるほど〜。
ところでたい平さん。
ペットボトルのリサイクルもかんきょうにやさしいんですか?そうだね。
それじゃアルミと同じようにくらべてみようね。
新品のペットの原料は石油です。
この石油から工場を通ってペット樹脂というものが作られます。
一方リサイクルの場合はペットボトルが工場に入るとフレークというものになる。
このペット樹脂とフレークくらべると使う石油の量は…見てよ。
ほら。
およそ76%ですむっていわれているんだよ。
やっぱりリサイクルしたほうがかんきょうにやさしいんだ。
じゃあリサイクルをどんどん進めていきましょう。
いやいやちょっと待ってよ。
たしかにリサイクルはかんきょうにやさしいんだけれどもほかにも考えなくてはならないことがたくさんあるんだよね。
ではもう一度リサイクルのVTRよ〜く見てみよう。
まずペットボトルや缶を回しゅうする時には車を走らせ何か所にも分かれているしゅう集所を回っていたよね。
この時車のガソリンや集めるための手間がかかっているんだ。
それから集めたあとはきれいにあらったりリサイクルしやすいように仕分けをしなければならない。
しゅう集所などからリサイクル工場まで運ぶ仕事もあるよ。
リサイクル工場の中でもいくつもの作業があるのでたくさんの人が働いているんだ。
そうか。
リサイクルするためにはいろんな人がかかわっているんだね。
そう!そこだよこたい平。
ナイスだよ。
ちょっとこれを見てもらおうかな。
これはアルミ缶のリサイクルの流れをかん単にまとめたものなんだけれどもリサイクルされるまでにはいろんなだん階があるんだよね。
さっき電気や石油で見てきたデータはこの青い部分のリサイクル工場だけを見てきたんだ。
これ以外の所でも缶を集めたりよけいなものを取りのぞいたりといろいろと人手がかかっていた。
エネルギー時間とかをふくめてリサイクル全体の流れを見わたして考えなくてはだめなんだよね。
(おじいちゃん)ゴミを出せばそれで終わりじゃないんじゃな。
(母)リサイクルっていいことばかりだと思っていたけど。
(父)もっといろんな面からそう合的に考えなくてはいけないんだな〜。
(バブたい)バブ〜。
バブ〜。
たしかにそのとおり!最近ではリサイクルだけでなくあらってそのまま使うリユースも注目されるようになっているんだよね。
う〜ん。
じゃあたい平さんも古くてうもれたネタをもとに新しくリサイクルしておもしろいネタに作りかえないといけないかもしれないな。
「おっかさ〜んふんどしがやぶけちゃったよ〜」。
「またかい?」。
これを新しくリサイクルすると「ママ〜パンツやぶけた」。
「またかい?」。
これふんどしをパンツにリサイクルしただけか。
2015/03/27(金) 01:05〜01:20
NHKEテレ1大阪
ど〜する?地球のあした「ホントにお得?リサイクル」[解][字]
資源ゴミをもう一度原料として再生するには、電力などのエネルギーはもちろん、それ以外にも相応の手間や費用がかかることを、缶やペットボトルのリサイクルを例に考える。
詳細情報
番組内容
製品にされたものを原料に戻して、新たな製品に再利用する「リサイクル」。それには、電力などのエネルギーはもちろん、収集・分別や運搬など、相応の手間や費用がかかっているが、あまり意識されていない。製品の90%以上がアルミ原料に再生される「リサイクルの優等生」アルミ缶と、飲料などの容器に幅広く使われているペットボトルについて、資源ゴミとして収集された後の行程をたどり、リサイクルの現実を考える。
出演者
【司会】林家たい平,【語り】駒村多恵
ジャンル :
趣味/教育 – 幼児・小学生
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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日本語(解説)
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