超インテリクイズバトル「THE博学」春の3時間スペシャル 2015.03.26


八木・林:『THE博学』。
最高難度の問題を自分の言葉で説明出来る人こそ博学と言う
詰め込んだ知識など博学ではないのだ
では、日本の最高峰東京大学
その出身者は果たして博学と呼べるのか?
八木:どんな推測を今、頭の中でグルグル考えていらっしゃいますか?
自身も東大卒、林修が日本中の面白い本から知識人に挑戦状を叩きつける
堀江:う〜ん。
なんか違う気もするんだけど、なんかいいアイデアが思い浮かばない。
なんかあったと思う。
今話題の脳科学者中野信子の著書から出題
道端に置くだけでごみのポイ捨てを画期的に減少させたというあるものとは?
坂本龍馬の歴史的に有名な写真
この台に隠された目的とは?
テレビの前のあなたも知識と想像力を働かせれば答えられる問題ばかりを用意
今夜は出場者10人のうちなんと5人が東大出身者
彼らの知識は本物なのか?
しかし、迎え撃つのはクイズ王、やくみつるをはじめとする世間では博学と思われているエキスパートたち
もう一度、言おう
問われるのはただの専門知識ではない
想像力、ひらめき全てを総動員すれば必ず正解へと導き出せる
八木:正解です。
堀江:すげえ。
林:これは難しいと思ったんですけどスパッと出ましたね。
異端児、ホリエモンこと堀江貴文は博学なのか?
各界の知識人が今夜限りの大集結
博学ナンバー1を大決定する
ファーストステージプロフェッショナル試験。
林:それでは参りましょう。
最初の解答者は堀江貴文さんです。
堀江さんこういう番組に出られるのすごく珍しいですよね?堀江:そうですね。
10年ぶりぐらいですね。
林:10年ぶりぐらいですか。
林:いかがですか?こういう時。
久しぶりに座られた感想は。
いやいやもう大先輩方ばかりなので。
僕、多分、年齢、ここで1番か2番目に低いぐらい。
八木:さあそれでは参りましょう。
林:問題は、こちらの本から。
堀江:簡単なの、くるといいな。
最高難度の問題を自分の言葉で説明出来てこそ、博学
林修はホリエモンに超難問を用意して待ち構える
世の中には、こんな本がある
脳科学者、中野信子が書いた『脳はどこまでコントロールできるか?』
中野:え〜?
この本の中で人間の記憶力について興味深い記述がありました
そもそも、人間の脳には記憶や空間学習に関わる海馬という部位があるのですが…
ロンドン大学の研究グループがロンドンで活動する様々な職業の人の脳を調べたところその海馬が一般市民よりも大きくなっている職業がありました
なぜ、この職業の人々が記憶に秀でていたかというとそこにはロンドンという大都市ならではの理由があったそうです
ちなみに、この職業は日本でもよく見られる一般的な職業というのですがここで問題
林:はい、ここで問題です。
ロンドンの研究グループが発見した記憶を司る海馬が、一般市民より大きくなっている職業とは一体なんでしょうか?それでは口頭でお答えください。
八木:理由を説明しながら…。
堀江:わかりました。
えっと、ロンドンでその職業って多分、他の都市よりもすごく優れた人たちが多いんだと思います。
堀江:僕、よく、その職業の人と交流する事があって。
八木:ええ。
堀江:なので、すごく僕は…。
ロンドンのこの職業の人はすごく優秀なんですよ。
林:なるほど。
じゃあちなみに、その職業とは?堀江:言っていいんですか?八木:はい、どうぞ。
正解は?タクシー運転手だと思うんですけど。
八木:そして、それはなぜ?堀江:ロンドンのタクシー運転手って、すごい道をよく知らないとダメなんですよ。
堀江:だから、多分…ロンドン中の多分、道を全て記憶してるぐらい彼らは、すごく優秀なんですね。
だから、すごく尊敬されてる職業というか。
林:なるほど。
という事で、堀江さんのお答えはタクシー運転手であると。
果たして?八木:お見事、正解です。
もう、知ってらっしゃった?堀江:いや知ってらっしゃったっていうかそんなの知るわけないじゃないですか。
堀江:知るわけないけどロンドンで記憶が大きくなってるの誰だろうなと思ってちょっとヒントっぽい事が出たんで、よかったなと思って。
正解は、タクシードライバー
では、なぜタクシードライバーの海馬が発達しているかというとそこには、大都市ロンドンのタクシードライバーになるための非常に難しい資格認定試験が関係しているそうです
その試験とはおよそ2万5千あるといわれるロンドン中心部の道路を全て記憶しなければならず…
さらにある決められた2つの地点を結ぶ最短ルートを答えるなど超難関の試験
そのため合格に必要な学習時間は平均3年ともいわれ記憶を司る海馬の発達に影響しているそうです
八木:これは中野さん、もう…。
中野:そうですね。
ここで、この本の著者である脳科学者、中野信子から補足博学
この話は、この話だけ聞くと元々、海馬が大きい人がタクシードライバーになるのかタクシードライバーをやると発達するのかわからないですよね。
そこで補足なんですけどもロンドン大学のグループは年数でプロットしたんですよ。
タクシードライバーをやってる年数で。
そうすると長くやってる人ほど海馬が大きいという事がわかった。
橋本:どこまでも大きくなるんですか?八木:大人になっても海馬は開くというか…。
中野:15年ぐらい前までは大人の脳の神経細胞って全部死んだら、もう戻らないといわれてたんですが15年前に、大人の脳でも神経新生が起きるんだという事が見つかったのが海馬と前頭前野なんです。
中野:この2か所では新しく神経が生まれるんですね。
それが、もしかしたら関係してるかもしれないです。
林:じゃあ、歳を取ってからも諦めてはいけないと。
そうですね。
歳を取ってからも色々刺激が入った方が。
高畑:タクシーの運転手さんねお芝居もよく見てるんだって。
だからあの芝居はどうだったとかそういう事も言うんだってロンドンのタクシーの運転手さんは。
まずは、東大出身ホリエモンが順調にクリア
今夜は最高難度の問題が続くが果たして、ナンバー1博学は一体、誰なのか?
それでは本日のルールを発表
皆さんには脱落者が出るサバイバル方式で計3ステージを戦って頂き最後に勝ち残った者が「THE博学」の称号と知の旅を獲得する事が出来ます
林:今日は本当に大変、せん越ながら誰かに本命を打つなんて事が出来ないぐらいのハイレベルなメンバーですね。
八木:はい。
ちょっとドキドキしますけど。
林:ちなみに、やくさん、先日の『Qさま!!』スペシャルで優勝されて。
やく:頂戴しました。
林:これ、2冠がかかってるって事ですよね。
やく:週に2冠。
八木:あっ!すごい!やく:頑張らないといけないですね。
八木:取ったらねちょっと、伝説になりますね。
八木:しかも、今回半分が東京大学出身という…。
林:たまたまですね。
八木:いや、この感じが…。
八木:司会もね半分は東京大学ですから。
林:偶然ですって。
八木:堀江さん、自信たっぷり?堀江:僕、全然ないです。
だって、僕、舛添さん、多分僕が教養学部1年生だった頃に准教授で、舛添ゼミはやばいって言われてましたから。
八木:厳しいって事ですか?堀江:英語で全部授業をして。
堀江:一番やばいゼミだった。
自分の言葉で説明出来てこそ博学。
続いては…
東大出身でありながら現職東京都知事
最高難度の問題果たして、正解なるか?
世の中には、こんな本がある
林:続いての出題はこの本からです。
八木:語源から世界の歴史を紐解く一冊です。
その50ページを開いてみるとアメリカでよく食べられるターキーについての記述が
ターキーは北アメリカ大陸のカナダからメキシコにかけて生息する鳥
しかし、ターキーという言葉は本来、トルコという意味
これは、16世紀スペイン人が、メキシコからこの鳥を持ち帰った時
トルコ経由で持ち込まれた別の鳥と間違えてターキーと呼び始めた事に由来するそうです
一方、日本ではターキーを七面鳥と呼びますがそこにもある理由がありました
それでは、ここで問題
八木:日本で、ターキーが七面鳥と呼ばれるようになった理由とは、一体なんでしょう?舛添:その時、我々がこの鳥が来た時に、見た時にどういう顔に見えるか…。
怒った顔に見えるとか赤いの…。
それで、横から見たら天狗みたいに見えるとか7つの相があるというような形で言ったんではないかと。
林:なるほど。
舛添:要するに、見る方向で…。
林:色々な風に見えるという事?舛添:そんな感じかなと。
あんまり自信ありません。
林:それでは、果たして?八木:うーん。
加藤:答えてもらっていいですか?
東大出身シンガーソングライター加藤登紀子。
その知識は本物なのか?
八木:では、加藤さんお答えください。
なんとなく、日本人は初めて、この鳥に巡り合ってちょうどアメリカ人の人たちっていうのは日本人と違って顔色が赤かったり色々変化…違う色に見えるのでその印象をね、その鳥に託して七面鳥と呼んだのではないか。
だから、七面鳥と呼んだ。
林:要するに白人の印象を持ち込んだ鳥に被せてというか、託して表現したと。
それで七面鳥という名が付いたと。
果たして?加藤:ああ…。
八木:うーん。
ここまで東大出身者が連続不正解
言語のスペシャリスト金田一の答えは?
金田一:多分、ニワトリなんかもそうだけど顔の色が変わるじゃないですか。
そこが面白かったんじゃないですか?そういう、色が変わる表情が変わるという事で七面鳥と。
あの、顔の色が変わる。
林:そもそも変化する。
金田一:変化しちゃう。
林:ですから、その様子を七面鳥という名前で表現したという事ですね?果たして?八木:正解です。
八木:ちょっと、改めて正解の方をご覧ください。
どうぞ。
正解は、皮膚の色が変わり7つの顔を持つように見えたから
七面鳥は頭から首にかけての皮膚が露出しているのですが興奮すると、この部分が赤、青、紫などに変化し7つの顔を持つように見える事から七面鳥と呼ばれるようになったそうです
同じ七面鳥でもご覧のとおり
確かに、色が全然違いますね
東大2人が失敗した問題に言語学者、金田一が見事正解!
自分の言葉で説明出来てこそ博学
東大が勝つとは限らないぞ
続いての解答者は…
2014年、紫綬褒章を受章女優、高畑淳子
彼女に出題するのは日本の女性にまつわるこんな問題
世の中には、こんな本がある
林:続いての出題はこの本からです。
八木:シリーズ累計175万部日本史の新常識がわかる本です。
その348ページには平安時代の女性についての記述が
平安貴族を描いた絵を見てみると…
当時の女性の衣装は十二単という何枚もの着物を重ね着したスタイル
さらに、必ずと言っていいほど手には扇を持っています
しかし、この扇現在のように暑さをしのぐなど風を起こす道具であるとともにそれ以外に大きく3つの用途があったとこの本には書かれています
1つ目は、人を呼ぶため
これは、簡単には体を動かせない重ね着した女性がちょっとした用を頼む時などに使っていたと言われています
2つ目は、袖の中に手が入るのを防ぐため
何枚も重ね着した袖の中にうっかり手を入れるとなかなか出せなくなってしまうんだそうです
そして、3つ目
これは、平安女性が扇を持つ最大の理由なんですがそれは、現代にはない平安時代特有のある習慣が関係しています
では、ここで問題
林:平安時代の女性が扇を持っている最大の理由とはなんでしょうか?高畑さん、お答えください。
現代にはないんですか?これ。
林:そうです…、う〜ん…。
まあ、ちょっと申し上げにくいです。
でも、平安時代の習慣が非常に大きく影響しております。
じゃあ、違うのかな?これは、顔をばれないようにするためだと思うんですよね。
絶対、何か、事があった時に色んなゴシップが流れないように色んな所に行かなきゃいけない時には必ず顔を隠して参るとか顔を隠すためだと思います。
林:主たる目的は顔を隠すためと。
はい、果たして?八木:正解です。
八木:ちなみにこういう平安時代の役で扇を持ってなさった事は?高畑:ないです、ないです。
でも、『源氏物語』とかどこどこ来いよって言った時にばれちゃいけないなっていうそういう時代だから…。
平安時代の女性が扇を持っている最大の理由それは、顔を隠すため
平安時代、女性が男性に顔を見せる事は、ほとんどなく身分の高い女性はたとえ相手が親兄弟でも屏風や几帳越しに話をしていたんです
この習慣は、現代の女性がバストやヒップを見せないのと同じで一種のタブーとされていました
今隠すのと、ちょっと理由が違うというのが…。
ここは、隠すべきところだったんですね。
林:のようですね、当時は。
堀江:恥ずかしいところとかありますからね。
高畑:ここが恥ずかしい?八木:顔が恥ずかしい…。
中野:姿が見られてはいけないので御簾のそばに立つのもはしたないとされてたんです。
続いての問題は東大出身、八田亜矢子
最高難度の問題自分の言葉で正解なるか?
世の中には、こんな本がある
言わずと知れたアップルの創設者スティーブ・ジョブズの全てが詰まった伝記『スティーブ・ジョブズ』
読みました、この本。
その118ページにはあの有名な会社の誕生秘話が
天才経営者スティーブ・ジョブズ
彼が1976年に生んだコンピューター会社といえばMacintoshやiPhoneでお馴染みのアップルコンピュータ
この、アップルというポップな社名もスティーブ・ジョブズ自らが名付けたのですがそこにはある意図が込められていました
その理由の一つとしてアタリという会社の存在があります
アタリ社は、当時アメリカを代表するゲーム会社で元々ジョブズも大学を中退したあと勤めていた会社なのですが…
それでは、ここで問題
八木:スティーブ・ジョブズがアタリに勝つために社名をアップルと名付けた理由とは、なんでしょうか?
最高難易度の問題を自分の言葉で説明せよ
博学ナンバー1決定戦
八木:スティーブ・ジョブズがアタリに勝つために社名をアップルと名付けた理由とは、なんでしょうか?八田:えーと、確か、アップルえーと…。
リンゴって聖書で知恵…知恵アダムとイブが最初に食べた果実がリンゴでリンゴを食べた事によってなんだっけ?知恵とかを得たっていう話かな?とは思ったんですけどアタリよりも前先に行くっていう意味でアルファベット順でAって一番最初ですよね?で、そのアルファベット順に会社名が並んでいった時にAT、多分、アタリがATALだかRだか…で、Iよりも前にくるためにpってTより先ですよね?アルファベット順だと。
だから、ちょっと前にいくっていう意味でアップルにしたのかな?林:わかりました。
アルファベット順で並べた時にアタリよりも前にくるように。
それで、ATよりも先のApのアップルにしたという事で。
八田:はい。
林:果たして?八木:正解です。
八田:えーっ!林:これ、すごいなあ。
堀江:読んでたの?これ。
堀江:アタリって任天堂みたいな会社ですよ、だから、昔の。
日本でいうところの任天堂みたいな会社で。
だから、任天堂はそれを見て戦略をとって大成功したんです。
それぞれのアルファベット表記を比べてみると…
1文字目は、同じAですが2文字目は、p、Tで電話帳ではアップルの方が先にくるんです
1976年、当時はまだインターネットも普及しておらず電話番号を調べる時は電話帳を使っていました
ライバルよりも先に利用者の目につくよう社名にも工夫を凝らしていたんです
ちなみにアップル以外の名前の候補はマトリクス、エグゼクテックパーソナルコンピューターズなどがあったそう
という事で、正解は電話帳で、アタリよりも前にくるから、でした
東大出身、八田もさすがといったところ
今夜は、最高難度の問題が続く熾烈な戦いとなるが…
八木:では続いての問題に参りましょう。
さあ、続いては…。
先日、『Qさま!!』でも優勝を果たした、やくみつる
果たして、クイズ王は本当に頭がいいのか?
世の中には、こんな本がある
現職東京都知事が描く東京の未来予想図
舛添要一さんの『東京を変える、日本が変わる』
その78ページを開いてみると待機児童の問題を取り上げています
働く女性が出産をためらう現実として保育所の絶対的な不足と述べています
実は、東京だけでも保育所に入れない子供たちが8千人を超えている現状
そんな中待機児童を減らすため就任会見でこんな発言をしています
待機児童をゼロにするためある場所に保育所を作りたいと考えているそうで…
そこは、働く親にとても都合がいい場所だと考えられているのですがここで問題
林:都知事、舛添要一さんは保育所を作る上で都合のいい場所はどこと考えていらっしゃるのでしょうか?
最高難易度の問題を自分の言葉で説明せよ
博学ナンバー1決定戦
林:都知事、舛添要一さんは保育所を作る上で都合のいい場所はどこと考えていらっしゃるのでしょうか?お答えください。
どうぞ。
やく:子供は社会が育てねばなりませんのでね。
親御さんが働いてるとなればそのまた、さらに親御さんの世代に面倒を見て頂くのがよかろうというふうに考えますと今、同様に都内に増えつつあるお年寄りの施設ですね。
介護ホームとか。
その類いのところに併設しておじいちゃんおばあちゃんの世代にお孫さんの世代を面倒見て頂きましょうと。
そう考えるのが合理的ではないかと存じますので。
林:それでは、果たして?やく:違うの?八木:素敵なアイデアでそういうところもね結構出てきてますけれども…。
林:あの、あとでご本人いらっしゃいますから思いの丈をぶつけて頂いてですね…。
舛添:すみません。
最高難易度の問題を自分の言葉で説明せよ
東大出身、脳科学者中野信子の答えは?
中野:働く立場になってみますと便利な場所となりますのは…。
まあ、交通の要衝とかかな?と思ってですね…。
すごい、安直ですけど駅とか…。
まあ、そういった場所かなと思います。
まあ、シンプルに考えて。
林:シンプルに駅でよろしいですか?中野:うーん…で、いいですかね。
八木:ちょっとやけ気味になってますか?林:承りました。
中野さんのお答えは駅という事で、果たして?八木:正解です。
やっぱり、介護施設が一緒の雰囲気でなければ交通の方だったという…。
ちょっと、それでは正解を改めて見てみましょう。
正解は、駅構内でした
就任会見を見てみると…
というのも出勤途中の駅で子供を預け帰宅時にピックアップする方法が最も望ましいと考えているからなんです
ちなみに、こちらは都知事就任前からある保育所ですが…
改札を出てすぐの駅ビルにあるため働く親に特に便利と好評のようです
八木:正解は、駅構内という事で中野さん、お見事。
10ポイント獲得です。
舛添:駅に併設すると…。
だって、赤ちゃん抱いて職場に保育所があってもあの満員電車で行くの大変だから預けていって今度、帰ってくる時ピックアップするっていうのがいいんじゃないかなと思って。
今、色々やろうとしてます。
それで、やくさんの答えも全部間違いではなくてやっぱり、お年寄りと子供たちが一緒にいるっていうのは非常にいいんです。
だから、都営住宅を5階建てを10階建てに建て替えるとスペース空きますね。
普通、ショッピングセンターしか考えないんだけどそこに老人の介護施設と保育所を同時に入れると。
そういう事も考えてるんでまあ、発想は非常にいいですね。
もうちょっと都政をよく見ないといけないですね。
見た事ないですもんね。
八木:会見でねやってらっしゃったんで見た方もいるかもしれません。
クイズ王、やくみつるが失敗し東大、中野信子が見事正解
やはり東大勢は本物なのか?
続いては、『ワイド!スクランブル』でMCを務める橋本大二郎
出題は、天気にまつわるこんな問題
世の中には、こんな本がある
続いての出題はこちらの本からです。
八木:営業トークからお財布の節約術まで知っておけば仕事で役立つ天気の秘密が書かれた1冊。
夕立のあとふと空を見上げると虹がかかっている
そんな経験、皆さんあるんじゃないでしょうか?
鮮やかに弧を描いた7色の色彩は私たちの心を、晴れやかな気分にさせてくれます
しかし、私たちは様々な方向で偶然、虹の姿を見ているかと思いきや実は、その虹が出る方向には決まった法則があるそうです
ここで問題
八木:虹が現れる方向には実は、決まった法則があるそうですが一体、どんな方向に現れるのでしょうか?八木:最も博学な説明でお答えください。
橋本:滝のあるとこなんかに虹がかかると。
方向っていう意味が…。
じわじわ出てくるのかな?なるほど。
じゃあね下の方から上の方に向かって。
林:わかりました。
八木:見える?橋本:見えるというか出てくる。
では、下から上に向かってという事で。
それでは、果たして?八木:ねえ。
なかなか、これは…。
ヒントも難しいんですけれども。
自分の言葉で難問に挑め
続いては、立教大学卒業徳光和夫
徳光:こういうの東大の人だとわかるんだろうね。
こういう答えでもいいんですかね?湿気の多い方向に現れるとか。
林:湿気の多い方…。
う〜ん、なるほど。
それをお答えとして承ってよろしいでしょうか?徳光:僕それしか浮かばないんですいませんけど、それじゃあ湿気の多い方向に現れると。
林:虹が出ると。
それでは、果たして?堀江:うわ、回ってきちゃった。
徳光:やっぱり、そうだよな。
八木:これは、なかなかヒントも出しにくい問題なんですよね。
10年ぶりのクイズ番組出演となる、堀江貴文
先ほどは正解したがこの問題は、果たして?
虹以外で、こういう7色の光を出そうと思うとプリズムっていうのがあってプリズムに光を当てると光から拡散して七色の光が出るんですけど。
つまり、霧とかが…、水蒸気が多分、そういうプリズムのような役割を果たしてそういうふうになってるんだと思うので多分、光源の話をしてるのかなと思ったんですよね。
光源が太陽だから太陽の反対側に出るとか…。
堀江:反対側なのかな?それはちょっとわかんないんだけど。
滝を見たら太陽が、こうやって当たってる…太陽とは逆側に虹が出るっていうような事でいいのかな?というふうに思ってました。
林:それでは、その太陽の反対側という答え、いかがでしょうか?果たして?ああ、よかった!八木:お見事、正解です。
これは、光源という事が…。
林:ホースでビューッてやると向こう側から、日を浴びてやるとこっち側に出ますよね。
徳光:ああ、そうですか。
正解は太陽がある方の反対側の空
虹の正体は、空気中の水滴に太陽の光が反射したり屈折して7色に分かれて見える現象です
そのため自分のいる位置から見て、必ず太陽を背にした方向にしか現れないのです
ちなみに、鮮やかに見える虹とぼんやりしか見えない虹とでは水滴の大きさが関係しており水滴が大きいほど色がくっきり見えるそうです
八木:という事でお見事、堀江さんまた10ポイントを獲得です。
橋本:勉強になりました。
徳光:光源っていうね、そういうなんか推理と言いましょうか…。
堀江:プリズムが思いついたんで頭の中で。
橋本大二郎、徳光和夫が失敗した問題を見事クリアした東大ホリエモン
この男の知識は本物なのか?
ここで現時点のおさらいをすると堀江を筆頭に東大勢も、まずまずの正答率
しかしまだまだ混戦模様だがここからは、瞬発力も試されるこんな問題!
八木:ここでショート博学の問題に移らせて頂きたいと思います。
ここからはですね口頭で出題を致します。
お一人ずつ出題しまして20秒以内に1回だけ解答出来ます。
知識を振り絞ってお答えください。
このショート博学はその人にちなんだ問題を用意
ここは全員正解したいところ
テレビの前の皆さんも脳の瞬発力が試される問題に挑戦してみてください
まずは元厚生労働大臣の舛添都知事に薬の問題
林:それでは舛添さんの問題は、こちら。
『日本史の舞台裏大全』の211ページから出題します。
八木:戦国武士が携帯していたとされる2つの常備薬。
1つは衰弱防止に利用されたとされる胡椒。
では、息切れを整え体力を回復する他のどの渇きを癒やす効果もあったとされるもう一つの常備薬とは一体なんでしょう?ちなみにこれは、ある食べ物です。
八木:息切れを整え体力を回復する他のどの渇きを癒やす効果もあったとされる。
舛添:梅干し!八木:正解です。
林:お見事。
八木:どうしてそう思ったんですか?舛添:あのー、私も、こういう時梅干し食べるんですよ。
八木:そうなんですね。
のどの渇きを癒やすとか。
舛添:ええ。
八木:そういう時に。
林:唾液の分泌を促す作用があるという事でしょうね。
シンガーソングライター加藤登紀子には日本語の問題
林:『日本の大和言葉を美しく話すこころが通じる和の表現』の169ページから出題します。
八木:夕暮れ時薄暗くて、向こうから来る人がわからない時のあの人は誰?という心象が語源。
夕方を表す、この大和言葉とはなんでしょう?加藤:あの人は誰?という心象が語源。
夕方を表す…。
たそがれ。
八木:正解です。
これは、もうパッと、すぐ。
林:金田一先生ちょっと、解説頂けますか?金田一:夕方っていうのはね怖い時なんですよ。
逢魔時っていって顔が、よくわかんない一番見えにくい時間なんですよね。
それで、向こうから来る人があの人、誰だろうな?で、たそがれ。
「誰ぞ彼は」という事です。
加藤:でも、意味は初めて今日、知りました。
「誰が彼」っていう意味から来たんだっていう事は。
日本語に精通する金田一には日本の地理にまつわる問題
林:『ふしぎな国道』の18ページから出題します。
八木:日本の道路の中で国が建設、管理しているものを国道と言います。
基本的には、道幅が広く多くの自動車が通行するものが多いのですが、ここで問題。
『津軽海峡冬景色』の歌碑が立つ青森県は竜飛崎。
その突端を走る国道339号の一部は自動車が通行出来ません。
そこには一体何があるのでしょうか?お答えください。
金田一:ええ…。
自動車が通れない…。
金田一:階段。
金田一:よし。
八木:正解です。
どうして階段だと?金田一:いや、わかんないけど。
堀江:有名な話です。
金田一:そうなんだ。
八木:実は、この階段国道学校の登下校に生徒が頻繁に利用する事から通学を楽にするため坂道だったところを階段に整備したんです。
堀江:国道って、国道と繋がらないといけないんですよ基本的には。
金田一:なるほどね。
紫綬褒章を受章した高畑には日本の文化から出題
林:『日本人のしきたり』の168ページから出題します。
八木:室町時代お茶菓子を買う時に誰がいくら出すかを決めるなど公平に物事を決める際に行われていたというあみだくじ。
では問題。
あみだくじと呼ばれる語源となったものは一体なんでしょう?高畑:南無阿弥陀仏。
高畑:違ってる?林:つまりお経という事ですね?高畑:うん。
林:南無阿弥陀仏だとお経、経文ですがよろしいでしょうか?高畑:あみだくじなみあむ…あれ?もう、直感で。
はい。
念仏です。
林:念仏。
八木:惜しかったですね。
堀江:阿弥陀如来?高畑:阿弥陀如来か。
正解は、阿弥陀如来
元々は、光背と呼ばれるこの部分のように放射線を描いて、くじとした事に由来されているそうです
本も出版している八田には言葉に関する問題を出題
林:『ことば遊びの世界』の171ページから出題します。
八木:まずはこの絵をご覧ください。
これは、江戸時代に流行った漢字遊び、鈍字です。
次という字は姿という字の、女がない事から女性がいない、つまり男所帯を表わす絵なんです。
では、次の絵が問題です。
内という字の、人が欠けたこの絵。
一体何を表わしているのでしょうか?八田:内に人がいない。
え?だから、留守。
留守である事。
八木:正解です。
シンプルにお答え頂いて。
八田:なんか、絵もなんとなくヒントになってるのかな。
幅広い知識を持つやくみつるには近代の風習から出題
林:『新13歳のハローワーク』の513ページから出題します。
八木:江戸時代に大ブームを巻き起こした日本伝統の遊び、たこ揚げ。
しかし、明治時代を境に人気は低下していきました。
では、問題。
たこ揚げの人気が下がった理由それは文明開化の象徴ともいえるあるものが増えたためといわれているのですがそれは一体なんでしょう?やく:文明開化の象徴ともいわれる何かが増えたため。
八木:あと10秒です。
やく:でも…。
電線。
林:電線。
八木:正解です。
やく:そんなすぐ電線が張られたんですか?八木:この頃から…。
やく:ガス灯とかのあとのような気がしたから。
八木:徐々に、徐々にという事になるんでしょうか。
東大出身の脳科学者中野信子には、日本語の問題
林:中野さんへの問題はこちら。
『話す!聞く!おしゃべりの底力』の174ページから出題します。
中野:最も苦手な漢字です。
八木:ゴミを散らばすなどと使う散らばすという言葉は「散らす」と「飛ばす」がくっついたもの。
では、紙をやぶくなどと使われる「やぶく」という言葉は「破る」と何がくっついた言葉でしょう?お答えください。
中野:ふく?林:「ふく」と仰いましたね。
八木:早くパッと答えられましたけれども。
やぶく…。
これ、金田一さんはご存じ?「裂く」じゃないですか?破る、裂く。
八木:「裂く」なんですね。
「破く」と「裂く」…「破る」と「裂く」がくっついて「やぶく」というふうになったと。
『ワイド!スクランブル』のMCを務める橋本には日本語の問題
林:『日本語ふしぎ探検』の19ページから出題します。
八木:平安時代に登場した花や蝶やという言葉。
江戸時代には蝶や花やに変化しました。
この言葉、子供が愛情たっぷりに育てられた事を「蝶よ花よと育てられ」などと使うのですが、ここで問題。
この蝶や花やを短縮して出来た現在も使われる言葉とはなんでしょう?八木:橋本さん。
蝶や花やを短縮して出来た…。
林:あと10秒です。
林:お答えください。
あと5秒。
橋本:うーん…ギブアップ!林:いやいやいや…!初のギブアップが。
八木:どなたかおわかりになる方。
舛添:ちやほやじゃない?金田一:そうです。
まさにそのとおりです。
林:はい、正解。
八木:ちやほやだった。
蝶よ花よ…。
橋本:もうね、頭が回らないの。
八木:蝶や花やちやほやだったんですね。
東京出身の徳光には江戸っ子の遊び心から問題
出題する一冊はのちほど、ご紹介
八木:まずはこの看板をご覧ください。
これは、江戸時代の商店に掲げられていた看板で「かまわぬ」と読みます。
つまり、見ていっても構わぬよという意味なんですね。
では、次の看板が問題です。
「わ」と書かれた看板と「ぬ」と書かれた看板。
これが掲げられているのはなんのお店?「わ」と書かれた看板と「ぬ」と書かれた看板。
これが掲げられているのはなんのお店?
最高難易度の問題を自分の言葉で説明せよ
博学ナンバー1決定戦
八木:「わ」と書かれた看板と「ぬ」と書かれた看板。
これが掲げられているのはなんのお店?八木:「わ」や「ぬ」が掲げられている看板はなんのお店でしょう?林:あと10秒です。
林:5秒。
お答えください。
お急ぎください。
徳光:白抜き、抜き、うーん…。
林:ああ…。
徳光:わかんないな。
八木:正解は…。
林:これ、おわかりの方いらっしゃいますか?高畑:お風呂屋さん。
林:正解です。
八木:どうして、これ…。
高畑:「わ板」と「ぬるいよ」。
八木:これね「わ板」は合ってたんですけど。
林:「わ板」は合ってます。
八木:「ぬ」は「ぬ板」なんですね。
もう抜いちゃいましたよって閉店を意味するんで「ぬ」だと。
林:だから営業中と営業終了の…ですね。
徳光:「沸いた」と「抜いた」。
悔しいね、こういうのがわかんないってのは。
宇宙にも精通するホリエモンには、隕石の問題
林:堀江さんへの問題はこちら。
『美しい鉱物』の62ページから出題します。
八木:地球上に降り注ぐ隕石。
それが落ちる確率はどの地域も、ほぼ変わらないといわれています。
しかし、これまでに発見された隕石の多くが地球上のある場所で発見されています。
最高難易度の問題を自分の言葉で説明せよ
博学ナンバー1決定戦
八木:隕石が最も多く発見される地球上のある場所とは一体、どこでしょう?多分、これだと思うんだけどな。
一応、考えよう。
八木:ギリギリまで考えて…。
林:20秒あるわけですからね。
堀江:一応、考えます。
わかんないですけど。
多分、これだと思うんだよな。
いいですか?じゃあ、答えて。
林:どうぞ。
南極だと思うんですけど。
八木:それは?堀江:まず、だから真っ白じゃないですか。
だから、わかりやすいのかなと。
八木:落ちた事がわかりやすいからという。
そうだ、そういうふうにして…。
あ、違ったね。
八木:そうなんですね。
実は南極の氷の上に落ちた隕石は氷に閉じ込められて、氷とともに海岸に向かって移動して海岸近くにある山脈にぶつかるんですね。
山脈にせき止められた氷が次第に解けて隕石が残される。
堀江:南極で、たくさん見つかるのは知ってたんですよ。
宇宙の仕事とかをやってるのでこれぐらいは知っておかないといかんかなと。
林:何から何まで、お見事。
ここで1周したのでショート博学は終了
これまでの得点を振り返ると暫定ながら東大、ホリエモンが1位
続くのは、言語学者、金田一と東大、八田という結果
最高難度の問題に自分の言葉で説明するこの『博学』。
やはり東大出身者は本物なのか?
でも、東大の入試は、多少はそういうの、やっぱり博学であった方が受かりやすいと思いますけどね。
堀江:文系の入試は特に。
加藤:雑学があった方が…。
堀江:雑学っていうか学を組み合わせて知識を組み合わせて問題を解くっていうのが多いんで。
八木:応用の知識…。
堀江:私大の入試よりは全然、知識量が物を言う部分は多少ありますよ。
東大の先輩、舛添都知事
後輩の堀江に負けるわけにはいかないが果たして?
世の中には、こんな本がある
林:続いての出題はこの本からです。
八木:政治、産業、スポーツなど様々な視点のニュースを日本地図を使って、わかりやすく紹介している一冊です。
日本各地の文化が紹介されている中北海道の一部で今でも残っている葬儀にまつわる習慣に関する問題です
葬儀の時、一般的には香典を渡すと香典返しを渡されますが北海道の一部の地域では香典を渡すとその場で金額を確認し香典返しとともにあるものをセットで渡されるという習慣があります
この風習は北海道が広いという事にも由来するとの事なんですが…
それでは、ここで問題
林:北海道の一部にある葬儀の習慣で香典返しとともに渡されるあるものとは、なんでしょうか?領収書です。
林:はい。
一応理由を伺えますでしょうか。
今、言った事で…。
要するに、本当にちゃんと渡したかどうかわかんないんで3千円だったら…中開けるんです。
3千円って書いた領収書を…。
例えば、林さんから私が預かってたらちゃんと渡しましたよってこう渡すんです。
領収書を必ず出すんです。
林:お答えは領収書であると。
理由も、今伺ったとおりですね。
はい、それでは、果たして?八木:お見事、正解です。
これはもう受け取った事が…。
舛添:これはよく知ってました。
八木:そうですね。
ご経験者でいらっしゃるという事で。
正解は、領収書
その理由は、まだ今よりも交通機関が発展していなかった頃広い北海道では遠いところから親族が葬儀に駆けつけにくいという事情もあり代理の人に香典を託す事も多かったそう
香典を渡した証明として始まった、この習慣が現在でも、北海道の一部では残っているそうで…
香典専用の香典領収書も売られているほどなんです
交通機関の発展により親族が駆けつけやすくなった現在でも会社関係者の香典をまとめて持っていったりする時などに大変重宝されているんだとか
さすが舛添都知事。
経験から正解を導き出した
知識も経験も総動員
果たしてナンバー1博学は?
続いても東大出身者、加藤登紀子
問題は、現代にも繋がる戦国時代の知恵から
世の中には、こんな本がある
林:続いての出題はこの本からです。
八木:ドラマや映画に描かれる戦国時代の有名な逸話。
それらは、実はどれも誤解に満ちている。
数々の誤解を紐解き、戦国時代の真の姿に迫った一冊です。
戦国時代
歴史に名を残す大将のそばには優秀な参謀がおり一般的に軍師といわれています
上杉謙信との川中島の戦いでおよそ2万人もの兵を動かした武田信玄の軍師、山本勘助や…
水攻めで敵を追い込むなどの奇策を用いたという天下人、豊臣秀吉の軍師黒田官兵衛など…
戦いや謀略に際して数々の策であるじを助けたというイメージがあります
ただ、当時は軍師という言葉はほとんど使われず軍配者と呼ばれその名のとおり現代の相撲の裁定などに使われる軍配を持っていたそうです
その中には徳川家康からも厚い信頼を受けた酒井忠次がいます
こちらは彼が持っていた当時の軍配
この2つの穴にはレンズがつけられており拡大鏡として敵陣の様子を見るなどに使われていたそうですが…
軍配の先にもある機能を持ったものが取りつけられています
これは、合戦の際にとても重要だったものなのですが…
ここで問題
八木:重要な道具として使われていた軍配。
この軍配には、何がつけられていたのでしょうか?八木:それではお答えください。
加藤:磁石じゃない?八木:それは?林:理由もお願いします。
加藤:だから方向がはっきりわかるので示す時に間違わずに方向が出せるように私だったら磁石があったらいいなと思ったんですけど。
八木:方位を示す方位磁石。
林:なるほど。
林:方向を知るための磁石。
加藤:方向を知るためのもの。
林:磁石がつけられていたと。
はい。
それでは、果たして?八木:お見事、正解です。
これはもう完全に推測ですか?加藤:推測です。
堀江:すげえ。
林:これは難しいと思ったんですけどスパッと出ましたね。
正解は、方位磁石でした
よく見てみると方位磁石の周りには干支が描かれています
当時の軍配者はどこから攻めるのが縁起がよいかなど占術に頼る事が多かったといいます
ちなみに、方位磁石の下には方角ごとに危、福などが記されています
つまり、当時の軍配者は自分がどこにいるかを把握し方位磁石を見る事で戦う場所や攻め込む方角を占い指示をしていたといわれています
林:お見事でしたね。
八木:でも占いの方だったんですね。
どちらかというとね戦略というより。
林:我々よりも、ずっと、こう天体よく見てましたから大体の方向がわからないって事はなかったと思うんですよね。
加藤:そうですね。
堀江:なるほどね。
さすが東大出身、加藤登紀子
この時点で1位のホリエモンを筆頭に東大出身者は全員、得点した事になったが…
林:さすがこの番組、出られる方だけあって次から次へと…。
正直出ないだろうと思ってるのもね出てますよね。
八木:この答えがね。
現在2位の金田一1位の堀江に追いつくためさらに東大出身者を突き放すためここは正解したい
世の中には、こんな本がある
林:続いての出題はこの本からです。
八木:八景島シーパラダイスのリーダー飼育員が語る魚たちにまつわる、すごい話。
その103ページを見てみると図鑑に関する記述が書かれています
魚の名前や特徴主な生息地などが書かれている魚図鑑
これまでに様々な魚図鑑が出版されていますがその多くのものにはある共通点があるそうです
それは、紹介する魚の順番が決まっているそうなんです
なんでも、最初にヌタウナギやヤツメウナギが紹介され最後に、フグやマンボウなどが紹介されているんだそう
実際に、魚図鑑を見てみると確かに、ヌタウナギやヤツメウナギの仲間から始まりフグやマンボウの仲間で終わっています
八田:へえ、面白い。
なんで?
実は、この順番ある学術的な理由からきているそうですが…
ここで問題
林:なぜ、多くの魚図鑑はヌタウナギやヤツメウナギから始まりフグやマンボウで終わっているのでしょうか?金田一:なんかみんな左向きに描くとかそういう事だと思ったんですよ今ね。
林:それでよろしいですか?金田一:いやいや、違う違う…。
えーっとね、だから多分、進化。
林:進化?もう少し詳しく。
金田一:最初に…だからヌタウナギが一番原始的。
マンボウとかフグは一番進化した形の魚。
林:なるほど。
金田一:あとから発生したとか。
だから、化石になるのは割と前の方。
林:要は、進化の度合いといったような意味でよろしいでしょうか?はい、お答え頂きました。
それでは、果たして?八木:正解です。
じゃあ、正解VTRを見てみましょう。
正解は、進化した順番
ヌタウナギやヤツメウナギというのはあごの骨がない円口類に分類され全ての魚の祖先に近い原始的な種族の生き残りといわれています
図鑑では、その次にやわらかい骨を持つ軟骨魚類のサメなどが登場し…
タイなど軽快な体つきをした硬骨魚類は中盤から後半にかけて登場していきます
つまり、最後に登場するフグやマンボウは魚たちの中で最も進化した最先端の魚と考えられているのです
八木:どうしてわかったんでしょうか?金田一:虫とかはそういうの多くないですか?虫の図鑑とかは割と原始的なのは最初に出てきますよね。
八木:昆虫図鑑と同じような発想で。
堀江:でもヤツメウナギはそうですね。
一番原始的な…。
金田一:一番原始的なんだ?八木:徳光さんは、肥満順だと。
徳光:細い順に、だんだん…。
八木:確かにマンボウが一番ぷっくら…。
フグやマンボウがぷっくらしてるから。
林:それで説明出来ちゃいますもんね。
八木:そうかもしれないですけど見てみたらね。
ここで金田一が正解し現在、東大出身、ホリエモンと同率1位
東大出身者5人が並ぶ強豪相手に、見事な戦いぶり
そして、続いては博物学者、荒俣宏の本から出題
今でもおなじみのセーラー服
このセーラー服についている大きな襟
その本来の目的を問う問題
この問いに対し女優、高畑淳子の解答は…
これよく聞くためじゃないですか?襟を立てると音がよく聞こえるから。
林:それでは、果たして?八木:お見事です!堀江:すげえ。
林:すごいですね。
高畑:なんか、朝礼とかでやった記憶がある。
校長先生がボソボソ喋ってる時にこうやって。
セーラー服は元々、海兵の制服に由来
海の上では、風の音やエンジンの音がうるさいのでこういう工夫があったんだとか
さらに、こんなエピソードも
八木:ちなみに、もう一つセーラー服の胸元も大きく開いて逆三角形になっているというのは海に落ちた時に、すぐ服を破って泳ぎやすくするためという事なんです。
色々、工夫がある制服…。
林:全部、実用的な意味があったという事ですね。
高畑淳子も見事正解
最高難度の問題に知識を総動員
果たしてナンバー1は誰だ?
世の中には、こんな本がある
ジャーナリスト櫻井よしこが書いた『明治人の姿』
鎌倉時代、親鸞聖人によって開かれた浄土真宗
その真宗大谷派の本山である京都、東本願寺が江戸時代、火事で丸焼けになってしまいました
その時、とりわけ信仰心の厚かった信徒たちはお寺の再建のためあるものを寄進したそうです
それは、お金などではなく建設のために使う木材を運ぶために使われたそうですが…
ここで問題
林:東本願寺が火事で焼けてしまった際再建のため信徒たちが寄進したものとは一体、なんでしょうか?
東大出身、八田の答えは…
お皿。
林:お皿?理由は?八田:いや、割れますね。
なんでもない。
いや、でも、お皿で。
林:お皿で。
わかりました。
ですよね。
『Qさま!!』学力王やくみつるの答えは…
運ぶための、馬の餌。
林:馬の餌。
林:果たして?なんだろう?
東大出身中野信子の答えは…
中野:もう、運搬ってなると車輪とかそういう、運ぶためのもの。
八木:これは、なかなか難しい。
なんか思いついた方は?堀江:最初、着物かなと思って。
女性って言ったから。
林:女性が寄付したものです。
舛添:髪の毛じゃない?林:正解です。
舛添:髪の毛だよ。
女って言った瞬間すぐわかった。
八木:正解VTRを見てみましょう。
正解は、髪の毛
信仰心の厚い信徒にとって東本願寺の火災は大事件でした
そこで、信徒たちは自らの髪の毛を切り再建の足しに使われないかと考えました
そうして集まった髪の毛を使い信徒たちは木材を引くために使う毛綱を作ったそうです
ちなみに、これは、実際に東本願寺に寄進された毛綱
巨大な木材を運搬する際普通の綱ではすぐ切れてしまいますが麻に髪の毛をより合わせて生まれた毛綱は強く、切れにくかったため重宝されたそうです
八木:かなり強さが変わるそうなんですよね髪の毛を入れる事で。
堀江:最初、縄だと思ってた…。
舛添:これ、髪の毛ない人よくわかるんですよ。
その重要さを感じてるから。
八木:むしろ。
博学者たちが3人連続で不正解
最高難度の問題が続くがここで発想力を問われるこんな問題
八木:さあそれでは、続いてはここから判じ絵の問題になります。
江戸時代庶民の間に広まった娯楽絵で見るなぞなぞ判じ絵からの出題です
この本に登場するおよそ500問からの厳選問題
難問ですが、考えるだけで脳が活性化されます
皆さんもチャレンジしてみてください
例えば、こちら
ヒントは、地名です
歯が肩に乗っている事から歯肩
地名の博多が正解
続いては、こちら
ヒントは、花
帆に丹という字が書かれています
そして、この濁点がポイント
濁点をつけると「ぼ」となり牡丹が正解となります
八木:さあ、ここからは1人1問判じ絵を出題致します。
制限時間20秒で、その間に何回答えて頂いても大丈夫です。
思いつくままにどんどんどんどん正解が出るまで色々言って頂ければと思います。
それでは、橋本さんへの判じ絵はこちらです。
橋本:蛍。
八木:正解です。
帆に樽で蛍という事になりますね。
徳光:うらやましいですね本当にね。
橋本:そのまま読めばいいのが出ました。
八木:魚です。
魚の名前。
どんどん、色々言って頂いて。
歯、歯、歯だよね?これ。
歯が生えて…。
え〜、歯肩じゃない。
え〜、なんだろう?林:あと3秒…。
徳光:え〜!わかんないなあ。
八木:ああ〜、残念。
これは…。
堀江:ハゼか…。
徳光:ハゼか!加藤:濁点が背中に。
八木:背に点々がついてゼになってハゼ。
堀江:俺、わかったんだけどな。
俺、これがよかったな。
八木:さあ、続いてにいって大丈夫でしょうか?堀江:ええ?とりわ…、わ、わ、わふくろう。
ふくろうわ、違うな。
ふくろうじゃないな。
とりわ、わ、わどり、わとり。
八木:これは地名を表しています。
堀江:えっ、わかんない。
わ…えっと、なわ?なわとり。
八田:これをわかった方はいらっしゃいますか?舛添:高輪。
堀江:高輪か!八木:鷹だったんですね。
堀江:これ、難しくないですか?八木:堀江さん、これふくろうに見えましたか?ふくろうわって仰って…。
舛添:思いつかないとアウトなんだよ、これ。
堀江:これ、鷹…、鷹か。
八木:意外、意外に…。
林:多分、ふくろうではない。
八木:ふくろうって仰ってた…。
堀江:ごめんなさい。
でも、鷹に見えねえな、これ。
八木:そうですね。
なんの鳥に見えるかっていうのも結構ポイントになります。
林:動物です。
舛添:え?林:10秒切りました。
舛添:たつ?八木:何か言って…頑張って。
舛添:たつ…いや、ちょっと思いつかない。
八木:あ〜、高輪はわかったんだけど、これは…。
きつね。
杵の間に「つ」が入って…。
舛添:あれ杵ってわかんなかった。
八木:絵がね、わかると…。
林:あのね、江戸時代の人々我々と感覚、若干違うんで。
舛添:あれ、杵なんだ。
林:我々から見るとそう見えなくても感覚を昔の人に合わせて…。
舛添:俺、ワイングラスが2つ…だから、ワイングラス2つに「つ」があって…。
八木:野菜ですね。
何かの野菜。
林:なるほどね。
加藤:ひ、ひ、ひの、ひの…。
えー…。
林:10秒です。
加藤:とう…。
加藤:と、と、ん?林:5秒。
加藤:えー?林:何か。
加藤:日野菜、じゃなくて…。
林:これ、難しいですね。
舛添:ふきのとうでしょ?加藤:ふきのとうだ。
あー!八木:「とう」は出てらっしゃったんですけどね。
舛添:人の時はわかるんだよ。
八木:「とう」は出てらっしゃいました。
林:高畑さん、早いですね。
高畑:早くないですよ。
あ、あ、あ、うん…。
林:植物ですね。
金田一:植物?ば、ば、ば、ば…。
シバ。
高畑:あー!八木:正解。
さすが。
色々、声に出してみるといいかもしれないですね。
堀江:声に出すといいですね。
林:今の答え方はお見事でしたね。
八木:おめでとうございます。
4つの葉っぱでシバ。
林:重いか軽いかは関係ないです。
八木:楽器です。
高畑:鯛…。
楽器、太鼓!八木:正解です!鯛の子供で太鼓ですね。
鯛と子供で太鼓。
はい。
舛添:ここにいるとわかるねえ。
ここにいると、わかる…。
八田:カエル、カエル、お茶…茶ガエル。
林:道具ですよ。
八田:道具、茶、アマガエル…。
茶釜?茶釜?八木:正解です。
よく出ました。
八木:色々、カエルの中でもどういう…。
道具から考えて頂きました。
おめでとうございます。
八木:魚の名前です。
八木:これ、難しい…。
林:さあ、あと5秒です。
さあ、何か…。
魚です。
やく:どじょう?なんだろう、これ。
林:これ、どなたかおわかりの方いらっしゃいますか?高畑:フグ。
フグ。
八木:正解なんですね。
「ふ」が九つで…。
これは難しかったと思います。
やく:「ふ」か。
林:あれね、裏返してあるのいやらしいですね。
中野:何も言わないで。
林:道具です。
中野:面?えっ?林:さあ、10秒切りました。
これは難問
最高難易度の問題を自分の言葉で説明せよ
博学ナンバー1決定戦
こちらの判じ絵、正解は男の人が顔が逆さまになったものを持っています
顔を逆さにすると「おか」
よって「おかもち」が正解でした
ファーストステージも残りわずか
果たして、セカンドステージに進む7人は誰になるのか?
そして、続く問題では慶應出身の橋本大二郎が本日初正解で10ポイント獲得
これで現在、得点がないのは徳光和夫のみ
アナウンサーとしての知識は抜群
徳光和夫難問を前に正解なるか?
世の中には、こんな本がある
漢字にまつわる不思議なドラマが満載の本『大人の漢字教室』
その98ページに記されている自分の自という漢字の不思議を紹介しよう
まずは、漢字の成り立ちをさかのぼってみると元となっている甲骨文字
実は、これ人間の鼻の形なんです
さらに現在の漢和辞典を見てみると「自」は、人の鼻の形とはっきり書かれています
このように、本来鼻を表していた自という漢字が現在のように、自分という意味で使われるようになったのにはある理由があるのですがここで問題
林:鼻を表していた自という漢字が自分という意味になった理由とはなんでしょうか?林:鼻を表していた自という漢字が自分という意味になった理由とはなんでしょうか?理由はよくわからないんですけども…。
林:いえその理由をお答えください。
徳光:自らの、要するに分身だからじゃないですかね?林:鼻が分身であるから?徳光:うん。
ちょうど中心点になるから…。
林:中心点?中心点になるから要するに、自分になったと。
なるほど。
顔の中心にあると。
それが自分になった理由であると徳光:はい。
それでは、果たして?あ〜、違うか…。
ここで、4周したのでファーストステージ終了
八木:この問題はここまでという事になりました。
俺、答えられないんですか?八木:ポイントにはならないけど答えてみます?自分を指す時って鼻で指すじゃないですか、自分をそこで鼻を指すからじゃないかなと思ったんですけど。
じゃあ、正解VTRここは見てみましょうか。
ポイントにならないので。
それでは、正解VTRをご覧ください。
正解は、自分の事を言う時に鼻を指して「わたし」と言っていたから
「私のこと?」と確認したり子供が「ボクもボクも」とアピールする時など自分の事を言う時の鼻を指す動作
これが由来と言われています
しかし、この動作、海外ではなかなか理解されないらしい
鼻を指す文化がない欧米人には「鼻がどうしたの?かゆいの?」などと感じられてしまうのです
欧米で、私を表す時には親指で片手で胸を指すのが一般的なんだとか
八木:これは漢字の由来なんですけどヨーロッパの人にはなかなか、やっぱり通じない?ヨーロッパで…というか英語圏で日本語を教える先生をしている友達が私っていう単語を教えたくて…日本語の私という単語を。
私って指して教えてた。
テストの時に、私という訳語をノーズって書いてた。
八木:あ、鼻だと思って?中野:そう。
で、先生は…、彼女は怒って。
みんながカンニングしたと思って。
八木:みんな一斉にノーズの答えだったから。
中野:でも、それは教え方に問題があった。
八木:そうなんですね。
私は、こうじゃなくて、こう。
ここで、激闘のファーストステージが終了
果たして、セカンドステージに進出する7名は?
林:3名の方がここで残念ながら脱落と。
八木:それでは発表をお願いします。
脱落1人目は…。
徳光さんです。
徳光:はい。
ご愁傷さまでございました。
ありがとうございました。
八木:いかがだったでしょうか?負け惜しみ言っちゃいますとなんとなく他の問題では6問ぐらいわかったかなと思うんでありますけどもね。
自分の問題がわかんなかったですね。
八木:まさに。
もう1方は?林:もう1方、脱落者は…。
中野さんです。
中野:お疲れさまでした。
林:最後の脱落者は…。
やくさんです。
八木:意外でした!やく:フランス、イタリア行きたかった…。
林:えー!2冠ならず。
堀江:やくさんが落ちたの?やく:1問しか答えてないですよだって、私。
電線しか答えてないですよ。
林:10点なんですね。
林:1位が金田一先生で40点。
2位が堀江さん、そして高畑さん八田さんの30点。
そして、5位になりますね。
5位が舛添さん、加藤さん橋本さんの20点となっております。
八木:皆さん並んでらっしゃいますのでこれからセカンドステージどうなるかまだ30ポイントになりますからわかりません。
ファーストステージ得点上位は、ご覧の7人
続くは、より難易度の上がるセカンドステージ
果たして、ナンバー1博学の称号を手に入れるのは誰だ?
セカンドステージ上級博識バトル。
八木:問題は、難易度の高い上級問題になります。
正解なら30ポイント獲得。
不正解なら、席が移動して隣の人に解答権が移るというのはファーストステージと同じで1問につき3人不正解なら終了となります。
林:残念ながら、今そちらにいらっしゃる、お三方もぜひぜひ、色々応援とかよろしくお願いします。
八木:問題一緒に考えて頂いて。
林:配点も高くなっておりますので、皆さん持てる力を振り絞ってぜひ、よろしくお願い致します。
ここまで好調な戦いぶりを見せる東大出身、ホリエモン
上級問題を前に正解なるか?
世の中には、こんな本がある
林:続いての出題はこの本からです。
八木:幕末から明治時代に写された、多くの写真を通して当時の意外な日本の姿を紹介しています。
こちらの写真をご覧ください
一度は目にした事があるのでは?
有名な坂本龍馬の写真
およそ150年ほど前幕末に撮影されたものです
ここに注目
台が置いてあります
実は、龍馬と同じく幕末に活躍した後藤象二郎の写真にも
また一般女性の写真にも、台が
この台は、背景としての飾りである事は、もちろんですが実は、もう一つ、大きな役割を果たしているといいます
ここで問題
林:昔の写真で台が果たしている大きな役割とはなんでしょうか?
最高難易度の問題を自分の言葉で説明せよ
博学ナンバー1決定戦
林:昔の写真で台が果たしている大きな役割とはなんでしょうか?それでは、お答えください。
堀江:一応途中で思いついたんですけど。
多分当たってると思うんだが…。
林:では、どうぞ。
堀江:この時代の写真っていうのはすごく撮影するのに時間がかかったんですよ。
だからずっと静止した状態で、多分少なくとも何十秒は全く動いちゃダメだった。
動くとブレてちゃんと写真にならないんで。
なので、椅子に座ってる場合はいいんでしょうけど立ち姿を撮る時にひじをかけたりとか、なんかして自分のポーズを安定させるためのものなんじゃないかなというふうに思いますがいかがでしょうか?林:なるほど。
まあポーズを安定させるためと。
堀江:まあ、そう。
だからずっと、こうやって立ってるのは結構きついからなんじゃないかなと僕は思ったんですけど違うかな?林:わかりました。
では、今、頂いたお答えどうなんでしょうか。
果たして?八木:正解です。
堀江:よかった。
八木:やはり撮影に10秒から20秒ほどかかっているという事なんですね。
堀江:よかった。
八木:それでは正解VTRを見てみましょう。
正解は、ブレを防ぐ事
およそ150年前坂本龍馬が生きていた当時の写真機が、こちら
このカメラで撮影する時には10秒から20秒、動かずにじっとしていなければなりませんでした
シャッターを押している間に被写体が動いてしまうとブレて写ってしまうのです
そのため、坂本龍馬たちは台に寄りかかって動かないようにしていたのです
ちなみに、台の代わりにこんなものを使っていた事も
その名も、首おさえ
写真には写らないように人物の後ろ側から首を押さえて固定していました
やった、ラッキー!これラッキーですね。
八木:皆さんね…。
林:でもね、難しい問題だと思いますけどね。
八木:ちなみに、首押さえは座る時も使っていたという事でやっぱり、そのぐらいじっとしていないと…。
堀江:目は、ずっと20秒間目、こうやって開けてるんですよね。
舛添:まばたき出来ないんだ。
堀江:まばたき出来ないの結構きついですよね。
林:特に曇りの日だと撮影時間が長くかかったそうですから…。
堀江:ずっと目開けてますけどもうきついっす、もう。
八木:乾きますね。
おめでとうございました。
30ポイント獲得です。
さあ、それでは舛添さんに移ります。
これはさすがといったところか
ホリエモン難問も楽々クリア
現在、単独トップ
他の知識人にもプレッシャーがかかる
続いては、東大の先輩舛添都知事
最高難度の問題自分の言葉で正解なるか?
世の中には、こんな本がある
脳科学の観点から様々な問題を解決した事例を紹介する『脳はどこまでコントロールできるか?』
この中で、新潟県上越市で人間の心理を使い問題を解決したというある画期的な事例がありました
それはバイパス沿いで起きていたゴミの不法投棄問題
ドライバーが沿道に投げ捨てるゴミが、あちこちに散乱し地域の小学生が看板を立てるなどしゴミ捨て禁止を促したのですが一向にやみませんでした
そこで、地域の人が自主的にあるものを設置したところ不法投棄を減らす効果に繋がったそうです
ここで問題
八木:設置する事で、ゴミの不法投棄を減らす事に成功した日本人の心理を利用したあるものとは一体なんでしょうか?舛添:単純に考えてゴミ箱じゃないかな?だから、不法投棄しないようにちゃんとゴミ箱を置けば人間は、そこにゴミを捨てないのかなと思ったけど。
林:よろしいでしょうか?八木:そのあたりでまとめて…。
舛添:まあ、もう、ちょっとゴミ箱にしますよ。
林:ゴミ箱というお答え頂きましたが、果たして?八木:ゴミ箱だと、ちょっとシンプルな感じがしますね。
林:確かにねゴミ箱に入れるなら不法投棄にはならないでしょうけれども…。
八木:さあ、加藤さんお答えください。
加藤:花です。
林:花。
その理由は?加藤:花を植える。
そうするときれいなものが並んでるところにゴミは投げ捨てられないからああ、花がきれいねっていう感じで沿道に花を植えました。
そしたらゴミ投棄がなくなった。
加藤:えー!違うのか。
八木:素敵なね答えなんですけどね。
林:百万本のバラの花だったらよかったんですけどね。
八木:それも減りそうですけれども答えは違うんですね。
本日、ここまで好調が続く言語学者、金田一秀穂
この難問、正解なるか?
金田一:日本人でなくたってそうしません?八木:今回も成功例があるという事です。
的を置くとか。
林・八木:的?高畑:余計当てません?金田一:だから、そこに捨てる。
要するに、ゴミ箱の真ん中に的を当ててここへ当てたらなんか鳴るとかさ。
林:なるほど。
金田一:コンキンするとかさ。
トイレにあるじゃないですかそういうの。
林:要するに、的を置いてそこを狙わせたという事ですね。
金田一:もう、捨てさせちゃう。
林:はい。
それでは、果たして?八木:うわーこれ、皆さん、どなたか…。
八田さん大きく手が挙がりましたけど。
八田:お地蔵さん?堀江:俺も、そう思った。
八田:ねえ、サイズ的に。
八木:堀江さんもそうですけれども。
林:中野さんが惜しいと仰ってます。
八木:ここは著者の中野さんに…。
舛添:お墓じゃない?中野:近い。
すごい近い。
あのね、鳥居です。
舛添:鳥居か。
林:惜しいですね。
八田:鳥居のサイズ?堀江:ちっちゃな鳥居を作ったんだ。
八木:難しかったですね、意外。
堀江:まあ、だけどお地蔵さんの方向性だよね。
八木:方向はそっちの方だったんですね。
正解は、鳥居
ゴミの不法投棄に悩む住民が高さ50cmほどの鳥居を作ったところゴミのポイ捨てが減少
ひょっとしたらバチが当たるのでは?と思う日本人ならではの心理を用いた見事なアイデアでした
実は、このゴミ避けの鳥居は商品としても売られており全国の様々な自治体でも導入し成果を上げているそうです
舛添:東京の中央分離帯にみんな、投げ込むわけ。
それで、私そこに花植えなさいと。
きれいな花植えてるところ空き缶なんか投げないでしょ。
だから、私花、正しいと思ったんだけどね。
八木:実際に、これは成功例がかなりあるんですよね?中野:まあ、成功例があるから商品化もされてるんですけども徳光さんが、さっきからすごい、悔しいって仰ってて。
立ちション防止に描かれてるじゃないですか。
やっぱり、成功例を実感してらっしゃるんですね。
八木:そうなんですねそれもね。
堀江:昔から、昔から伝統的な、それは…。
八木:これは、かなり、そういうなんか、コントロール…。
『脳はどこまでコントロールできるか?』っていう本の中にあるわけですけれども。
こういう心理的なものを利用したりってのはかなり、この中に色々?中野:そうですね。
無意識にこういう事をしちゃいけない…。
意識的には鳥居ぐらいあったって捨てられるじゃないか。
多分、舛添さんが思いつかなかったっていうのは理性的に考えると思いつかないんだけれども…。
無意識に、でも、やっぱりやっちゃいけないんだと子供の頃からすり込まれた事だからやらないという事ですね。
八木:バチが当たるっていうような感じがあるわけですね。
舛添:やっぱ難しいでしょ?金田一:難しい。
八木:金田一さんが苦しむ姿を初めて見ましたね。
ハハハ…。
このセカンドステージここで3人が連続不正解
現在トップのホリエモンの独走を止めるためにもここからは間違えられない
続いては2014年、紫綬褒章受章女優、高畑淳子
この難問、正解なるか?
世の中には、こんな本がある
林:続いての出題はこの本からです。
八木:近江商人の経営理念である三方よし。
その実態と現代的意義をわかりやすく描いた一冊です。
その冒頭に近江商人の原点ともいえる経営システムが紹介されています
天秤棒を担ぎ日本各地を行商する事で有名だった近江商人
その商売方法の一つに上方の完成品を地方へ持っていき地方で販売
そして、帰りには地方の物産を持ち帰り上方で商売するという方法があります
これは、行きと帰りと往復で商売をする事から今でもある、ある道具を使用する時の動きに重ね○○商いと呼ばれていたのですが…
それでは、ここで問題
林:往復で商いをする近江商人の商売方法はある道具に例えられ、何商いといわれているでしょうか?
最高難易度の問題を自分の言葉で説明せよ
博学ナンバー1決定戦
林:往復で商いをする近江商人の商売方法はある道具に例えられ、何商いと言われているでしょうか?お答えください。
えっ…。
八木:ある道具に例えられて何商いと言われているか?高畑:行って帰るもの。
天秤商売。
林:天秤商い。
はい。
お答え頂きました。
果たして?出てこない。
八木:残念です。
これはね出てくるか、出てこないかになるかもしれませんね。
林:そういう事なんですけどね。
道具の名前で。
こういうふうに視点を変えてみようと思って。
振り子?振り子商い。
林:振り子商い。
往復。
ああ、確かにね。
八木:行ったり来たり。
林:はい。
という事で答え、振り子。
果たして?八田:ですよね。
橋本:振り子だと思いましたよ。
『ワイド!スクランブル』MC橋本大二郎の解答は…
扇子。
林:扇子。
林:よろしいでしょうか?こう開いて。
果たして?八木:ああ、意外と難しい。
これ、どなたか、これ…。
堀江:例えば、あれなんて言うんだっけ?機織り機のシャトル。
シャトルって日本語で、なんて言うの?高畑:シャトル商売?シャトルは、日本語が確か、あるはずなんですよ。
橋本:機のね。
八木:機織り機のやつですか?これ、商学部のやくさんは何か思いつく…。
やく:ここは2案出てまして徳光さんが…。
徳光:僕はね、のこぎり。
やく:わたくし、かんな。
八木:ああ。
それでは正解VTRを見てみましょう。
正解は、のこぎり商い
のこぎりが木を押すと引くの両方出来るところから往復で商売をする方法に引っかけこう呼ばれていました
ちなみに地元から持っていく商品は古着や薬などの完成品
八木:だから、最初に高畑さんが色々こういうふうに動作をやってらっしゃった時に出るかなと思ったんですよね。
このセカンドステージまたもや3人が連続不正解
ここまでトップのホリエモンの独走となってしまうのか?
八木:続いては堀江さんへの問題です。
堀江:今のは出てこなかった。
難しいですね、やっぱりちょっと。
みんな当たんない。
世の中には、こんな本がある
大相撲の細部まで紐解く本工藤隆一著、『力士はなぜ四股を踏むのか?』から出題
87ページには土俵の規格について書かれていました
現在のように俵を埋め込んでまるい形になったのは江戸時代
大相撲は、今でこそ屋内で行われる事が主流ですが江戸時代の相撲興行は全て屋外で行われていました
そんな歴史深い相撲
土俵にも昔の名残が結構あるんです
現在の土俵を見てみるとまんまるではなく外側に突き出た俵が4か所あるのをご存じでしょうか?
これ、今ではほとんど用途がないんですが当時は、とても重要な役割を果たしていたんです
ここで問題
八木:土俵の俵が突き出た部分。
当時は、どんな機能を果たしていたのでしょうか?お答えください。
堀江:なんか、どっかで聞いた事あるんですよ、これ。
堀江:屋根があって。
今、屋根吊り屋根になってますけど柱があったんですよね、昔は。
絵にも描いてありましたけど。
でも、絵に出てたから柱じゃないかなと思ったんだけど柱じゃないだろうなと思って違う事を今考えてたんですけど思いつかないんですよ。
うん…。
林:なんとかまとめて頂けないでしょうか?堀江:はい。
いや…。
だから、ここに柱があったんじゃないかなと思って。
4か所にあるんでね。
八木:…ところに柱があった当時は。
堀江:柱があったのでここに柱が置いてあって柱を留めるためのとか、なんか。
そんなんじゃないよな。
八木:その名残?堀江:そうだと僕は思いました。
林:柱を留めた名残?堀江:うーん…。
なんか違う気もするんだけどいいアイデアが思い浮かばない。
なんかあったと思う。
林:という事で、果たして?ほら、やっぱ違った。
八木:セカンドステージ難しいですね、問題なかなか皆さんね。
堀江:これね、でも、俺どっかで聞いた事あるんですよ。
超悔しい。
八木:舛添さんお答えください。
東大の先輩、舛添都知事
ここは正解したいところだが果たして…
あの…、外でやってましたってありましたね。
今は、これ使っていない。
外でやるっていうのは屋根があっても雨風が吹き込む。
舛添:そうすると、土俵がドロドロになったりする可能性があるんじゃないかなと思って。
そうするとこれ、なくたって滑った時に止められるんだけどちょっと、これぐらい差をつけてあると滑り止めのダブル効果みたいな形になるのかなと思ったんですけども。
もうそれ以上、思い…もう、それでいきます。
林:まあ、滑り止めとかストッパーのそういう働きだと。
舛添:はい。
林:それでは、果たして?やっぱ違うんだ。
堀江:まだ思いつかない。
舛添:思いつかないんだよ。
堀江:思いつかない。
現在5位タイ東大、加藤登紀子の答えは?
加藤:やっぱり、外でやるから柱があったと思うんですね。
ここに柱があるよっていう事を示すために、角度…柱のある方向に、この土俵が少しずらしてある部分が…。
加藤:柱をさっき留めるって仰ったけど、そうじゃなくてここに柱がある方向を指し示してるのではないかと思います。
林:果たして?あ〜、違う。
八木:これは、金田一さんから手が挙がりました。
金田一:言いたい。
水はけじゃない?八木:これは、やくさんにぜひ伺いたいんですけど。
やく:軍配は金田一先生に上がりました。
金田一:あ〜ここまで回ればよかったのに。
堀江:水はけはちょっと思いついたんだけど。
八木:これがあればもう、絶対正解されてた?やく:ああ!私が書いた本じゃなかったですか?今の。
八木:違いましたけれども。
八木:さあ、それでは正解VTR見てみましょう。
正解は、排水口でした
屋外の土俵には東屋がついていましたが横殴りの雨の場合あまり役に立ちません
従って溜まった水を掃き出すための排水口が必要だったんですね
八木:今は、ここの部分はこういう用途ではないけど徳俵と呼ばれてるそうで…。
やく:サービスポイントになってますよね。
受け身の側はね、結果的にね。
八木:押されてもちょっと先まで…。
やく:その部分余裕ありますから。
堀江:俺ね聞いた事あるんですよ。
徳光:あそこにかかるとね、一歩得するわけじゃないですか。
やく:ちなみに、四本柱はコーナーの方にありますから。
東西南北じゃなくてコーナー…。
八木:これ、今、勝負なかなかついてないんじゃないですかね?八田:堀江さんだけ多分、頭抜けて…。
堀江:そうなんです。
みんな答えてくれなかったから一応、有利ではある。
八木:ねえ。
林:堀江さんのみ、得点。
残りの方は、得点出来ずという状況ですけどね。
八木:さあ、それでは続いての問題に参りましょう。
打倒、ホリエモン
現在2位の言語学者、金田一秀穂正解なるか?
世の中には、こんな本がある
伝統を救ったブランド戦略の一部始終『今治タオル奇跡の復活』
皆さんは、このロゴのタオルを見た事はありますか?
こちらは、全国の百貨店や路面店で商品を展開する今治タオル
吸水性に優れやわらかい肌触りの今治タオルはいまや、日本を代表するブランドタオルとなりました
そこで、ヨーロッパにも市場を広げようと世界最大級の見本市に出展したのですがそこで、思わぬ否定的な評価を受けました
1つは、欧米人にとって日本人サイズのタオルでは小さすぎるという事
そして、もう1つは日本とヨーロッパで違うあるものの影響を考慮出来ていないといいます
ここで問題
林:繊細な肌触りの今治タオルが否定的な意見を受けたのはヨーロッパと日本で何が違うからでしょうか?お答えください。
金田一:ええ…わかんないね。
あの…毛布代わりに使わない。
林:毛布代わりに使わない。
金田一:ヨーロッパは使う。
林:ヨーロッパは使う。
はい。
金田一:だから、寒い。
林:なるほど。
ヨーロッパは寒いから、毛布として使う。
金田一:というか、タオルがね毛布代わりになる事があるけど今治タオルは毛布代わりにならない。
林:なるほど。
ヨーロッパでは毛布として使えない点がよくなかったと。
果たして?八木:随分かわいく言って頂きましたけど…。
続いては、女優、高畑淳子女性目線から正解なるか?
高畑:湿度が違う。
林:湿度、はい。
湿度が違うのでどうなんでしょう?高畑:わからない。
えっとね、洗濯干し環境が違うんだと思う。
なんか、ヨーロッパのお家ってなんか、わかんないけど日本みたいに、ザーザーって洗濯、いっぱい干せないからなんか、ダメなんじゃないかな?これ。
住居環境…、住宅環境とかも。
林:洗濯物を干す環境?高畑:干す環境が。
林:…の違いが原因だと。
八木:特に湿度が。
高畑:はい。
林:わかりました。
それでは、果たして?あえなく散りました。
林:ホント、セカンドステージになってからね…。
八木:ねえ。
なかなか難しくなって。
現在1位のホリエモンの後輩にあたる八田亜矢子
知識人たちも頭を抱える問題だが…
やっぱり湿度が違うっていうのとあと、水が違う。
違いますよね、硬水と軟水で。
だから、私も、洗濯をした時に向こうが硬水だとなかなか、今治タオルのこのふわふわ感が出せないのかなって思ったんですけど。
水が違うから。
林:水が違うから。
八田:もう、それでいいです。
水が違うから。
林:という事は八田さんの答えは水が違うから。
果たして?八木:お見事、正解です。
八田:理由…、理由は?林:今、ご自分でおっしゃったとおりですよ。
八木:日本は軟水、ヨーロッパは硬水というところなんですね。
林:しかも、今ふわふわ感が出ないとおっしゃいましたもんね。
八木:そうなんですね。
正解は、水質
日本の水は軟水のため今治タオルでは軟水である事を前提にタオルを作っていました
しかし、ヨーロッパの硬水はカルシウムやマグネシウムなどの石灰質を多く含んでいるため何度も洗濯するうちに石灰質が繊維に付いてパリパリになってしまいます
そのため、繊細な肌触りが売りの、今治タオルはヨーロッパではすぐにダメになってしまうと言われたのです
その指摘を受けた今治タオルの生産者はヨーロッパ用のタオルの表面に石灰質が付きにくい加工を施す事で柔らかい肌触りを保ちながら硬水にも負けない耐久性に優れたタオルを生み出しました
ちなみに、ヨーロッパのタオルがゴワゴワしている理由は太くて丈夫な糸を使っているという事なんですね。
堀江:ゴワゴワからも…まあまあ、いいや。
なんとか僕も勝てたかもしれない。
八木:この辺りは、何かこう…。
中野:住んでたので。
もう、洗うとゴワゴワになっちゃうんです、本当に。
八木:日本から持っていったタオルは。
中野:で、向こうで買ったやつを使わないと…。
日本から持っていったのは捨てました、全部。
八木:タオルの、本当、感じが風合いが違いますよね。
ヨーロッパと日本ではね。
ここで、東大、八田亜矢子が見事正解しこのセカンドステージ勝負は混戦模様となった
ここで、運命を担うこんな問題
八木:ここで、大きく問題のテンポが変わります。
ここで、ランキング博学という問題にいきましょう。
この問題は林修先生が抜粋した日本全国の変わったランキングから出題
想像力とひらめきが求められます
あるものについての都道府県のランキングの上位と下の方が出ますんで、一体何についてのランキングなのか。
色んな数字もヒントになりますのでよくお考えの上お答えください。
八木:例題は、日本文化の1つ○○が残っている率。
高い順から並んでいます。
どうぞ。
これを30秒以内で答えて頂くという事になりますが。
もう、ここは、皆さんで思いついた方がいたら例題ですから。
八田:森林とかじゃないの?舛添:違う、違う…。
八田:あっ、日本文化か。
八木:日本文化の1つの何かが残っている…。
八木:わかった方どんどん言って頂いて。
舛添:三味線とか?林:違いますね。
林:パーセンテージも、結構ヒントになるものもありますね。
舛添:踊り。
林:踊りでもないです。
林:これ、どなたか、わかった方いらっしゃいませんか?そちらの方でも。
八田:方言!八木:そうなんです。
方言の率なんですね。
加藤:東京都の方言…。
八木:方言が残っている率。
例えば、かたつむりやしもやけという言葉がどう変わるかなどの調査結果をもとにしています
このように、一風変わったランキングが出題されます
視聴者の皆さんも予想しながら、お考えください
制限時間は、ちなみに30秒で2回、答えて頂いてもオッケーなんです。
2回まではオッケーという事になります。
八木:さあ、それでは参りましょう。
問題は、こちら
北海道が1位のあるものの数です
それでは、スタート
橋本:ヒントがいらないな。
八木:大人のたしなみ。
なんとかの数のランキング。
橋本:大人のたしなみ…。
八木:なんとかの数が多い順。
八田:わかっちゃった。
橋本:大人のたしなみ…。
林:10秒ですよ。
八木:2回、2つ答えて。
何かが多い順。
橋本:床屋。
林:床屋ではありません。
もう一つ。
もう一つ。
橋本:間違えてしまいました。
失礼しました。
林:2回、解答権ありますので。
橋本:なんだったの?八田:ゴルフ場。
八木:正解です。
ゴルフ場の数でした。
広い北海道に次いで2位となった兵庫県には日本で初めてオープンしたゴルフ場もあります
問題は、こちら
長野県が1位のあるものの数です
それでは、スタート
堀江:これは、でも当然、スキー場じゃない?加藤:それ、やさしいですよ。
八木:正解です。
堀江:俺、ちょっと、なんか…すげえ…。
ラッキーだって事ですよ。
当たった、イエーイ。
当たったもん勝ちだよ。
1位の長野県には日本アルプスがそびえており白馬、志賀高原など有名スキー場が多い事で知られています
八木:それでは舛添さんへのランキングは車社会に欠かせないなんとかの数の多い順ランキングどうぞ。
舛添:カーナビ?八木:もう1回答えられます。
舛添:高速道路。
違う。
堀江:え〜、もったいない。
林:高速道路こんなにありますかね。
堀江:ガソリンスタンドじゃない違う?八木:正解はガソリンスタンドでした。
堀江:簡単じゃん、だってほら。
簡単だとか、みんな言うけどさ。
これ、めっちゃ簡単でしたよこれ。
舛添:もうちょっとひねってると思ったな。
八木:そうですね色々考えちゃいます。
車での移動が多く広い北海道にガソリンスタンドは不可欠
また、2位の愛知県は車の生産額が日本一です
八木:それでは加藤さんへのランキングは歴史に関係した○○の数の多い順ランキング、どうぞ。
八木:歴史に関係するかな?加藤:城?林:城ではないですね。
八木:もう1ついけます。
加藤:お寺!八木:正解です。
加藤:京都かなと思ったんですよお寺だったら。
でも、愛知がって…。
八木:お寺は愛知が一番多かったんです。
愛知、大阪兵庫の順だったんですね。
愛知県の他は近畿地区が上位を占めています
かつて都があった京都や仏教の中心地、比叡山のある滋賀県がランクインしています
八木:仕事にまつわる○○の平均時間ランキングどうぞ。
金田一:ええ?やす…昼休みの時間。
林:ではない。
さあ、もう1回です。
金田一:ええ〜、通勤時間。
八木:正解です。
金田一:よかった。
林:やっぱり関東近辺、長いんですね。
八木:そうですね郊外からの方が多いんですね。
1位の神奈川県は東京へ電車で通勤する人が多い県
首都圏は、おしなべて通勤時間が長い傾向があります
八木:高畑さんへのランキング問題はちょっと贅沢?○○代の多い順ランキング、どうぞ。
こちら、1世帯当たりの年間支出になります。
1世帯当たりの年間支出の…。
高畑:外食代。
林:外食代ではないです。
高畑:お誕生日プレゼント代。
林:いえいえ。
高畑:あっ、2回までですよね?林:はい。
八木:正解はタクシー代だったんですね。
ランキング上位には夜の街がにぎやかな都市がちょうど並んでいます。
そして4位の長崎市は坂が多い事で有名という事でこれがタクシーの利用に繋がっているという説もある。
夜の街に出掛けやすい福岡、札幌なども…。
八木:八田さんへの問題はある習い事、○○の受講者の多い順ランキング、どうぞ。
八田:5万人いる。
大阪で5万人いる習い事。
習い事っていうと何がある?何があるかな?習い事…。
愛知、東京…お茶。
林:お茶ではありません。
さあ、残り10秒。
もう1回。
5秒。
八田:ペン習字。
八木:言った方がいいですよね。
林:確かに。
八木:これは大阪で多いという…。
八田:英会話。
林:英会話ではないです。
加藤:そろばん。
林・八木:そろばん。
八木:正解。
そろばん。
八木:最近ね、習わないから八田さんの世代だとちょっと難しい…。
加藤:大阪の人は計算にあれなんですね。
林:極端に多いですね、大阪ね。
八木:圧倒的に多いという事なんですね。
堀江:そろばんはいい問題でした。
さすがです。
素晴らしい。
博学ナンバー1を決定
運命を決めるこのランキングを答える問題はここで終了
そして、最終問題は橋本が見事正解しここでセカンドステージは終了
八木:という事で、ここでセカンドステージ終了という事になりますか?林:これで次のステージへの進出者が決まったと。
八木:はい。
果たして、決勝に進む2人とは誰なのか?
八木:それでは、その2人を1人ずつ発表して頂きましょう。
林:それでは、申し上げます。
決勝進出者、1人目は堀江貴文さんです。
おめでとうございます。
八木:おめでとうございます。
90ポイント獲得です。
林:さあ、そしてもう一人目は…。
金田一秀穂さんです。
おめでとうございます。
八木:70点獲得です。
おめでとうございます。
セカンドステージはね、ちょっと苦しんでらっしゃいましたけれども…。
堀江:怖い。
林:決勝進出者は堀江さんとそれから、金田一さんです。
おめでとうございます。
八木:おめでとうございます。
皆さん、お疲れさまでした。
ありがとうございます。
まさに異種格闘技戦
東大出身、堀江貴文VS言語学者、金田一秀穂
全てはこの決勝ステージで決定する
果たして、ナンバー1博学の称号を手にするのはどちらなのか?
決勝ラウンドナンバー1博学への道!八木:さあ、決勝ラウンドはお二人だけの書き問題になります。
全部で5問出題されます。
5問の結果でどちらが優勝するかが決定するという事になりますね。
林:このステージに残ってるのも2人だけ。
堀江:そうなんだ、ここまでの点数は関係ないんだ。
八木:ちなみに東大対東京外語大の戦い。
言語学者、金田一さんの戦いという事で…。
堀江:どんな問題が出るかによるでしょうね。
八木:まさに知のバトルという事で。
はい。
さあ、それでは参りましょうか。
最初の問題は、こちらです。
世の中には、こんな本がある
林:続いての出題はこの本からです。
八木:江戸時代、武士のお辞儀は48パターンあったなど面白雑学を通して江戸時代の実像がわかる本です。
その50ページには江戸時代にも食べられていたという寿司について書かれていました
寿司が今のようなにぎり寿司の形になったのは19世紀前半頃で考案した人物は和食レストランの店名にもなっている華屋与兵衛といわれています
江戸時代、にぎり寿司は屋台で食べる事が多く客は、立ったまま寿司を手でつまんで食べていたそうです
そんな寿司屋台には現在とは少し違った文化がありました
町の人々は寿司屋台のある部分を見て繁盛店かどうかを見極めていたそうです
ここで問題
林:屋台のどこを見て繁盛店かどうかを判断していたのでしょうか?お答えください。
八木:それではお書きください。
堀江:えー?堀江:どこか…。
うわ〜、俺、これちょっと、わかんねえな。
これ、いい…答えじゃないから。
金田一:時間切れ、時間切れ。
堀江:わかった、わかった…。
八木:さあ、書いて頂きました。
はい、揃いました。
堀江:絶対違う。
林:よろしいでしょうか?はい。
それでは一斉に見てみましょう。
どうぞ。
八木:金田一先生の…。
堀江:あ〜、絶対そうだ!八木:これは絵で描いて頂きました。
お店の前の、みんなが立ってる足跡のあるところのその…、なんていうの?床っていうの?林:地面というか。
なるほど。
堀江:参りました!金田一:いやいや、いやいや…。
林:一方の堀江さんがシャリの量。
堀江:全然ダメ。
八木:シャリの量と思ったのはちょっと思いつきで?堀江:ううん。
だからシャリが、こうなんか、減ってたりとか…。
すごい…シャリがたくさん置いてあるところはたくさん来るだろうから。
シャリの米びつみたいなのが大きいところはまあ、流行ってんじゃねえかとかそういう感じです。
林:要は、米びつの大きさとかそういったもの?堀江:そうそうそういう系です。
八木:さあ、それでは正解VTRを見てみましょう。
堀江:うわー…。
正解は、のれんでした
おしぼりなど気の利いたものがなかった屋台では客は、寿司を食べ終えたら飲み残したお茶で手をすすぎ屋台の、のれんで手を拭いていたそうです
そのためのれんが汚れているほど客が多い繁盛店の証しになっていたんですね
俺、負けたと思いました、正直。
林:という事で、残念ながら第1問は、両者不正解。
八木:まさかのという事…。
パチンコ屋なんかさタバコがいっぱい置いてる…。
入ってるところが出る台だってあるじゃない?堀江:ああ、なるほどね。
金田一:だからね、なんとなくタバコが落ちてたりさ。
八木:下の部分が汚いのがあって…。
早かったんですけどね。
高畑さん、これは?これも全く私の中では常識ですね。
堀江:そうなんですか…。
まあ、でも、それは…。
堀江:それの事を、みんな何って言うかわかります?負け犬の遠吠えって言うんですよ。
先生、こういう人脳科学的に、どうなんですか?高畑:男性として、性格。
中野:言えないね、これね。
堀江:すいません…。
間違えました。
失礼しました。
まずは、お互い不正解で得点はならず
この決勝ステージ1問でも正解出来れば相手にプレッシャーがかかる
果たして、先手を取るのはどちらなのか?
八木:まずは第1問は、引き分け。
第2問。
それでは問題です。
世の中には、こんな本がある
林:続いての出題はこの本からです。
八木:ピカソ、ゴッホミケランジェロなど絵画の巨匠が絵にこめた素敵な嘘を解き明かしています。
この作品をご覧ください
オランダの画家レンブラントの代表作『夜警』
1642年の作品
描かれているのは当時の市民自警団
自警団の隊長と副官が団員たちを率いて出動する瞬間を生き生きと描いた油絵です
さて、実は、この作品『夜警』というのは通称でしかありません
そもそも、当時は絵に題名を付ける習慣がありませんでした
題名を付けるようになったのは展覧会が公募制になり個展が開かれるようになる19世紀になってからです
なので、この『夜警』も100年、200年経って付けられた、通称なのです
しかし、この本の著者によるとレンブラント本人が『夜警』という題名を聞いたら絶対に許さなかったはずとの事です
ここで問題
八木:後世になってレンブラントの意に反し『夜警』というタイトルが付けられたのは、なぜでしょう?それでは、お書きください。
堀江:え〜…。
林:難しい問題ですけどここは、ちょっと正解してほしいですね。
金田一:えーっと名前が付いたのが1860年って言ってましたっけ?林:まあ、100年、200年経ってですよね。
堀江:でも、レンブラント本人は付けないと思われる『夜警』というタイトルがあとの時代に付けられたのはなぜかって事ね。
林:レンブラント本人なら『夜警』とは付けなかった。
八木:パッと思いつきで。
堀江:はい、書きました。
もう、全くわかりません。
八木:意外とね、なんか苦しんでらっしゃいますけれど。
堀江:まあ、いいや。
もうわかりません。
金田一:これね本物見たんだよね。
林:それでは一斉に見てみましょう。
どうぞ。
八木:まず、堀江さんから聞いてみましょうか。
堀江:いやわかんなかったです。
これ、お祭りの絵なのかなとか思ったりとかしたんですけど別に関係ないよね。
林:だから『夜警』なんていうタイトルが付くはずがないと。
なるほど。
林:一方で、金田一先生が光源が窓だから…。
金田一:昼光のはず。
昼間の絵なんですよ。
林:暗いから、夜に見えた。
金田一:そう、だから『夜警』ってしたのかなって。
でも、レンブラントって割と光が大切なんですよねいつもね。
わざと夜の絵を描いたりするんだけどこれは、どう考えても夜の絵じゃない。
レンブラントとしては。
堀江:もう負けました。
すいません、また負けました。
すいません。
金田一:だってロウソクがこんなに立ってるはずないもん。
あちこちにあるもん、これ光が。
林:なるほど。
堀江:本物見てる人に勝てないですよ。
八木:正解を見てみましょう。
実は、この絵、夜ではなく昼の場面を描いたものなのです
よーく見てください
夜の絵では、あり得ない光が差し込んでいますよね
どうして、名前を付けた人が夜の絵だと思ってしまったかというと…
時間が経って、表面のニスが黒くなってしまったため夜を描いた絵だと思われてしまったという事なのです
そう、ただでさえ暗めの絵がさらに黒くなってしまったため光が差している事も気づかれずのちに『夜警』というタイトルが付けられる事になったのです
ちなみに、今、私たちが目にしている、この『夜警』
実は、20世紀に入って修復され明るさを取り戻したもの
1642年のレンブラントが描いた当時に近づいたそうです
林:という事で金田一先生、正解です。
おめでとうございます。
八木:昼の絵だったからという事は正解でした。
ただ、理由は100年、200年経って黒ずんでしまっていたという事なんですね。
金田一:まあ、暗いから。
八木:そうですね。
だから暗くなってしまって。
堀江:なんか聞いた事あったかも。
八木:その黒ずんでしまった…。
堀江:だけど、よかったですよ。
2問中、2問とも僕、負けると思いましたから1問で済んでよかった。
八木:まだ3問ありますから。
堀江:絵の問題なんか絶対当たらないと思ってたからもういいです。
これは、もう捨て問題です。
ここで言語学者金田一秀穂が先制
東大、ホリエモンにプレッシャーをかける
そして、続く3問目は戦国時代の軍師にお坊さんが多かった理由を問う問題
正解は敵陣でも危害を加えられず無事帰還出来たから
これは両者不正解
八木:この問題、5問なんですけれども、決勝ラウンドは。
次の問題で、もし堀江さんが間違えてしまって…。
林:かつ…。
八木:金田一さんが当たったら4問で決定してしまう。
堀江:頑張りますよ。
そうやってプレッシャーかけてもアドレナリンは…ダメだ。
八木:本当に嫌そう。
ここで金田一がリーチ!
ホリエモンはもう、あとがない!
果たして、決着は…
八木:さあ、それでは4問目に参りましょう。
こちらのVTRです。
江戸時代の実像がわかる本『なぜ、江戸の庶民は時間に正確だったのか?』から出題
その50ページには江戸時代にも親しまれていたという出前について書かれていました
江戸時代ですから現在のように保温機能が発達しておらず到着した料理が冷えてしまうという事がよくあったそうです
当時、大久保今助という人物がいたのですがその男のちょっとした提案から冷えてしまうという悩みを解消するある料理が生まれたんです
それは、現在でも大変身近な和食として親しまれています
ここで問題
八木:料理が冷めてしまう事を解消する、ある料理とは一体どんなメニューなのでしょうか?お書きください。
金田一:今でも食べます?八木:今でも食べます。
八木:出前で、どんなものをね頼んでいたか…。
橋本:いいアイデアだなこれ考えた人は。
堀江:違うかな?もういいや。
絶対に思い浮かばないこれ以上のアイデア。
中野:堀江さんがかわいい。
すごいかわいいです。
堀江:今日、全く降りてこないですねここ来ると。
八木:はい、出揃いました。
それでは見てみましょう。
一斉にどうぞ。
お二人、同じ答えですね。
林:「ふたつき」とは書いてありますが基本的には同じですね。
八木:丼物。
金田一:でも丼だってね昔から食べてたろうにね。
堀江:でも、丼物はなかったんじゃないですか?金田一:だって、ご飯があってさおかずがあってそれに、ぶっかければいいわけでしょ?堀江:いや、だけど、意外とこういうのって新しいんですよ。
寿司屋とかでも、ネギトロ巻き食えるようになったの30〜40年前だもん。
金田一:おにぎりとか。
八木:まあ、でも、これはお二人とも同じ…。
お二人ともダメかお二人とも正解かどちらかになります。
堀江:番組的にはいいと。
八木:ここで決まる事はないです。
さあ、それでは正解VTRを見てみましょう。
正解は、うな丼
つまり丼物だったんですね
考案者の大久保今助という人物実は、料理人ではなくただのうなぎ好き
今助が出前を頼む際うなぎが冷えないようご飯の上にのせてくれと頼んだ事が丼料理発祥のきっかけだったんですね
ちなみに…
うなぎの蒲焼きの語源はうなぎは、昔裂かずに串に刺して丸焼きにしていたんです
その姿が、植物のガマに似ていた事から変化して蒲焼きになったとの事
堀江:これは知ってました。
八木:お見事、お二人正解です。
揃って正解です。
堀江:1問も当たらずに帰るところでした。
八木:ちなみに、カツ丼が生まれたのは昭和10年頃で親子丼が明治初期。
つまり、うな丼が一番早く生まれたという事なんですね。
堀江:意外と食文化っていうのは新しいんですよ。
だから、さっきの続きだとネギトロ巻きとかも20〜30年…30〜40年前かな?金田一:ネギトロはそうだよね。
堀江:戦後なんですネギトロも。
金田一:ネギトロなんて食べた事なかったもんね。
堀江:芽ネギとかそんなの食い出したの本当、ここ20年ぐらいですよ。
金田一:サーモンとか…。
堀江:白魚とかね。
八木:その中で、うな丼は比較的、だから古いものだったという事なんですね。
林:ここまで金田一さんが2問で堀江さんが1問ですからここで、もう金田一さんが勝てばもう決まりです。
とにかく、この1問に両者とも集中して…。
お願いします。
八木:さあ、それでは問題に参りましょう。
こちらです。
語源から世界の歴史を紐解く一冊『語源に隠れた世界の歴史』
その24ページを開いてみるとこんな記述が
古代ローマで使われていた暦は最初10か月しかなかった
つまり、1年は約300日しかなく残りの2か月はノーカウント
一体どういう事?と不思議に思う方も多いと思いますが詳しく説明すると…
ローマで最初に暦が出来たのは紀元前750年頃
ローマの建国者ロムルスの名にちなみロムルス暦という暦が作られたのですがそれが、ご覧のような暦
現在の3月から12月までは名前がつけられていましたが残りの2か月間には、名前がつけられていませんでした
そこにはある理由があったのですが…
それでは、ここで問題
林:古代ローマの暦において1年のうち、1月と2月に呼び名がなかった理由とは一体なんなんでしょうか?八木:古代ローマの時代。
橋本:あ、先生。
堀江:ああ、ここで頑張りたい。
でも、先生が当てちゃったらもうね、負けなんだよねどっちにしても。
これ、全然自信ない。
堀江:俺は諦めないよ。
八木:書ききりますか?堀江さん。
金田一:なんだっけな…。
なんか聞いた事があるような気がするんだよな。
金田一:このくらい…。
八木:さあ、それでは出揃いました。
一斉に見てみましょう。
はい。
まずは、金田一さんが…。
林:皇帝の予定がない。
皇帝中心に見た時に、あそこは何もない、やる事がないからそういう点から名前もいらなかった。
金田一:要するにヴェイケーション…バカンスでしょ。
要するに空っぽっていう意味でしょ。
林:なるほど、なるほど。
そこが今で言うバケーションの時期に当たっていたと。
八木:要は、皇帝にとっての休暇の時間だから。
金田一:皇帝っていうか政治とかね。
八木:政治などが、その時間が休みの日だからという事ですね。
堀江さんは?堀江:僕の説明は例えば、10月とかだと神無月っていうじゃないですか。
出雲に、全部神様が行っちゃって出雲では神在月って言ったりするじゃないですか。
そんな感じの…、感じなのかなっていう、こう、何かまあ、宗教的じゃないんだと思うんだけど収穫祭とかなんか、祭りとかから名前がつけられたのかなっていう。
今月は収穫祭の月だ、とか。
そんな感じで名前がつけられていったのかもしれないなと思いました。
金田一:そうすると1月、2月はなんにもする事がなかったって?まあ、似てるよな。
堀江:冬だから。
正解は、農作業に関係がなく重要視されていなかったため
そもそも、ロムルス暦は農耕のための暦で1年の始まりは春
そこから10か月304日間しか名前がつけられず農作業がない時期のおよそ60日間は死の期間と呼ばれていたそうです
しかしそれでは、まずかろうとロムルス暦誕生からおよそ40年後の紀元前710年頃新たにヌマ暦という暦が制定され冬の期間にも、2つの月を追加
1年は12か月になったそうです
ちなみに、9月から12月はこの当時から今と同じつづりだったようです
という事で、正解は農作業に関係がなく重要視されていなかったためでした
八木:これは堀江さんが正解になります。
林:一番の問題は当時、まだ、ローマに皇帝がいなかったんですよ。
堀江:あ、そうなんだ。
すいません、なんか。
八木:そして、やっぱり収穫祭とか、そういう…。
林:収穫って入ってますからね。
八木:そして、1月、2月は呼ぶ必要がなかったっていう…。
堀江:やる事がないっていうのは…。
林:という事で、両者2問ずつ正解という事になりましたので両者同点優勝です。
堀江:えーっ!八木:おめでとうございます。
引き分けでお二人優勝という事になります。
高畑:ペアでフランス。
激闘の末「THE博学」の称号は堀江貴文、金田一秀穂の両雄に与えられます
林:おめでとうございます。
堀江:ありがとうございます。
八木:おめでとうございます。
そして、世界遺産ツアーです。
フランス、イタリアへお出かけください。
おめでとうございます。
金田一:ありがとうございます。
堀江:ありがとうございました。
八木:お二人に決まってホントに嬉しそうなのがよかったですね。
林:まあ、しかし、ホントこの長時間にわたった戦いはなんと、お二人の同点優勝と。
堀江:きつかったです、最後。
高畑:でも、なんかグチグチ言いながらよく絞り出しましたよね。
堀江:いや、もうね頭の中がグリグリグリグリいっちゃって、もう…。
2015/03/26(木) 19:00〜21:48
ABCテレビ1
超インテリクイズバトル「THE博学」春の3時間スペシャル[字]

■日本中の面白い本からクイズを出題する 話題のインテリクイズバトル!▼堀江貴文、舛添要一、高畑淳子、徳光和夫ら“知の鉄人”10名が激突!▼司会は林修&八木亜希子

詳細情報
◇番組内容
■日本中の面白い本からクイズを出題する 話題のインテリクイズバトル第3弾!★東京都知事・舛添要一、ITエキスパート・堀江貴文、レジェンドアナウンサー・徳光和夫ら、多彩な分野の“知の鉄人”10名が激突!★専門知識がないと解けない問題はなし!己の経験と想像力を駆使すれば、必ず正解にたどりつける新しいクイズ番組!★第3代『THE博学』の称号を手にするのは誰だ!?★司会は林修&八木亜希子の同い年コンビ!
◇出演者
【MC】林修、八木亜希子
【解答者(五十音順)】加藤登紀子/金田一秀穂/高畑淳子/徳光和夫/中野信子/橋本大二郎/八田亜矢子/堀江貴文/舛添要一/やくみつる
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/hakugaku/

ジャンル :
バラエティ – クイズ
バラエティ – その他
趣味/教育 – その他

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日本語
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