山本太郎氏が街頭記者会見、ヤジにも動じず「そんなあなたも守りたい」
2015年3月26日20時59分 スポーツ報知
「生活の党と山本太郎となかまたち」の共同代表、山本太郎参院議員(40)は統一地方選が告示された26日夜、東京・新宿のアルタ前で区民を対象に「街頭記者会見」を行った。小学生から東大大学院生まで、様々な層からの質問に答える中で聴衆からは「おめえ、議員なんか辞めろよ!」とヤジも飛んだが動じずに「ありがとうございます! そんなあなたのことも守りたい!」と返した。
質疑では安倍政権が目指す憲法改正、福島の原発事故処理、農業、医療、沖縄の米軍基地辺野古移設問題などについて、それぞれの持論を展開。特に原発事故の収束作業については「今も非常事態が続いている。汚染水は海に流され続けているんです。安倍総理は東京五輪を呼ぶために『汚染水はコントロールできている』とウソをついた。五輪をやってる場合かよ!」と訴えかけた。
統一地方選では、安倍政権の政策を大企業中心、株主を最優先する市場優先主義と位置づけ、家計の収入アップを目指す生活優先主義をアピールしていく方針。統一地方選は毎回投票率は下がり、注目度の低い選挙だが「興味を持ち、自分の声を議会に届けてくれる人をみつけ、あなたの地元を守って欲しい」と呼び掛けた。