New Entries

ハセガワ 1/48 F-2a (2)

 
続きを読む

移行期間


20150312_095906.jpg
※デカール貼り・フラットクリアコートをしていない状態です。


え~ お久しぶりです。 失踪したわけではありませんよ?(笑)
先週は私生活の方が大変忙しく、更新できませんでした。
模型もあまり進んでいません……
まぁゆっくりと進めていきますよ。

F-2、F-4ともに地味な作業の途中です。
せっかくエッチングパーツを入手できたので、キャノピー開状態で
製作することにしました。駐機形態を再現すべく、ちまちまとやっております。

20150319_214651.jpg

機首にサフを吹いたところ。
ライトニングアレスターはマスキングテープの囲いに溶きパテを塗るだけ
という簡単仕様。位置を吟味できる分、伸ばしランナーより神経を使わないかも。
ガンガスパージ用エアインテークはプラ板で適当に。意外と存在感がありますね。

後はコクピット内を少しいじった程度です。
来週には洋上迷彩の2機が見られるかも?

今週はこれにて失礼します。
また来週! 

実機資料集其のⅠ F-1(T-2)

一週間ぶりです。
先週末にブログリンクに加えさせて頂いた方々、
ありがとうございました。勝手な真似をお許し
下さい。


現在静岡に帰省しております。
買い物をしようと家を出ると懐かしいエンジン音。
静浜基地から飛来したT-7が元気に……
時折低空をフラフラしながら飛んでいました。
コクピットには教官の声が響いていることでしょう(汗

さて、折角静岡に来たので浜松基地の広報館へ行って
きました!!
入口を入ると、奥に2月に開催された空自機プラモデル
コンテストの作品がショーケースに入れられていました。
どれも技巧が凝らしてありとても勉強になりました。
毎年8月にも開催されているのですがいつも間が悪く…
来年2月には出展してみたいですね。

すべて紹介すると今後ネタ切れになった時n記事が
とても長くなってしまうので順を追って紹介します。
今回は撮り溜めたF-1の写真です。


機首周辺。
20150303_123539.jpg

パネルオープンで展示されているので内部の様子が分かります。
ネジ止めするフレーム部分には機体内部色の跡が微かに見られますが
取り外されたパネルの内部色が付いたものでしょうか?

20150303_123851.jpg

風防部分には、迷彩の緑色と黒の塗装の境界にはハセガワ1/48のような
パネルラインがありませんね。風防内部のパイプにも注目。
周辺のパネルラインは凸モールドでも良いような
気がしてくる(という1/72の逃げ)。

20150303_123842.jpg

キャノピーフレーム周辺。塗装が剥げています。地の色は青?
コーションデータは意外と機体表面に馴染んでいません。
案外デカールの段差は気にしなくて良いようです。

20150303_123628.jpg

20150303_123632.jpg

20150303_123653.jpg

20150303_123659.jpg

20150303_123619.jpg

この辺は皆さん資料をお持ちだと思うので参考程度に。

20150303_131328.jpg

前主脚。細かいコーションデータが見えます。配線・接合部は
複雑極まりないですね。ウオッシングも必須のようです。
アンテナにも注目。

20150303_123755.jpg

右エアインテイク上面を機首側から。スリッドの中には金網が。
1つ飛ばしで固定されています。

20150303_123827.jpg

右エアインテイク。パネルラインよりリベットラインの方が
多いようです。
「危険」の文字が赤帯に平行になっていません。
機体のステンシルにはスプレーの吹き付けによるものがあり、
段差のせいでぼかしが入ってしまっているものもチラホラ。

20150303_124043.jpg

20150303_124029.jpg

T-2なら後部座席が入っている部分。真横からの写真が無い
ので参考程度に(ならないか… すみません)。
パネルオープンにする時はエアパーク1階へ。

20150303_132401.jpg

後主脚。着陸灯はくすんだシルバー。
脚柱やホイールの赤い塗装もアクセントになりそう。
右のカバーは通常は閉まっていますよね。

20150303_122911.jpg

主脚格納庫カバー。
縁が赤なのは前側側面だけで、他は主脚色にしよう。
オレオにはカバーが。

20150303_123130.jpg

スピードブレーキ裏にはリベットラインに沿ってタッチアップ
した跡がありますが全体的にキレイです。
エンジンの配管・コード類はやけにカラフル。
エンジン周辺は機体内部色が使われない?

20150303_122952.jpg

主翼下の塗装の回り込み。
個体差はあると思われますがこだわる人はぜひ。

20150303_131230.jpg

20150303_131250.jpg

同じ機体ですが無塗装部の左右の汚れ方が異なります。
スモーク発生装置とは関係無いと思われます。
フックは異常なほどキレイ。コーションデータ周辺は
タッチアップされているかのような汚れ方。
電源が入っていない時のスタビレーターの角度にも注目。

20150303_143115.jpg

リベットラインに沿って色が変わっています。
尾部のくぼみの中は汚れていないシルバーです。
無塗装部の塗り分けラインにも注目。
スタビレーターが一枚板でないのも分かります
(当たり前ですが)。


今回はこんなところですかね。

話は変わりますが、今回の帰省で新たに
ハセガワの1/72 T-3、フジミの1/72 F-86F-30を
入手しました。また、1/48 F-4EJ,T-4(旧版),1/72 F-4EJ
のエッチングパーツ(いずれも生産休止中)も入手しました。

現在のストックをまとめると、

 ハセガワ 1/72  ・F-104J/DJ 2機セット
            ・F-2a
            ・F-4EJ改 (パーツ取り)
            ・T-3 ×2
            ・XT-2
・T-2CCV
        1/48 ・F-2a ディテールアップバージョン
             ・F-4EJ改 洋上迷彩 
・F-104J
             ・97艦攻
             ・99艦爆

 タミヤ    1/48 ・夜間戦闘機 月光

 フジミ    1/72 ・RF-86F
            ・F-86F-30

 童友社   1/72 ・T-6G

となります。確認したかっただけです。
覚えていられるだけまだマシでしょうか(笑)
ちなみにF-15J戦競2013は完成済みです。
またそのうち。

今週はここいらでおいとまします。
明日はロードバイクを走らせ、下宿に戻ります。
国道52号で甲府まで5時間半の山道です。

それではまた来週!

 

タミヤ 1/48 零戦52型

寒さも少し和らいできました。
氷点下の中エアブラシを握らなくて済むのは
ありがたいですね(笑)


さて、突然ですが零戦52型のご依頼を承った
ので、リベット打ちを終えた状態で放置していた
零戦を完成させます。人に渡すものとなると
いつも以上に気合も入りますな!

手順はいつも通り(1/72 21型,1/48 11型参照)です。
特に変わったことはしていません。
今回は塗装から始めたので、それ以前の工程の画像は
ありません。まあ普通に組んだだけですが。


20150223_123238.jpg

まず初めに隠ぺい力の弱い色を塗る部分に白を塗り、
裏打ちします。この作業は明るい色の発色に大きく
影響するので絶対にやるべきです。
乾燥後○LFAのサークルカッターでマスキングテープ
を切り抜き、日の丸の縁をマスキングし、赤い部分の
塗装をします。自信がある人は「ノルナ」も……?
乾燥後はまたマスキング。


20150223_144246.jpg

続いて敵味方識別帯と機体番号、プロペラ注意標識
の黄色(クレオス58番)を塗ります。3度塗りで彩度アップ。
乾燥したらしっかりマスキング。

20150223_170211.jpg

数字はデカールに付属する物から大きさと
フォントが似ているものを使います。
デカールの上にマスキングテープを貼って
カッターナイフで切り抜き、垂直尾翼に貼り付けます。

おそらく後で修正が必要になるので覚悟を決めましょう。

個人の問題ですが、零戦21型など機体上面色が明るい
色の時は、機体色の塗装と順序が入れ替えています。
日の丸も最後です。この辺は好きな様にやればいいと
思います。
この場合、機体番号はPCで作って印刷しマスキングテープに
貼り付け、数字の部分を切り抜いて穴の開いた方の
マスキングテープを貼りつけます。
まぁ修正が簡単だと思う方でやってくださいな。

このあと、機体下面色(クレオス35番)を塗ります。
パネルラインにシャドウを付けるときは、この作業の前に
パネルラインに沿って黒を吹くのが一般的ですかね。


20150223_183328.jpg

続いて機体下面色の部分をマスキングします。
零戦は、主翼と水平尾翼の縁の部分に機体上面色が
回り込み、ぼかしが入るのでここも忘れずにマスキング
します。
回り込みはぼかしを含めて敵味方識別帯と同じくらい
になるのがべストです、、、が なかなか上手くいきません^^;
回り込みはエルロンには入りませんよ。

機体表面は全体的にぼかしの程度は少な目です。
白黒写真を見ていると割とくっきり塗り分けられて
いるようにも見えますが…… 
レストアされた機体はぼかしが入っていますよね……

20150223_202609.jpg

マスキングを取る瞬間は模型製作において最も
楽しみな瞬間の一つです。
中島整の零戦は尚更ですね。
レタッチが必要な場所もチラホラ…どころじゃない!?


20150224_195152.jpg


修正も程々にして主脚格納庫・カバー、フラップ内部に
青竹色……は手持ちのものが使えない状態だったので
8銀とグリーンとインディーブルーで作り塗装。
この辺の色の事は考証し出すとキリがないので素直に
インストや一般の説に従うのが無難です。


この後はデカール貼り、半光沢クリアコート、墨入れ
といういつもの流れです。

今回はその後にフラットブラックと艶消しクリアを混ぜた物
をシャドウとして吹き付けてみました。ついやり過ぎて
しまうんですよね~~ あっという間に模型映えを優先した、
実機ではありえない(?)状態に。
そしてハゲチョロを入れ、汚し塗装に入ります。
この210-105号機は明治基地を拠点とする210空の
機体です。もちろん基地は舗装されておらず地面は
土なので、こういった事も頭に入れながら汚していきます。

そして小物を取り付けて完成!

20150226_130617.jpg

数字はこの辺が限界でした……
有名な写真ですので見たことがある方も多いかと
思いますが、実機とは文字の雰囲気が少し違う気も
します(汗


20150226_132426.jpg

排気管には溶接跡の筋彫りを追加しました。
地味に目立つのでお試しあれ。
ちなみに海軍の排気管はステンレス製で錆びにくい
そうですよ。汚し塗装で派手に錆びさせないように!

20150226_130836.jpg

今回も戦艦模型の階段から。11型参照。
見えませんが主脚にはブレーキパイプを
追加。


それでは完成写真をどうぞ。

20150226_130854.jpg

20150226_130533.jpg

20150226_130944.jpg

20150226_130731.jpg

20150226_132803.jpg

20150226_131807.jpg

20150226_132906.jpg

20150226_131601.jpg


長編となってしまいましたがお読みいただき
ありがとうございました。
来週は実家に帰るる予定ですので、模型製作
は進みそうにありません。代わりに初の野外の
記事が……?

ではまた来週! 

ハセガワ 1/48 F-2a (1)


お久しぶりです。
そろそろ自動車免許を取得しようと思い、教習所に
通い始めた今日この頃であります。
しかし、高校生が多い事……
まあ進学・就職が決まって遊んでいるよりは
ずっと良いことだと思いますがね。
彼らは4月までという短い期間で集中的に頑張るのでしょう。
進路が決まって喜んでいる暇もあまり無いんですね…

さて今回は最近… いや、昨年6月に発売されたF-2aディテールアップ
バージョンの製作記事になります。
いつも流行に乗り遅れている当ブログです^^;
発売されてからもうそんなに経つのね……

キットの内容に移りましょう。
このキットは、定番のF-2aに、戦技競技会塗装の
ハセガワ純正デカールとエッチングパーツを同封
したものです。


20150219_221319.jpg

再現できる機体は 558, 557, 563 の3種類です。
昨年2月(もう1年前!)に発売された1/72の2機セットのものと
ほぼ同じですが、戦競優勝塗装の 561 のみ再現できなく
なっています。
個人的には、3を赤と白でダイナミックに描いた第3飛行隊の
557 がツボですな。築城の部隊マークもそうですが、青地の
機体に赤や黄色のマーキングはよく似合います。


そしてこのキットの目玉です↓

20150219_221349.jpg

どうしてもオーバースケールになりがちだった放電索も
シャープで自然な雰囲気になってくれそうです。
また、キャノピーの把手・ミラーやシートベルトが付属して
いるので、コクピットもリアルに仕上がります(たぶん)。

主脚に付けるパイプ類も良い感じですね。細かすぎて上手く
組み込めるかが一番問題ですが……

AAM-3のフィンは正直いらなかったかも?


現在、機体の方はパテを盛った削ったのエンドレスです。
この辺はまた次回ということで!

お休みなさい!