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【甲府】14年ぶり赤字 エンブレム・ロゴ和解金支出で

2015年3月26日17時0分  スポーツ報知

 J1甲府の運営会社「株式会社ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブ」は26日、山梨県庁などで行われた経営委員会と株主総会で、2014年度の収支を報告した。

 営業収入は15億1836万3195円で、636万2275円の経常利益があったが、昨年2月に前身の「甲府クラブ」とエンブレム・ロゴの商標権を巡る訴訟が和解し、商標権の永年譲渡を受けるための和解金1億2000万円を支出したため、最終的に7397万5679円の当期損失を計上した。甲府は経営危機からクラブ再建がスタートした01年以降、13期連続黒字だったため、14年ぶりの赤字となった。

 Jリーグでは2013年シーズンからクラブライセンス制度を導入し、「財務」部門では、3期連続の当期純損失(赤字)を計上、もしくは債務超過でないことが、ライセンス発行の条件になった。14年度の赤字は訴訟の和解金という特別損失によるものだが、甲府の海野一幸会長は「今年、赤字にすると、来年が大変なことになる。赤字を出さないようにしたい」と話し、親会社がない地方クラブの身の丈経営の姿勢は崩さないという。

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