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資生堂が横浜MM地区に新研究所 3年後稼働、観光客や会社員のアイデア吸収へ

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資生堂が横浜MM地区に新研究所 3年後稼働、観光客や会社員のアイデア吸収へ

資生堂が新研究所に設ける、消費者と研究者が交流できるスペースのイメージ

 資生堂は26日、横浜市のみなとみらい(MM)地区に研究所「グローバルイノベーションセンター」(仮称)を新設すると発表した。来年秋に着工し、2018年末に稼働する。

 新研究所は地上14階、地下2階。千人規模の研究者が働くことを想定している。資生堂は「研究者の数で見ると、化粧品の研究施設として世界最大級になる」と説明した。投資額は300億~400億円を見込む。

 資生堂は現在、横浜市都筑区に研究所「リサーチセンター」がある。この研究所の機能は新研究所に全面的に移転する。

 みなとみらい地区は、観光客や会社員が多く行き交う。立地条件を生かして、消費者が化粧品を試したり、研究者と交流したりできるスペースを設け、消費者の意見を商品開発に反映させる。新研究所を拠点に、将来は電機メーカーと美容家電を共同開発することも視野に入れている。

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