ハートネットTV「生きるためのテレビ2 第2夜」 2015.03.25


死にたい。
その気持ち、一人だけじゃない
「ハートネットTV」にはこれまでに1000通を超える若者からのメールが寄せられています
「生きるためのテレビ」。
私たちは去年メールをくれた人たちと語り合う番組を放送。
その後も生きづらさを訴える声は届き続けました
そんな理由で?と思われるかもしれない。
だからなかなか口に出せなかった。
でも本当は誰かに聞いてほしかった
再び、スタジオにメールをくれた若者たちが集まりました
死にたい。
その気持ち、一人だけじゃない
ブルボンヌさんは自分の存在を迷惑だと思ったことってありますか?迷惑…。
それこそね男子トイレに局とかで入ったら皆さんびっくりされたりするのでそういう、すごく近いお話でもそういうことはあるんですけど例えば、それこそ性的少数者の人って子どものころから言われてきたことで子孫が残せないじゃないって。
最近、例えば同性婚の話とかがニュースになっててもそういうのは少子化が、むしろ進んじゃうんじゃないかみたいにネガティブなことを言われたりもしますよね。
実際に、たくさんそういった迷惑ということばが入った書き込み、メールがたくさん届いたのでまず、いくつかそちらから、ご覧いただきます。
もう高校生のころから書いてるんですね。
例えば、これは高校3年生のころなんですけどなんか、このころから…見てる人にはいじめてる人のほうが悪いじゃん浮気したほうが悪いじゃんっていう人が、たぶんきっといると思うんですけれどもなぜ、ご自身は自分が迷惑なんだって思ってしまうんでしょうか?なんていうか…。
もう本当に自分の存在がもう…本当にみんなが嫌な思いになってるのは嫌な気持ちになってるのはなんか、私のせいだってついつい、やっぱり自分を責めてしまうんですよね。
いじめられた経験というのは大きかったですか?はい、そうですね。
いじめられたことがあってから私は人のことを…人から、どう思われてるのか常に気にするようになったりもしましたし、やっぱり自分を責めるっていうことそういう癖も、そのころからついてしまったんだなって思います。
(東)VTRでおっしゃってたようなことを言われ続けたり、され続けたらそれは本当に暴力だしそれだけ自分がすごく否定され続けることって人間にとっては本当につらいことだからそういうことを受け続けるともう自分なんていらないし自分なんて生きてちゃいけない存在だし自分なんて迷惑だっていうふうにずっと、そういう思考の癖がねずっと取れなくなって何を見ても迷惑っていうふうに感じちゃうんじゃないかなって思いました。
その辺り、Nonameさんどうですか?やっぱり僕も中学、いじめられて不登校っていう時期があったんですけど自分一人だけでいる世界だったら何も起きないじゃないですか。
だから、自分を責める理由もない。
だけど、やっぱり学校でいじめられたときなんかが人から「死ね、きもい」とかやっぱ、そういう環境にいると自分を責めちゃうんですよね。
そこから逃げないと自分を責めることは止まらない。
島田さん、今のVTRを見てどう思われましたか?ちょっと時間ください。
はい。
全然、ゆっくりで大丈夫です。
学校までの生活と例えば、就職したりした会社で働くっていう生活ってちょっとこう状況が変わってくるっていうか。
学校なら、とりあえず自分が勉強なら勉強で自分一人がとにかく勉強して成績を取っちゃえばそれで、とりあえずオーケーみたいなところがあると思うんですけど会社とかだとなかなか、それだけでは成り立たないところが出てくると思うのでやっぱり、人と協力したりいろいろ調整したりとか相談したりとかっていう場面が数多く出てくると思うので…。
少なくとも自分はそういうところで、ちょっと苦労したところがあるのかなっていうのはありますね。
こうありたいこうあるべきだっていうふうに自分で思ってるけどもそこがなかなかうまくいかないって。
あーすさん、どうですか?勝ち組、負け組っていう中でもなんか…やっぱり、どうしても負け組に自分は、いることが今まで、多かったなって今、振り返って思ったんですけれども…。
本当は、なんていうか勝ち組になりたいためになんか必死に…勝ち組になりたいために必死に頑張ろうとしててもそれは、なんだろう…。
でも、それは本当にきりのない闘いをしてるような気がしますし…。
(ブルボンヌ)たぶんお仕事の現場って必ず競争はあるしそこの中で優劣ってついちゃうと思うんだけどそれは、たぶん昔も今も変わらなかったと思うんだよね。
今、勝ち負けってことばがあったら絶対それは勝ちの人がいたら負けに相当する人って出てきちゃうじゃない?そのときに負けであることがさらりと受け流せなくなってしまっているっていう人がより増えてしまっているんでしょうかね。
基本的に勝ってる人と負けてる人だったら総数は絶対に負けてる人のほうが多いはずなんですね。
トーナメントだったら一つしか勝てないわけだからほとんど負けるから。
負ける人のほうが共感である種、そっちが当たり前なんだけどでも、そうさせてくれない状況っていうのが今あるんだと思うんですよね。
勝って当たり前みたいな。
なれなかった。
なりたかった自分になれなかった。
こんなはずじゃなかった。
きっと私が悪いんだね。
いてもいなくても同じだから。
いつだって…。
一人だった。
今、VTRでは死にたいって気持ちと共に生きていくっていうある種、それを受け入れた先輩のことばみたいな感じのVTRだったんですけど今のVTR見てあーすさん、いかがでした?やっぱり、死にたいと思っていいんだっていうことばに私は今すごく心に響きました。
やっぱり、たぶん、このあとも今後の人生においてもつらいことは起こるし死にたいと思うことは、たぶんいくらでもあると思うんですよね。
それでも、その中でも死にたいと思ってもそう思っていいんだって。
自分を受け入れてあげるのもこれから大事かなって思いました。
shinさん、いかがですか?私も、死にたいっていう思いをなくすっていうのはやっぱり難しいことだと思うのでそう思ったとしてもその思いとうまく共存して生きていけるようになりたいなっていうふうに思いました。
Nonameさんいかがですか?人生の先輩が死にたいを共にとか受け入れていく…。
僕は、まだ若いからかもしれませんけどちょっと見てる間目ぱちくりして、口が開いて頭が今、思考停止したみたいで理解ができなかったんですよ。
(東)Nonameさんは死にたいという気持ちとは共存しないで生きていきたいと思ってますか?
(Noname)共存するしないじゃなくて単なる自然現象みたいな…。
(東)死にたいという気持ちが?
(Noname)近いかな…。
はっきりとはまだ言えないんですけどげっぷのように出るものだと。
(ブルボンヌ)どうしてもテレビとかでも、生きている昼のすばらしさをうたうけれども昼と同じだけ夜はあるんだから死ぬってことに対してあまりに、それは言っちゃだめと言う必要はなくて本当に両方あるんだよって。
生きたい半分、死にたい半分が繰り返されればいいじゃないってことだと思うんだよね。
(島田)自分は実際消えたいと思って死に損なった人間なので…。
そのとき簡単に死ねないんだなと思ったんですなんか、分かんないですけど。
息詰まったりしんどくなったときの日本語が見つかんなくて死にたいみたいな。
そういう意味では共存といえば共存なのかもしれないし。
(東)今おっしゃった、自分は簡単には死ねないっていうのが分かったっておっしゃったのがもうすごく、ぼそっとおっしゃったことなんだけどすごく私は共感して、すごく今…すごくよく分かっちゃった。
だから自分が自殺未遂を繰り返さなくなったのはもしかしたら簡単には死ねないっていうことが分かったからもうやらないっていうところに近いのかなって、今、思って。
死にたく、完全になくなって絶対に死にたくない今後もならないって言い切れるかっていったらそうではなくて、つらい部分も傷ついた部分も抱えていてだけど死ねないって分かったっていうのは、何かすごく、ふに落ちるというか私も、そうだなって。
(Noname)たとえ自分が幸せって思ってなくてもただただ生きることに従事するとは言わないけどただ生きる。
そこに、なんかお茶の渋みを感じるのと同じようにそういう渋い生き方っていうかなんていうのかな、そういう…するめいかっていったら変だけど単調だけれど、苦いけどなんていうのかな…ちょっと難しいんですけどなんか奥深さをすごく感じますね。
だから僕は少し周りの皆さんの話を聞いて少しだけ人生はもっと深いんだよみたいなことを少し感じた気がします。
絶対、誰かいると思うんですね自分と同じ思いをしてる人が。
きょう、本当に4人が語ってくれたことっていうのはきっと、誰かが聞いて誰かが聞けてよかったなって思う話だと思うんです。
一人じゃなかった。
ああ、同じこと思ってる人がいるんだって思う話だと思うんです。
本当にいろんな思いがあったと思うんですけれども本当に話してくれてありがとうございます。
本当に、きょうは皆さんどうもありがとうございました。
(一同)ありがとうございました。
2015/03/25(水) 20:00〜20:30
NHKEテレ1大阪
ハートネットTV「生きるためのテレビ2 第2夜」[字]

「死にたい」その気持ちひとりだけじゃない。20代の死因のトップを占め深刻な状況が続く若い世代の自殺。メールをくれた若者たちと語り合う「生きるためのテレビ」第2夜

詳細情報
番組内容
「死にたい」…NHKには、生きづらさを抱える人たちから1000通以上のメールが届いている。20代の死因のトップを占め深刻な状況が続く若い世代の自殺。反響の大きかった昨年9月に続き、スタジオにメールをくれた人たちが集まり語り合う「生きるためのテレビ」第2弾を放送する。“死にたい”という気持ちは、なかなか周りに理解されず、一人抱え込むことが多い。でもその気持ち、ひとりだけじゃない。俳優:風間俊介 ほか
出演者
【出演】ブルボンヌ,風間俊介,東小雪,【司会】山田賢治

ジャンル :
福祉 – その他
福祉 – 社会福祉
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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