8分の間におよそ9000メートル急降下していました。
一体何があったんでしょうか。
こんばんは。
ニュース7です。
乗客・乗員150人を乗せた、ドイツの航空会社の旅客機が、日本時間の昨夜、フランス南東部の山間部に墜落しました。
搭乗者名簿には、日本人2人の名前が含まれていて、外務省はいずれも、ドイツのデュッセルドルフ在住の男性だと発表。
安否の確認を急いでいます。
墜落から一夜明けた現場では、警察などによる捜索が再開されています。
現地から中継でお伝えします。
こちら、対策本部が設置されています、フランス南東部、セーヌレザルプです。
私の後ろ、臨時のヘリポートが設置されていまして、軍や警察のヘリコプター10機が、現地時間の午前8時前から交代で次々と、墜落現場に向けて飛び立っています。
捜索は警察と消防合わせて600人余りの態勢で再開しました。
ただ、フランス内務省のブランデ報道官は、対策本部で記者団に対し、捜索は非常に困難な状況だと話していました。
24日には、警察など50人が、歩いて墜落現場を目指しましたが、夜から周辺で雪が降り、途中で断念したということです。
現場は標高およそ2000メートルの山頂に近く、岩場の多い急な斜面で、足場が悪いということです。
また機体の破片が、広い範囲に散乱していまして、報道官は、捜索や遺体の収容には、数日から数週間かかるおそれがあると話していました。
こちらには25日、ドイツやスペインから、乗客の家族が到着する予定で、対策本部では、近くの施設に簡易のベッドを設けたり、およそ30人の医師を待機させて、家族の精神面でのケアに当たったりする方針です。
以上、現場の対策本部からお伝えしました。
ドイツの格安航空会社、ジャーマンウィングスの旅客機が墜落したのは、フランス南東部のアルプス山脈沿いの地域です。
現地時間の24日午前、スペインのバルセロナからドイツのデュッセルドルフに向かう途中でした。
乗客144人、乗員6人を乗せていたこの旅客機。
外務省は、搭乗者名簿に含まれていた日本人2人の名前を発表しました。
いずれもドイツのデュッセルドルフ在住の、永田敏さんと、佐藤淳一さんです。
このうち佐藤淳一さんは、東京に本社がある機械関連の商社、西華産業の42歳の社員であることが、会社への取材で分かりました。
会社によりますと、佐藤さんはドイツにある現地法人の支配人代行で、現地法人のドイツ人の男性社員と共に、商談のため、スペインを訪れていたということです。
きのう、デュッセルドルフの事務所に戻る予定になっていましたが、連絡が取れなくなっているということです。
また永田敏さんは60代で、鳥取県琴浦町出身だということが、親族などへの取材で分かりました。
永田さんの親族の男性によりますと、昨夜、外務省から、墜落した旅客機の乗客名簿に、永田さんの名前が載っているという連絡があったということです。
また別の親族の女性によりますと、永田さんはKDDIの元社員で、今はドイツで暮らしていて、スペインには観光で訪れていたということです。
外務省は、フランス南部のマルセイユにある日本総領事館に設置した現地対策本部などを通じて、フランス政府やドイツ政府、それに2人の家族と連絡を取り合うなどして、安否の確認を急いでいます。
墜落した旅客機には、ドイツ北西部の町ハルテルンアムゼーにある学校の生徒16人が搭乗していました。
生徒たちは、スペイン・バルセロナ近郊で行われた1週間の交流事業に参加し、帰国する途中でした。
学校には、墜落を知った生徒や保護者などが集まりました。
多くの人たちを乗せた旅客機に、何が起きたのか。
知る手がかりになるのが、旅客機が発信しているGPSに基づく位置や高度、それに速度などの情報です。
こうした信号をキャッチしているこの民間のホームページからは、多くの旅客機の飛行ルートを知ることができます。
墜落した9525便のデータも、記録されていました。
分かってきたのは、アルプスの山々が迫る中、速度や方向を大きく変えることなく、8分間でおよそ9000メートルも降下するという、墜落直前の異常な動きです。
デュッセルドルフ行きの9525便が、スペイン・バルセロナの空港を離陸したのは、午前10時1分でした。
順調に高度を上げながら、東へ。
地中海に出たあと、北向きに進路を変えます。
そして高度1万1000メートルの巡航高度に達し、水平飛行に移りました。
ところが、その僅か数分後、異変が起きます。
高度を急に下げ始めたのです。
8分間でおよそ9000メートルも降下。
そして記録は途切れました。
専門家は、こう指摘します。
一方で、データからは旅客機のスピードには大きな変化がないまま、高度だけが下がり続けたことや、アルプスの山々が迫りつつあるにもかかわらず、飛行機の進路はほとんど変わらなかったことも、見て取れるといいます。
別の専門家は、こう指摘します。
非常にね、受ける印象はミステリアスな感じですよね。
アルプスの上を飛んでるわけですからね。
あそこに高い山があるっていうのは、もうパイロットは十二分に知っているし。
進路もほとんど、コースもほとんど変わってない、そういう所で降りていってるわけですからね、まあ、パイロットがコックピットで、いろんな操作をしても、それが伝わらないという、現実の反応してくれないということは、ありうると思うんですよ。
さらに、異変から墜落に至るまで、旅客機の側から緊急事態を知らせる救難信号は出されませんでした。
パイロットが、なんらかの原因で、判断力から何から、意識がすべて失った場合はね、こういうことがありうるとは思いますけどね。
インドネシアで、エアアジアの飛行機がやってますよね。
あのときは完全な失速なんですよ。
今回はそうじゃなくて、失速なんか全然しない、しかもおんそくにも近づかない、速度を維持しながら、どんどんどんどん下がっているわけですよね。
われわれの理解を超えた事故ですね、これは。
ブラックボックスの回収と、その解明が待たれますね。
なぜ旅客機は、異常な降下を続けたのか。
親会社のルフトハンザ航空の幹部は。
またアメリカのホワイトハウス国家安全保障会議のミーハン報道官は、24日、NHKの取材に対し、現時点でテロとの関連を示すものはないと明らかにしました。
操縦室の会話などを記録したボイスレコーダーは、すでに回収されていて、原因の解明に向けて、25日から本格的な解析作業が始まるものと見られます。
次です。
構造的な問題が解決されていない。
選挙区ごとの1票の価値に、最大で2.13倍の格差があった、去年の衆議院選挙について、福岡高等裁判所は、憲法に違反するという判断を示しました。
選挙の無効は認めませんでしたが、去年の衆議院選挙を巡る一連の裁判では、初めての憲法違反の判決です。
去年12月に行われた衆議院選挙。
1票の価値には、格差がありました。
最も有権者が少なかった宮城5区と、最も多かった東京1区。
どちらも選ぶ議員は1人で、2.13倍の格差が生じていました。
投票価値の平等を保障した憲法に違反する。
弁護士などのグループが、全国すべての小選挙区で、選挙の無効を求めて訴えを起こしました。
裁判の焦点になったのは、格差是正に向けた国会の取り組みを、どう評価するかです。
国会は3年前、すべての都道府県にまず1議席を割り当てる、1人別枠方式の規定を削除しました。
人口が少ない地方の声を国政に反映させるという目的がありましたが、格差が生じる原因とされていました。
さらに、人口の比較的少ない県で、合わせて5つの選挙区を減らす、0増5減の改正を行いました。
こうした結果、去年12月の選挙では、前回より格差が縮まっていました。
そしてきょうの福岡高等裁判所の判決。
一連の裁判で初めて、憲法に違反するという判断を示しました。
その理由ですが、高野裕裁判長は、0増5減の対象となった県以外は、以前の定数が維持され、構造的な問題が解決されていない。
格差が2倍以上の選挙区は、全国で13にも上っているなどとしました。
一方で、選挙制度調査会が議論を重ねていて、定数配分の是正が期待できるとして、選挙の無効は認めませんでした。
全国14の高裁に起こされた一連の裁判では、今回の憲法違反の判断のほか、これまでに違憲状態が8件、合憲、つまり憲法に違反しないが3件となっています。
このうち合憲の判断は、前回より格差が縮まったことを評価しています。
弁護士グループは、判決を不服として上告していて、最高裁判所が、年内には統一的な判断を示すと見られます。
判決について、与野党からは。
こうした中、衆議院の選挙制度の見直しを検討する有識者の調査会で、各党からのヒアリングが始まりました。
自民党の細田幹事長代行は、1票の格差是正の問題は、小選挙区を5つ減らした0増5減で解決済みだとしたうえで、定数削減は、小選挙区では行わず、少数政党に配慮しながら、比例代表の定数を30削減する案を提案していると説明しました。
民主党の枝野幹事長は、調査会が検討している都道府県ごとの小選挙区の数の割りふり方に、より人口比を反映させる考え方に理解を示したうえで、定数を削減するため、小選挙区を15減らす、3増18減の案を提案していると説明しました。
維新の党の松野幹事長は、1票の格差是正の議論よりも、議員定数の削減の議論を優先するよう求め、議員定数の3割削減を実現すべきだと主張しました。
公明党の北側副代表は、1票の格差是正は、議員定数の削減と合わせ、今後も2倍に収まるよう、不断の見直しが必要で、定数削減は自民党と同様の考えだと説明しました。
ヒアリングのあと、調査会の佐々木毅座長は。
その上で佐々木座長は、見直し案の取りまとめに向けて、丁寧に議論を進める考えを示しました。
調査会は、来月8日に予定している次回の会合で、ほかの党からヒアリングを行うことにしています。
国に認定された性能を満たさない免震装置を、製造・販売していた、東洋ゴム工業。
別の免震装置でも、不正が行われていた疑いがあることが分かりました。
全国のおよそ200棟の建物に使われている可能性があるということです。
きょう午後、記者会見した東洋ゴム工業。
東洋ゴム工業が、建物の揺れを抑える免震装置で求められる性能を満たさない製品を製造・販売し、全国55棟の建物で使われている問題。
当時の担当者が、性能試験のデータを改ざんしていた疑いがあることが明らかになっています。
さらに、別のタイプの免震装置でも、不正が行われていた疑いがあると、東洋ゴム工業がきのう、国土交通省に報告したということです。
会社によりますと、不正の疑いがある免震装置は3種類あり、マンションや戸建て住宅など、全国の195棟の建物で使われているということです。
このうちの一部は、先に問題が明らかになった免震装置と同じ担当者が開発などに関わっていたということです。
新たな不正の疑いに、会社側は。
国土交通省は会社に対して、事実関係を報告するとともに、建物の所有者に説明するよう改めて指示を出しました。
一方、問題の免震装置が使われている55棟の建物について、東洋ゴム工業は、震度5強程度の地震の揺れで倒壊するおそれはないと発表しました。
計算の結果、いずれも震度5強程度の揺れでは、建物の倒壊に至るような大きな変形は、生じるおそれがないという値になったということです。
このうち、大阪の枚方寝屋川消防組合の新消防本部庁舎など17棟については、震度6強から7程度の激しい揺れでも、倒壊のおそれがないことを確認したとしています。
ただ、東洋ゴム工業は、問題の装置は原則としてすべて交換するとしています。
国土交通省は、調査のデータが正しいかどうか、あすまでに改めて調べることにしています。
自民党の船田憲法改正推進本部長は、講演で、憲法改正の最初の発議を、今後2年以内に行い、その後、2回目となる発議で、9条の改正を実現したいという考えを示しました。
この中で船田氏は、憲法改正について、先月、安倍総理大臣と来年夏の参議院選挙のあとが、常識的なラインだという考えで一致したが、選挙後すぐに臨時国会を開き、発議を行うのは、なかなか難しいと指摘したうえで、次のように述べました。
その上で、初めての経験となる憲法改正で、最初から重要な問題に取り組むのは無理があり、改正に慣れることが必要だが、9条の改正をあまり先にもしたくない。
1回目にやりやすいテーマで改正を実現し、できれば2回目にやりたいと述べ、2回目の発議で9条の改正を実現したいという考えを示しました。
NHKの平成27年度予算が、きょうの衆議院総務委員会で、自民党、公明党などの賛成多数で承認されました。
NHKの平成27年度予算は、事業収入は6831億円、事業支出は6769億円となっていて、国際放送やインターネットを活用したサービスの強化などに取り組むほか、受信料収入は、公平負担に向けた取り組みをさらに徹底し、増収を見込んでいます。
このNHK予算は、きょうの衆議院総務委員会で質疑が行われたあと、採決に入り、自民党、公明党などの賛成多数で承認されました。
維新の党、共産党は、反対しました。
また民主党と社民党は、審議が不十分だなどとして、委員長席を囲んで抗議し、採決には加わらず、NHK予算は、去年に続いて、全会一致にはなりませんでした。
センバツ高校野球は、大会5日目。
第3試合では、82年ぶりに出場の松山東高校と、二松学舎大付属高校が対戦しました。
甲子園には、松山東の6000人を超える大応援団。
その松山東は6回、3塁1塁で亀岡。
応援が力になったと、2点タイムリー2ベース。
リードを広げます。
その裏、二松学舎大付属は、1点差として、なお2塁1塁で大江。
タイムリーヒットで、同点に追いつきます。
松山東は7回、チャンスで酒井。
大声援に応えられてよかったと勝ち越しタイムリー。
松山東が競り勝って、センバツ初勝利を挙げました。
第1試合は天理がセンバツ初出場の糸満を破りました。
あすの第2試合からは2回戦。
夏春連覇を目指す大阪桐蔭と、八戸学院光星が対戦します。
ニュースを続けます。
東京大学医科学研究所などのグループが、遺伝子組み換え技術を使って、光を発するインフルエンザウイルスを作り出すことに成功しました。
マウスに感染させ、専用の顕微鏡で見たところ、気管や気管支が光って見えるようになり、体内のどの場所で、感染が広がっているのか分かるということです。
商品への異物混入など、食品の安全を巡る問題が相次いだ、日本マクドナルドホールディングスの株主総会が開かれました。
株主からは、食の安全を最優先に取り組むよう求める意見や、厳しい指摘が相次ぎました。
超党派の国会議員で作る、日中友好議員連盟は、きょう総会を開き、ことし5月に、議員連盟のメンバーおよそ10人で、中国を訪問することを決めました。
きょうの総会には、中国の程永華駐日大使も出席。
中国政府が戦後70年となることし、北京で行う予定の軍事パレードは、日本など特定の国を対象にしたものではないと、強調しました。
日本を訪問しているアメリカ軍の制服組トップ、デンプシー統合参謀本部議長は、きょう、自衛隊トップの河野統合幕僚長と会談。
この中で河野統合幕僚長は、この2年間で、安全保障環境は大きく変わったので、日米同盟をさらに強めていきたいと述べました。
これに対し、デンプシー議長は、日米のパートナーシップはより強化されている。
日米の関係は、アジア太平洋地域だけでなく、世界の安定に貢献できると述べました。
気象情報は寺川さんです。
こんばんは。
北陸では、早咲きの桜が満開となっています。
見頃となっているのは、カラミザクラです。
ソメイヨシノよりも早く花を咲かせて、毎年、この時期に満開を迎えます。
花の色が白っぽいんですかね。
そうですね、一方でこちらはソメイヨシノの開花の状況です。
今、九州から関東にかけて、各地で開花していまして、きょうは下関と甲府からも開花の便りが届きました。
そうしますと、この週末、お花見、楽しめそうでしょうか?
週末からは一気に開花が進む予想となっています。
桜の開花には、気温が大きく影響します。
今週の前半は寒の戻りがあって、開花は足踏み状態となっている所も多いようなんですが、金曜日以降の気温に注目しますと、一気に20度前後まで上がる予想です。
このあたりで開花が一気に進む予想となっています。
では、あすの全国の天気です。
発表されました。
それによりますと、梅雨の時期にさしかかる6月は、梅雨前線の位置が例年よりも南に下がると予想されています。
このため、西日本や東日本では、降水量は平年並みか少ないと予想されています。
ただ、7月は多くなる可能性がありますので、今後の情報に注意してください。
あの日の記憶を胸に歌いました。
2015/03/25(水) 19:00〜19:30
NHK総合1・神戸
NHKニュース7[二][字]
▽フランスで旅客機墜落 何が起きた・最新情報 【キャスター】武田真一,【サブキャスター】上條倫子,【気象キャスター】寺川奈津美
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【キャスター】武田真一,【サブキャスター】上條倫子,【気象キャスター】寺川奈津美
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