Hi Spec Evolution
FULL ALBUM
[-Perfection BABEL-]
PB
Hi Spec LIVE DVD
[ALTER BABEL]
B4ocusqCcAAyTNy
共に絶賛発売中!
-
C4 Official Web Store
VIPER EXPRESS
(全国送料無料&代引き&クレジットカード決済対応)
【PC&スマートフォン】

http://www.keasler.co.jp/c4/web_cart/view.php
【携帯】

http://www.keasler.co.jp/c4/web_cart/mobile/view.php
__________________

-LIVE- (EVENT)
3月15日(日)
「Crazy  Monsters~春の祭典~」
AiiA Theater Tokyo
c/w Crack6、THE MICRO HEAD 4N`S、ALvino、wyse、dacco

-LIVE- (ONEMAN)
4月12日(日)
「TOP OF [-BABEL-] / TOKYO」

Shibuya Rex
OPEN/17:30 START/18:00

4月25日(土)
「TOP OF [-BABEL-] / OSAKA」
Osaka FANJ-twice
OPEN/18:00 START/18:30

※両公演共
Ticket Price adv¥4,000:day¥4,500(共に税込 / Drink代別途)

ローソンチケット(完売※両公演共)
あとはイープラス!チケット発売中!
(※Shibuya REXはキャンセル分も含めてチケットを再充填しました)
http://okini.eplus.jp/30656/

___________

まず、先日申し込みを締め切りました「TOKISMカレンダー」への多数の申し込み、誠にありがとうございました。

想像の5倍くらいのオーダー数に些か戸惑いましたが、期待に応えるよう精一杯制作に励みます。




そして、Twitterに書かせて頂いた事、タイトルの「Kill=slayd」について書きます。


C4を始めた時は「無いに等しい」、いや、正確に言えばC4の1st FULL ALBUM「Cyclotron 4」が、ある意味「払拭してくれた」と言うべきですね。

あのアルバムは「Kill=slaydでやれなかった、やろうと思っていた」そういうエッセンスを全て封じ込めたアルバムだったんです。

例えば、歌詩までは浮かんでいませんでしたが、「SHREDMACHINE」のアレンジや「forgetis sky」のメロディー等はKill=slaydの頃からあったんです。実質的な作業の労力の部分を考慮して私の個人名のクレジットは入れませんでしたが、あのアルバムの大半の曲の外郭は私がやっています。

それは以降のアルバムもそうなのですが、「barrett Caliver 4」から比率形式での表示にしています。例えば楽曲のアレンジにおいてはバンドメンバー全てが大なり小なり参加しているのですが、50%以上から100%の貢献をした者を表記する、という風に改定しました。


ん?


話が横道に逸れましたね…

まぁ後述の話に繋がるっちゃ繋がるのですが…


とにかく「Cyclotron 4」を出せた事によって、Kill=slaydに対する自分の中では整理をつけられていました。


そこから3年ほど経ち、2011年の「時と呼ばれた男-THE FINAL-」を行う経緯の中で、どこで燻っていたのか、割り切れていない思いが沸き立ちます。当時のブログでも書いていますね。

http://blog.livedoor.jp/c4toki/archives/65719549.html


何故に煮え切らないのか?
何故に沸き立つのか?


それを自分なりに考察したところ、やはり「Kill=slaydがやりきった感など全く無く終わった事」が原因だと思うのです。


「最後」と銘打った作品も出せないまま、最後のライヴも活動休止という名の事実上の解散。


「時と呼ばれた男」を読んでくれた方なら周知だと思いますが、あんな終わり方です。


そんな忸怩たる思いの全てはC4で払拭する。


それは十二分に達成しています。


Kill=slaydをやっていた自分と、今の私、即ちC4の私が競っても負ける事は無いと言い切れる。

それは両方を見てきてくれている方の賛同も得れると思います。


ただ「活動」においてはそうでも、「楽曲」においてはそうではありません。当たり前ですよね。違うバンドなのですから。


Kill=slaydが出した正規音源作品は
(オムニバスやデモテープ、配布音源は除く)


1993年
●「Death 13」(ミニアルバム)
1995年
●「ペリフェラル」(4曲入りミニアルバム)
1996年
●「Krank」(4曲入りマキシシングル)
1997年
●「激しく強く壊れるほどに」(シングル)
●「HEAT」(フルアルバム)
●「undertaker」(ミニアルバム)
1998年
●「Krank」(シングル)
●「Masquerade(シングル)」
●「Higher」(フルアルバム)


93年、94年の自主制作のはもう「苦笑いするしかない」のですが…97年以降、つまりメジャーでの作品が自分的に問題があるのです。


いや、「ここが全ての原因」と言っても過言ではない。


細かく列記しましょう。


自主制作の頃のを除けば、活動当時に納得して出せたのは96年リリースの「Krank」、98年の「Krank」、そして「Masquerade」だけなのです。


私のKill=slaydへの考察は、「94年まで勢いがあって、そこから95年あたりまでがピーク。96年にはV系っぽい感じではなくなり、97年のメジャーデビューを境に失速していった」というような印象です。

ライヴで表すと94年は新宿LOFT(旧新宿LOFT)をSOLD OUTさせ、95年の日清パワーステーションも満員にしました。96年には川崎クラブチッタ、97年のメジャーデビューライヴの渋谷クラブクアトロも満員だったと記憶しています。

ただ、上記のようなピンポイントのライヴではある程度の結果が出せていても、年が経つ毎にダメなライヴも多くなっていました。自分の精神的な部分も、バンド内での意思疎通も後年はガタガタだった事も大きく作用していると思います。


何回も言っていますが、Kill=slaydってのは、そんなに売れたバンドじゃない。


ただただ「幸せになりたい」けど、その幸せの正体が全く分からず、「売れればそうなれるかも」と根拠も無く、漠然と思いながら活動していました。


そんな状態のバンドでも応援してくれた人がいた。

しかも、今も尚、C4まで応援してくれている。




俺はどうすれば気が済むのか?




前述のように、納得した音源は少ない。バンドの顔とも言えるフルアルバムなんか、もうレコーディングしている時の事ですら思い出したくない。

決められた時間、組まれた予算内で、どんな悪辣な状況でも「結果」を出すのがプロ。

それはそう思うけれど、それは恵まれた環境化にあるミュージシャンのみが言える綺麗事とも言える。あの時の全く自分と反りが合わないエンジニア、納得のいかないMIX等、妥協しっ放しの作品。



長くなりましたが、


私はC4、そしてSTEALTHのTOKIとして、自分の音楽人生を満足しています。あとは死に様だけの問題だと思っています。

だけど微細な事を言うならば、Kill=slaydのTOKIとして、作品に対する悔いを霧散させたい。終止符を打ちたい。それを打てる力がある内に。


今の私なら「簡単に打てる確信がある」故に。


そして、「全てはC4」に。

今はまだ明かせない「全てC4に繋げるべくの流れ」の為に、



Kill=slaydのラスト&ベストアルバムを作ります。


さながら仇を討ってやる感じで作ります。



かつてのメンバーの参加は基本的に考えていません。連絡が取れない&もう引退しているので。


何より、Kill=slaydを恋人とするなら、


ちゃんと向き合って努力したり、離れなかった、迷わなかった、捨てなかった。


それをしたのは「私一人」ですから。


誰に恥じる事なく、誰に後ろ指を指される事なく、それは言い切れます。



楽曲に関しても、問題のメジャー作品楽曲のアレンジは90%以上が私です。印税における経済状況の事もあったので表記は変えましたが、作曲においても実質は私が手掛けたモノが多いです。


勘違いして欲しくないのは、


かつてのメンバーの誰一人に感謝こそすれ、負の感情などは毛ほどもありません。



あの時は、私も含めて、アレで精一杯だった。

私同様、悔いもあったりするかもしれません。

自分はたまたま再び音楽で悔いを払拭できる運命があっただけで。



元のメンバーを誰かしら探して参加の意思を募る気持ちは無いとは言えないけれど、引退したブランクに甘んじながら作るようなアルバムなら無い方がいい。

長きに渡って応援してくれた方に対し、そんなに失礼な事はない。
懐かしいとか久しぶりとか、そんな懐古主義の為に作るんじゃない。


重ね重ね言いますが、


今の私ならソレが簡単に出来るんです。

それはC4、そしてC4を応援してくれる皆さんのおかげです。



制作に関しては既にプランが立っています。


販売に関しても大っぴらにはしません。私はC4がメインですから。

故に限定の形になると思います。届けるところに届きさえすればいいので。

無論、興味のある方には沢山聴いて欲しいと思っています。



Kill=slayd
LAST&BEST ALBUM
「COSA・NOSTRA」
(コーザ・ノストラ)


今年の夏頃には出したいです。


先にも言ったとおり、これを「なるほどね」ってくらいにC4に繋げます。


まぁ、見てて下さい。