(cache) 姫路城グランドオープンで大フィーバー ── ブルーインパルスも「ハート」で祝福 | THE PAGE 大阪

 兵庫県姫路市の世界文化遺産「姫路城」が27日、グランドオープンした。これに合わせ、同日は朝から航空自衛隊ブルーインパルスが登場し、姫路城上空でスモークをまきながら旋回し「ハート型」をつくるなどし、オープンに花を添えた。それらをひと目みようと、同城周辺には多くの市民らが早朝からつめかけ、周辺は大にぎわいを見せている。

見物人「機体の一体感、時空を超えてます」

[写真]姫路城上空でブルーインパルスがスモークでハートを描いた=26日午前10時ごろ、兵庫県姫路市で(フリーアナウンサー岩崎和夫さん提供)

 姫路城グランドオープン記念式典で行われたブルーインパルスの祝賀飛行。6機の飛行機がごう音とともに、あっちゃこっちゃに旋回。スモークをまきながら様々な形を作っていた。

 旋回のたびに大歓声が上がり、同城周辺はもちろん、JR姫路駅周辺や駅のホームまでが人で埋め尽くされた。神戸市内から来たという60代の男性は「余裕を持ってきたけど、まさかJRの列車が遅れるとは。開始時刻と同時に着いたので駅からしか見られへんかったけど、動けないほど人が来るとはビックリやわ」などと話していた。

 また、この様子を見ていたという神戸市在住で、ラジオ関西「青春ラジメニア」のパーソナリティなどでおなじみのフリーアナウンサー、岩崎和夫さん(61)は「青空と白鷺と駆け抜ける機体の一体感!時空を超えてます」と、うれしそうに話していた。

周辺の飲食店など「いろいろ良い影響が出れば」

 同城周辺や姫路駅周辺は、ショーが終了してから2時間たっても人の波がとだえず、周辺の飲食店などには行列ができるなど、にぎわいが続いている。近くの飲食店の20代の女性は「人が来るとは予想していたけど、こんなに人がいるなんてビックリです。いろいろ良い影響が出ればうれしいですね」と話していた。

 また、ブルーインパルスの飛行に感動してか、姫路城近くにある自衛隊の関連事務所にも人が詰め掛ける光景も見られ、職員が「中に入られてもグッズなどは売っておりません」と事務所前で周知するほどの状態になっていた。

 

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