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平均17歳、「新しいAKBをつくりたい」=「ヤングメンバー」がコンサート

時事通信 3月25日(水)23時50分配信

 AKB48の若手メンバーによる「ヤングメンバー全国ツアー〜未来は今から作られる〜」の初日公演が25日、さいたま市内で開催された。平均年齢が約17歳というフレッシュなメンバーが、「新しいAKBをつくるために頑張りたい」(高橋朱里)との思いを込め、2万4000人の大観衆を前に計35曲を歌い切った。

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 この日はAKBメンバーのうち、20歳の川栄李奈から13歳の3人まで、姉妹グループとの兼任者を含む計62人が出演した。序盤のトークでは、「総監督がいないコンサートは前代未聞」との声も上がったが、小嶋真子は「こんな大きな会場でのコンサートは大きなチャンス。物足りないとは言わせない」と力強く宣言した。

 その言葉の通り、メンバーは春夏秋冬を意識して選んだという楽曲や、「ポニーテールとシュシュ」などAKBのヒット曲を熱唱。木崎ゆりあは「熱い声援を受け、勇気をもらいました。AKBをヤングメンバー全員で盛り上げたい」と強調した。

 コンサート中には、さいたま市出身の小嶋陽菜が自身の写真集を手に「乱入」する場面も。その後に再登場し、卒業ソングの「桜の木になろう」を歌い上げると、「ヤングメンバーのみんなも、ファンの皆さんも楽しんでください」と呼び掛けた。

 このほか、アンコールには向井地美音、大和田南那ら若手7人による新ユニット「でんでんむChu! 」の結成も発表された。26日には同市でAKB48単独のコンサートが開催される。

最終更新:3月26日(木)2時38分

時事通信