2015年3月26日09時42分
北朝鮮産のマツタケを不正に輸入した疑いが強まり、京都府警は26日、食品商社「東方」(東京都台東区東上野2丁目)の社長、李東徹容疑者(61)と従業員の男(42)を外為法違反(無承認輸入)の疑いで逮捕した。関連先として、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の許宗萬(ホジョンマン)議長宅など数カ所を捜索した。
府警によると、李容疑者らは共謀し、2010年、経済制裁で輸入が禁止されている北朝鮮産のマツタケを中国産と偽って不正に輸入した疑いが持たれている。
日本は06年、北朝鮮が核実験の実施を表明したことから経済制裁を発動。以来、北朝鮮籍船舶の入港や輸出入を禁止している。
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