一雨ごとに暖かくなっていくということで、雨模様、降ってはいませんけどね。
移ろっていく季節に身を委ねるのか、抗うのか、天のみが知る。
中延駅至近の大和屋で生姜天そば400円、生姜天の生姜はもちろん紅生姜で、関西ではよく見かけますが、関東では珍しいですね。
この店は丼の中の料理を味わうことはもちろんのこと、丼の外のお店の雰囲気を味わうお店。
メニューコンプするつもりは全くないけど、それでも数年したらメニューコンプしているんじゃないかな。
「気に入ったら通ってくれ」と部下に言いながら向かった豚ラーメン@蕨(埼玉県蕨市)、2012年4月6日開店ですので、もうすぐ三周年ですね。
今まで夜営業にしか行かなかったのはニンニクを入れなければラーメン二郎系とは言えない、と思っていたからで、昼間に行くならニンニクは入れられません。
券売機をみると「らーめん」「カレーらーめん」「つけめん」と揃っていて、ミニラーメンが用意されています。
まぜそばは並と大、トッピングは辛み、豚、(ゆで)玉子、ねぎ、チーズ、フライドオニオン&ガーリック、メンマ、生玉子、味噌となります。
店内は混み合っていて、なんとか並んで座れて良かったです。
店主さんに「近くに住んでいるので覚えておいてくれ」と部下を紹介すると、「カタギの方ですか?」と聞き返してきます。
カタギの人は自分がカタギかどうか分からないので、「ラーメン二郎も知らないんだ」と答えました。
程なくして部下のラーメン、トッピングは野菜としたようです。
ラーメン二郎系のお店は店によって無料トッピングが異なりますが、ここは野菜、にんにく、あぶら、からめ、たまねぎ、魚粉、まぜそばはカレー粉となります。
まだまだ若いのでその位の量でどうだこうだと言うことは無く、粛々と食べていました。
私はまぜそば780円、トッピングは野菜、刻みタマネギ、カレー粉。
先ず野菜を食べないと何ともならないので、カレー粉が振りかけられた部分のキャベツ、モヤシから食べ始めます。
刻みタマネギとチーズも一緒に食べながら、程なくして麺、自家製極太平打ち麺、驚きの美味しさ。
季節柄、加水が高くなっていますがそれでも醤油ダレを十分まとって、もぐもぐと美味しくいただけます。
食べ進めていくと卵黄が崩れてきて味が増し、全体がだんだんと混ざってきてさらに美味しさが増していきます。
途中で豚、ラーメン二郎系のお店では「チャーシュー」とは呼ばずに「豚」、殆どのお店が醤油ダレで煮込んで漬けて味を染み込ますのですが、ここではせいろで蒸していて、余分な脂をそぎ落としています。
これがまた美味しい、何でも濃くて脂っこくないと満足できない人には不満足でしょうけど、私は大満足。
さらっと食べてしまって御馳走様でした。