Google の「オレには真実の世界が見えている」系ゲーム Ingress が日本語に対応しました。Android / iOSともに、最新バージョン 1.73.0 に更新すれば言語設定で自動 / 日本語 / English が選べるようになります。
Ingress 日本語対応
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Google傘下のスタートアップ Niantic Labs (ナイアンティック・ラボ) が開発する Ingress は、位置情報を使ったモバイルゲーム。プレーヤーは青か緑かの陣営に分かれ、現実世界の史跡やランドマークを実際に訪れることで陣地として取り合いスコアを競います。
Ingress は昨年 iOS に対応した頃から日本国内で急激にプレーヤー人口が増えており、開発元ナイアンティックによればダウンロード数は世界で2位。ですが、これまではユーザーインターフェースも『お話』もすべて英語ベースでした。
アップデート後は基本的なUIや導入部分が日本語になり、参加の障壁がまたひとつ低くなります。幸か不幸か、音声は今のところ吹き替えられていません。
開発元ナイアンティック・ラボによると、日本語対応はダウンロード数も多く自治体によるIngressイベントなど独自の活動が自発的に広まりつつある日本市場への対応を強化するための施策。今後も日本向けの公式イベント開催や日本語サポート対応を強化してゆく予定とのこと。
見慣れた英語に戻したい場合は設定から。
Ingress は更新を通じて地味に調整や機能の追加を繰り返しており、アップデートが当たり前になった最近のゲームでは定番となった、
初心者プレーヤー「ここが不便だから改良して欲しい」、
先日まで初心者だったプレーヤー「そのトレードオフこそがゲーム性」、
開発者「不便だから修正しました!」も繰り返されています。今後もアップデートで日本市場向け改良を続けるのであれば、キーの名称順ソートが文字コードベースでわかりづらく探しにくいあたりもなんとか対処してほしいところです。
ingress の今後といえば、
Android Wear スマートウォッチへの本格対応も予告済み。来月発売の
Apple Watch に対応するのか否かも含めて、何かと後回しになってきた iOSエージェントには悩ましいニュースです。