カジノ法案、年度内に再提出を確認=IR議連
[東京 24日 ロイター] - カジノを含む統合型リゾート(IR)を推進する諸党派の議員連盟(IR議連)は24日、幹部会を開き、IRを解禁するための法案(IR推進法案)を今年度中に国会に再提出することを確認した。議連は30日に総会を開き、正式に了承したうえで即日提出する方針。
議連の岩屋毅幹事長は幹部会の終了後、法案の付託先や審議の開始時期について「各党との協議による」と述べ、明言はしなかった。
これまでは内閣委員会に提出されてきたが、審議時間を十分に確保するため、国土交通委員会などの案が浮上している。
今回の法案の再提出は自民党、維新の党、次世代の党の3党が中心。連立与党の公明党には反対派が多く、自主投票になる可能性がある。
また、再提出する法案では、日本人に入場料を課し、入場者の範囲を制限する修正案を盛り込むことも確認した。
(江本恵美)
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