春山陽一
2015年3月25日18時31分
埼玉県春日部市を代表するキャラクターで、住民登録もされている「クレヨンしんちゃん」が25日、住み慣れた春日部に別れを告げた。しんちゃんの転居は、23作目の映画「オラの引越し物語~サボテン大襲撃~」(橋本昌和監督)で、一家がメキシコに引っ越すことになったため。市役所で開かれたセレモニーには、市民ら約250人が参加し、別れを惜しんだ。
セレモニーでは石川良三市長が転出証明書を手渡し、市の広報活動への協力など、これまでの労をねぎらった。レッドカーペットが敷かれた市役所玄関前では、市民や市職員が列を作り、メキシコの民族衣装をまとったしんちゃんを見送った。母親と一緒に記念撮影していた阿部葉月ちゃん(6)は「大好き。帰って来てね」と、名残惜しそうに話していた。(春山陽一)
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