従軍慰安婦を追悼する切手が、米国で発行された。
ニューヨークの「日本軍性暴力被害者サイバー歴史博物館」は22日、元慰安婦を追悼する特別切手を作ったと発表した。
「慰安婦追悼シール」(Comfort Woman Memorial Seal)は、計10種類で1セットになっており、韓国の有名イラストレーターが参加して元慰安婦の名誉回復と人権、苦痛、傷痕、愛、希望、追悼などを表現した。
同博物館を運営しているMedia Johaのハン・ジス代表は「2015年を従軍慰安婦問題解決元年と宣言し、四つのプロジェクトのうち最初のものとして、今月16日、慰安婦追悼シール4000セットを作ることになった」と語った。
外国の人物を取り上げた特別な切手も郵政公社(USPS)の厳重な審査をパスしなければならないため、今回の慰安婦追悼シールも、秘密の内に十分な資料を準備して作ったといわれている。
ハン・ジス代表は「結核を退治するために作った『クリスマスシール』が、後援ツールとして多くの人の関心を喚起したように、『慰安婦追悼シール』も、慰安婦問題を広く伝え、世界の人々の支持と後援を期待する契機になることを望む。2015年が従軍慰安婦問題解決の年になるよう努力したい」と語った。