やることがサーボ1軸だけの制御+リミット&原点センサの監視で、RS-232Cの速度でも十分間に合うのなら、別にVBで十分な案件だと思います。もっと大規模な装置で、パルス列出力ボードやDIOボードやらを拡張ボックスに突っ込み、C++で制御するような事例もありますけど、ただどうしてもPLCよりはリアルタイム性に劣るのは目をつぶる必要が。
言うまでもないでしょうが、PLCならI/O1000点なめても1msあれば余裕で終わるのに対し、PCでは100ms位見ておかないと危ないとか、それくらいの圧倒的差があります。これはPC側をWindowsじゃなくてiTRONなどのROSにすれば改善できるものの、今度はVBお手軽開発ができなくなっちゃって本末転倒。何のためにPCでやってるのかと・・・
後はその装置を何年位使うつもりなのかってことになるかと。PCべったりの装置はどうしても、伝統的PLC制御の装置と比べて短命になりやすいのはお分かりですよね?PC自体の寿命もそうだし、メンテを考えたらVBが今の形のままあと何年存続するか?ということが問題になり得ます。この先VB6→.NETのような、純正コンバータが使い物にならないほどの大変化がないなんて保証は誰にもできませんから。
FA系の案件だと、10年位は余裕で使われるし、20年動いててもちっともおかしくないですもんね。