川内原発から半径30キロ圏内で去年開かれた住民説明会のアンケートについて県は24日、主な自由意見を公表しました。県が去年10月に薩摩川内市など、5つの市と町で開いた川内原発の住民説明会には2538人が参加し、アンケートの自由意見は1056人の記載がありました。自由意見で最も多かったのは再稼働に対する賛否で、およそ280人が意見を寄せました。「再稼働は福島の事故処理が終わってから考えるべき」といった反対意見がある一方で、「日本の発展のためにも、原子力発電を活用してほしい」という賛成意見もありました。また、原子力規制委員会の審査内容についてはおよそ80人の意見があり、「巨大噴火を事前に予知できるのか」などの記載がありました。住民説明会アンケートの自由意見については県のホームページで24日から公開されています。