ブログ:樹木医的に”OK”でしょうか?

2009-01-31

joe-yan2009-01-31

宮脇方式

今日は会社を有休で休みました。

湘南国際村の「(財)地球環境戦略研究機関」にて講習会があったんです。

で、個人的に申し込んで、密かにバイクで行ってきました。

寒かったデス。


講師は、宮脇先生。

かなりメジャーです。81歳と言うことですが、とても元気そうでした。


題目は「ふるさとの木によるふるさとの森づくり」です。


宮脇先生の本を読んだ事がある人なら、大体の内容は読めてしまいますね。


まぁ、そうゆうことです。

「潜在自然植生」「照葉樹林」「混植・密植」などなどのキーワード

「やはり宮脇先生ですね。」

と思わせるものでした。


とは言え、ノート3ページ位はメモ取ったし、2時間がアッと言う間に過ぎてしまった感じなので、とても楽しく、為になった講習だと思いますです。

結構オモロイおじいさん的な雰囲気でしたしね。(怒られるカ?)

権威とか偉いとか言われている人ほど実は気さくな気がしますね。


もっともっと色んな人の話を聞いて肥やしにしたい。

本を読むのも大事だけど、本人の声で聞くとさらに言いたい事が伝わる。気がする。

今年はアチコチ出没したいッスなぁ。

同志同志 2009/02/03 10:20 宮脇昭先生は、講義で藤森先生にかなり言われていましたね。かなり合わないようです。

 宮脇方式を何度か見に行ったり、宮脇先生にお会いした時に質問をしてみました。
現場はイオン系列の駐車場の植栽。薮化しているので、ある程度間引きしていました。確かにはり出して邪魔だし、鬱蒼として汚い。さらにここら辺に生えることもない樹種が混じる。園芸品種まで見受けられる。現存植生にないから、潜在植生で?何万年か何億年まで遡るのでしょうか?園芸品種は苗木がないから?でしょうか。宮脇方式は人間の手を入れちゃダメだそうで、何しにここに植えたのか。まったくの無駄です。それどころか、意味無いです。一度苗木についてどこから来た苗ですか?遺伝的問題は?と聞いたら近親交配するから遠い方が良い(福島から)との回答でした。昔は植物学者として一流でしたが、あれから何十年も変わらない植林方式を見ると進化が感じられません。残念ながら植物学者で終わってほしいものです。
 「ふるさとの森作り」は里山を作る事とイメージします。人との関わりを拒絶する潜在植生をイメージしたタイプで実際はしております。しかも怪しげな苗木で。
 その功績は大きいのですが、現場を見ると結構疑問です。2次林が嘘の森で、潜在植生が本物の森?って言うのも信じられません。講演会はいつもの内容だと思うと足を運べません。新しいネタが聞けると良いのですが。

 私も藤森先生に1票です。

joe-yanjoe-yan 2009/02/04 09:09 キビシイ意見ですね。
ワタシも「ふるさとの森」=「里山」派です。
しかし、里山の維持には人の手が不可欠で、薪の生活をしていない現代では維持費を「無駄金」とノタマウ人も少なからず居ます。
一つの方向性として「鎮守の森」も考えに取り入れてみるカナ、と思ってみたり、やっぱ夏緑樹林で無いと住民参加に持っていけないよナ、とか思ってみたり、一人悩んでマス。
色々な事をやってる人達にはそれぞれ正論的理論があるので「これはダメ」と切り捨てられないッス。
優柔不断?

まみまみ 2009/07/15 11:37 上記の方のご意見に同感です。
宮脇先生の手法は簡単ですが、生態系のことをとても理解しているとは思えないご活動をあちこちで広げています。
良いことをしていると思わせて、自然破壊をしているというのがとても性質が悪く、林野庁や国交省がかかわり一気に広めてにほんの将来の生態系の責任をだれが取るというのでしょうか。

これはダメと切り捨てられないまま、やっていることが何をこき起こすのか。
仮にも樹木医の方がこれだけ勉強されていないのは残念です。失望します。

joe-yanjoe-yan 2009/07/17 22:12 おおぅ、またしてもキビシイ意見ですね。
まみさん、こんにちわ。生態系に関してアツい気持ちを持っているようで、ステキですね。
でも、このブログは閉鎖的でなく、開放的環境にて公開されておりますので、ユルイ感じで眺めて下さいね。

私も宮脇信者では無いので、全肯定はしません。
ただ、全否定もしません。
多少のヒントが得られれば御の字と思ってますので。そこでアレンジを加えればちょっとはマシな方法にもなると思いますし。
ホントに良いか悪いかの判断が下せるのってそーとー先の話だとも思いますしね。イオンの駐車場みたいなトコロではいかんともしがたい状況が目に浮かびますが。

いつでもどこでもこれで良いってゆー工法や材料って無いんですよ。場合場合で取捨選択するものであって、ユルーイ頭が必要なんです。

しかし、勉強不足は否めませんですな。失望させてゴメンね。
他の樹木医さん達に期待して下さい。

アブラウリアブラウリ 2009/07/19 22:45 私も感覚的には、「同士」さん「まみ」さんの意見に近いのですが、宮脇さんの植栽の「成果宣伝」を聞くたびにこの施工に関する、非常に大量の苗木の流通とその供給源に興味があります。
いかに苗木でも植栽地に植栽するまでには、実生苗からなら数年は、「宮脇先生の規格」にあてはまるまで時間が必要ではないかと考えます。
植栽施工の決定から施工までは、そんなに時間をかけずに「発注」となるのでは・・・・、とすると宮脇先生の植栽木を供給・生産している業者(宮脇システムを専門にしている生産・流通に関わる人)が、存在しているとすると、巷間聞かれる植栽地域に、クレスチョンマークの苗木の導入のミスマッチ原因の一つではと考えますが。
 樹木の苗木は、使用できるまでにモヤシ見たいに短時間では作成出来ないことは、自明のことですから。

植栽にしても治療にしても、「資材」の流通を担う「専門業者」が出現すると、面白い話が多くなるのでは・・・・

joe-yanjoe-yan 2009/07/20 21:37 何やら面白い感じになってきました、が、OFF会なら延々と続いていきそうな話ですが、コメントで続いていってしまうのもナンですねぇ。

どんなモンでも問題点はあるんです。
アヤシイ関係性も当然あるんです。
ソコに気付ける人は、問題点の解決を模索しつつ、良い所は取り入れて独自の方法にしていけるんでしょう。
だから全否定はしませんデス。
虎穴に入らずんば虎子を得ず、デス。

同志同志 2009/07/22 21:48  キックバックとか、いろいろ北のはてにいても
耳にします。

 それを置いといて、満足できない方には自然配植技術を
お薦めします。

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