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維新 農政改革で独自の法案提出へ
3月19日 4時26分

維新 農政改革で独自の法案提出へ
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維新の党は、政府・与党が取りまとめた農協改革の関連法案は成長戦略として踏み込み不足だとして、農業を成長産業にするため、コメの減反政策の廃止や民間企業の新規参入の促進などを盛り込んだ独自の法案を、今の国会に対案として提出する方針です。
政府・与党は成長戦略の一環として、JA全中=全国農業協同組合中央会から地域の農協に対する会計監査の権限を撤廃するなどとした農協改革の関連法案を取りまとめ、今の国会で成立させる方針です。
これについて維新の党内では、成長戦略として踏み込み不足だという指摘が相次いでいて、18日に秋田県を訪れ農業関係者から意見を聞いた江田代表は、「安倍政権は農政の大改革を訴えているが、実際に日本の農業を切り開く改革になっているか極めて疑問だ」と述べました。
そして維新の党は、農協改革の関連法案の対案として、今の国会に独自の法案を提出する方針で、農業を成長産業にするため、▽コメの輸出拡大に向けて減反政策を廃止することや、▽民間企業の農業への新規参入の促進、それに▽大規模農業を営む農家を育成するための農地の集約化などを盛り込む方向で調整しています。
農政改革を巡っては、民主党も農業の戸別所得補償制度を恒久化する法案などの提出を目指していて、今後、与野党の論戦が活発化することも予想されます。

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