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春闘 中小企業の賃上げが焦点に3月19日 4時03分
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春闘は、18日の集中回答日で大手企業を中心にベースアップなど高い水準の回答が相次ぎ、これから交渉が大詰めを迎える中小企業に賃上げの動きが波及するかが今後の焦点となります。
18日の集中回答日では、トヨタ自動車が月額4000円のベースアップを回答したほか、日立製作所やパナソニックなど電機大手6社がいずれも3000円と回答するなど、ベースアップなどで去年を上回る回答が相次ぎました。
賃上げの動きは非正規雇用の労働者にも広がり、流通・サービス業などの労働組合が加盟する「UAゼンセン」ではパート社員の時給が高い水準で引き上げられました。
スーパーの「マルエツ」や食品製造の「カルビー」など、19日午前0時までに回答があった10社の時給の引き上げ額は平均で26.7円で、去年を6.7円上回りました。
UAゼンセンの逢見直人会長は「飲食や流通では人手不足の影響で経営側も賃上げの必要性を認識しており、これまでのところ高い金額で妥結している状況だ」と話していました。
春闘は大手企業の集中回答日が終わり、これから中小企業の多くで交渉が大詰めを迎えます。
中小企業では経営側から賃上げについて慎重に判断したいという声も多く聞かれ、大手の賃上げの動きがどこまで波及するかが今後の焦点となります。
賃上げの動きは非正規雇用の労働者にも広がり、流通・サービス業などの労働組合が加盟する「UAゼンセン」ではパート社員の時給が高い水準で引き上げられました。
スーパーの「マルエツ」や食品製造の「カルビー」など、19日午前0時までに回答があった10社の時給の引き上げ額は平均で26.7円で、去年を6.7円上回りました。
UAゼンセンの逢見直人会長は「飲食や流通では人手不足の影響で経営側も賃上げの必要性を認識しており、これまでのところ高い金額で妥結している状況だ」と話していました。
春闘は大手企業の集中回答日が終わり、これから中小企業の多くで交渉が大詰めを迎えます。
中小企業では経営側から賃上げについて慎重に判断したいという声も多く聞かれ、大手の賃上げの動きがどこまで波及するかが今後の焦点となります。