トップページ社会ニュース一覧日本からチュニジア旅行 年間6000人余
ニュース詳細

日本からチュニジア旅行 年間6000人余
3月19日 10時56分

大手旅行代理店によりますと、北アフリカでは、エジプトに日本人旅行者の人気が集まっていましたが、4年前、「アラブの春」と呼ばれた民主化運動が始まって以来、治安が安定していたチュニジアの人気が徐々に高まったということです。
中でも地中海を周遊するクルーズ船を利用したツアーが人気で、チュニジア国内では、ローマ時代の遺跡やサハラ砂漠を巡る日本人旅行者が多いということです。
一方、外務省が渡航情報を出していることから、一部でツアーを取りやめる旅行会社も出てきたということです。独立行政法人・国際観光振興機構によりますと3年前には日本からチュニジアにおよそ8000人が訪れていましたが、翌年には6400人余りに減少しています。

「チュニジアのルーブル」と名高い博物館

テロのあった国立のバルドー博物館は、チュニジアの首都、チュニスの中心部から西に5キロほどの場所にあり、議会に隣接しています。
チュニジアの歴史をたどる貴重な資料や美術品が一堂に集められ、「チュニジアのルーブル」とも呼ばれ、外国人観光客にも人気の観光スポットとなっています。
展示の中でも、大理石やガラスなどの小さなかけらを組み合わせて神話の場面などを描いたローマ時代のモザイクが有名で、世界最大規模のコレクションとして知られています。
事件が起きた当日は、地中海を周遊する大型クルーズ船が2隻、チュニスの港に寄港し、大勢の外国人観光客が市内の観光に出ており、その一部はバルドー博物館を訪れるツアーに参加していました。

関連ニュース

k10010020851000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ