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米が過激派組織幹部を殺害 ケニアの事件に関与か
3月19日 9時59分

アメリカ国防総省は、おととしアフリカ東部ケニアの商業施設を襲撃した事件に関与した疑いがあるイスラム過激派組織「アッシャバーブ」の幹部に対し、無人機による攻撃を行い殺害したと発表しました。
国防総省は18日、アフリカ東部ソマリアの南西部で今月12日、アメリカ軍がイスラム過激派組織「アッシャバーブ」に対する無人機による攻撃を行い、幹部の殺害を確認したと発表しました。
殺害されたのは、おととし67人が死亡したケニアの商業施設の襲撃事件に関与したとみられるアダン・ガラル幹部で、国防総省は声明で「ガラル幹部はこの地域や国際社会に重大な脅威をもたらしており、今回の作戦によってアッシャバーブに大きな打撃を与えた」として、軍事作戦の成果を強調しました。
ソマリアを拠点に活動するアッシャバーブは、国際テロ組織アルカイダとの関係が指摘され、ソマリアや周辺国でテロを繰り返しているほか、先月にはアメリカやイギリス、それにカナダにある大型商業施設を狙った攻撃を呼びかける映像をインターネット上に公開していました。
これに対しアメリカ軍は、去年9月、特殊部隊による攻撃で「アッシャバーブ」の当時の指導者を殺害するなど、軍事作戦を続けています。

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