当然世間一般で使ってるようなアプリの性能は落ちますよ。
DirectXのチューンを捨ててOpenGL（3Dデザイナー御用達の画面描画命令セット）に特化したドライバですから。

そもそも対応ハード（基本的に、Quadro FXと呼ばれるバカ高い専用カード。ビデオチップ自体はGeForceと同じ系列のものなので、たまに「Quadro化」と称される改造手段がネットをにぎわす）がささってないとインストールできないです。

それはAutodesk製品用ドライバーというわけでなく、新型のドライバーでAutodesk製品でのパフォーマンスの改善が見られましたしましたという報告だけなので勘違いしないでください。
実際他のソフトに影響が出るかなんてやってみないとわかりませんし、Autodeskの代物でもバージョンによっては効果が出ないかもしれません。
グラフィックドライバーなんてそんなものです。事実このサイトでも、３Ｄゲームの動きがおかしいなんて話が出たら、旧式のドライバーを試してみろという回答が出たりもします。

べつに現状不満がなければバージョンアップしなくても問題無いと思いますよ。
万が一、今のドライバーに重大な問題あった場合は、ＮＶＩＤＩＡがマイクロソフトに手を廻してＯＳのアップデートの際に通知が出ますのでご安心ください。
逆に頻繁にアップデートするとゴミデータが蓄積されていき、動きが鈍くなったりもしますのでご注意を。

＞最適化外のアプリケーション
実処理性能が旧ドライバ比で2～3％落ちることはあっても、更新したことが原因となって体感でパフォーマンスが悪化するとは思えませんが…
もっとも、ドライバ入れ替えの際の手順ミスで大きくパフォーマンスを落とす可能性はあります。おそらくその一点のみ問題になるんじゃないかと。

＃QuadroやFireGLなどのOpenGLカードは持ったことがないので、その辺での正しいドライバの入れ替え手順がどうなのかについてはよくわかりません。GeForce・RADEONの手順がそのまま使えるとは思えませんし。

OpenGLカードのドライバ入れ替えに関するリスクリターンの評価は、むしろここなら「技術者向け」カテゴリの常駐回答者の方が詳しいんじゃないでしょうか。