すごい現場はこう作る!

平社員がトップに直メール!すごい金融機関

住宅金融支援機構に学ぶ「現場力」の高め方

「フラット35」で有名な住宅金融支援機構。その強さの秘密とは?
『現場力を鍛える』『見える化』など数々のベストセラーがある遠藤功氏が、「10年間の集大成」として出版した『現場論――「非凡な現場」をつくる論理と実践』が、発売20日で3万部を突破しました。
 「日本企業の強さは現場力にある」という視点から、現場力を鍛える仕組みをわかりやすく読み解いた1冊で、「私の職場でも応用できるヒントを見つけた」「現場で働くことが楽しくなった」などの声が、読者から多数届いています。
 今回から2回にわたって、『現場論』の中でケースとして紹介した、住宅金融支援機構の宍戸信哉理事長との対談を掲載します。
 全期間固定金利の住宅ローン「フラット35」で有名な住宅金融支援機構の現場力、その強さの秘訣を探ります。

 契約職員からの「辞めるのを止めます」メール!?

33刷15万部のベストセラー&ロングセラー『現場力を鍛える』の衝撃から10年。その後の全エッセンスが詰まった10年間の集大成、ついに発売! 本書を読めば、どの現場も必ず強くなる。現場にかかわるすべての人に、役立つ1冊。

遠藤:住宅金融支援機構といえば、一般の読者にとっては「フラット35」が有名ですね。「旧住宅金融公庫の業務」を引き継ぎ、2007年に新たに発足した独立行政法人です。

宍戸:おかげさまで、「フラット35」の契約者数は65万人を超えました。

遠藤:「現場力がテーマの対談で、なぜ独立行政法人の理事長?」と首をひねる人もいるかもしれませんが、よく現場力の話をすると「それはトヨタのような会社だからできる話で、ウチでは無理です」という人が必ずいるのです。だからこそ、独法という政府系組織である「住宅金融支援機構」の事例を紹介したいと思いました。

宍戸:ありがとうございます。2011年に、初めての生え抜きの理事長として就任して以来、現場主導のカイゼン運動に取り組んできたので、うれしいかぎりです。

遠藤:たとえば、私が話を伺って印象的だったのは、現場の職員から直接、理事長宛てに届く「実名メール」です。そこに現場力を高めるヒントがあるように思います。

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