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【芸能・社会】テレサ3D 等身大でよみがえる 5・23追悼公演で初披露2015年3月24日 紙面から
1995年に42歳の若さで亡くなった、台湾出身の歌手テレサ・テンさんが、等身大の3D映像でステージによみがえることになった。没後20年を迎えたテレサさんを悼み、5月23日に東京・渋谷公会堂で開かれる追悼公演「テレサ・テンメモリアルコンサート」で初披露される。 日本では、94年10月の仙台でのチャリティーコンサートが、テレサさんの最後のステージになった。21年ぶりに“復活”する歌姫の姿がファンを大興奮させそうだ。 身長165センチだったテレサさんが等身大の姿で現れ、歌う3Dホログラムと呼ばれる立体映像は、テレサさんの楽曲などを管理する財団テレサ・テン文教基金会が、特撮を手掛ける米会社の協力で制作。テレサさんの生前の歌唱映像や歌声を元に数億円をかけて制作したという。 台湾では一昨年、現地の人気男性歌手ジェイ・チョウ(36)が、台北でのコンサートでテレサさんの3D映像とデュエットして話題を集めた。 今回はこの時の映像より、さらにリアルな立体映像が実現。全6曲分のテレサさんの歌唱立体映像が完成したという。映像は日本に先駆けて、テレサさんの命日の5月8日の翌9日、台北市で開かれる追悼公演で初公開される。 テレサさんが所属したレコード会社の元社長で、現在はテレサ財団の日本代表を務める舟木稔さんによると、日本では6曲のうち「時の流れに身をまかせ」など2曲の歌唱立体映像が披露される予定。日本だけのスペシャルとして、テレサさんが日本語であいさつする3D映像も登場するという。 メモリアルコンサートには五木ひろし(67)、伍代夏子(53)、田川寿美(39)、長山洋子(47)ら、ゆかりの歌手たちが出演。テレサさんのヒット曲を歌いつなぐ。中国の歌手も参加する。 生前、さまざまなチャリティー活動に関わったテレサさんの遺志を継いで、今回のコンサートも東日本大震災被災者支援のチャリティー公演となる。 ◆追悼アルバム発売テレサさんが没後20年を迎えたのを受け、追悼アルバム2作品も相次いで発売になる。77年4月、東京・ヤクルトホールでのコンサートの模様を収録したライブ盤「テレサ・テン ファースト・コンサート 愛をあなたに ふるさとはどこですか」(4月1日発売)。もう1作はヒット作40曲を収録したベスト盤「テレサ・テン 40/40〜ベストセレクション」(5月6日発売)。 <テレサ・テン> 1953年1月29日生まれ。台湾出身。14歳でプロ歌手としてデビュー。日本では74年にデビューし「別れの予感」「つぐない」など数々のヒット曲を飛ばした。アジア全土で絶大な人気を集め、アジアの歌姫と呼ばれた。95年5月8日に休暇先のタイ・チェンマイで、気管支ぜんそくの発作による呼吸困難で死去した。 PR情報
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