中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

原監督が管理にフル回転指令 「年間通して中心で」

2015年3月24日 紙面から

「セ・リーグファンミーティング」で笑顔で話す(右から)巨人の原監督、広島の緒方監督、DeNAの中畑監督=東京ビッグサイトで(久野功撮影)

写真

 巨人の原辰徳監督(56)が23日、菅野智之投手(25)に短い登板間隔でのフル回転指令を出した。指揮官はこの日、東京ビッグサイトであったセ・リーグファンミーティングで右腕を2年連続の開幕投手とすることを表明。先発陣の柱としてフル回転することを望んだ。

 「(通常時は)中5日、ギリギリになったら中4日…。それくらいの強い投手陣の一員であってほしい」と原監督。12日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)後に大役を通達したが今季全体を見据えた期待も自然と高まる。「年間を通して投手陣の中心であってほしい」。偽らざる本音が口を突いた。

 無理もない。開幕を前にした巨人先発陣が安定感を欠くからだ。内海は2軍調整中で杉内や大竹はオープン戦で失点を重ねた。開幕ローテに入る新外国人2人、ドラフト3位右腕の高木勇(三菱重工名古屋)は実力未知数。ライバルと比べて迫力不足の面は否めない。

 しかし、菅野がフル回転すれば、懸念材料は少なくなる。だからこそ、指揮官は期待をかける。右肘痛も癒えた菅野もベンチの期待に応えようと闘志を燃やす。財界人による後援会「燦燦会」に出席した際には開幕戦への自信を隠さなかった。

 「やるだけです。DeNAの攻撃を真っ向から受けて立ちたい」。これぞ、G投の大黒柱としてのプライド。指揮官が目標と置いているリーグ4連覇のため、開幕戦のマウンドから飛ばしていく決意だ。 (川越亮太)

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ