2015年3月24日18時45分
米国の女優アンジェリーナ・ジョリーさん(39)が24日、卵巣がんの予防のため、すべての卵巣と卵管の摘出手術を受けたことを明らかにした。ジョリーさんはがんになりやすい遺伝子の変異があり、2013年には乳がん予防の目的で両乳房の切除手術を受けていた。
米紙ニューヨーク・タイムズに寄稿し、経緯を説明した。乳房の手術を決めた際に、医師から「乳がんになる確率が87%、卵巣がんの確率が50%」と告げられていたが、2週間前、血液検査で卵巣がんにつながる異常がわかり、検査を経て手術を決断した。ジョリーさんは母親が49歳のときに卵巣がんと診断され、祖母、おばもがんで亡くしている。記事の中でジョリーさんは「助言を求め、自分に合う選択をしてほしい。知識こそ力です」と、女性にメッセージを送った。
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