最近、バスにフラれ続けていて、結構自信を無くしていたりします。冗談抜きで討たれています。
何が原因かと考えたりもするんですが、結局のところ今の状況にアジャスト出来ていいないということは、一言で言うところの"下手"ということに尽きてしまう。総合的に下手なのではないと自分では信じているんですが、今の状況下では下手であり、駄目であるというのは結果が物語っている。
出来ないことをしようとする挑戦はとても大事なこと。それを一般的には練習という。卓球のように試合と練習というものが明確に違うのであれば、話は分かりやすい。何度失敗しても、ドライブが入るように黙々と練習することも大事な作業だし、相手が居なくともサーブ練習に何時間も時間を掛けることも大事なことだ。
サーブ練習のようなものを釣りで考えるならば、キャスティング練習が重要なものになるだろう。ファイトやフッキングは相手(バス)が居て成り立つものだから。そういう意味では、キャストが下手な人とは練習が出来てない人といえるし、努力が足りないとも言える。魚を一匹も釣ったことがない人でもキャストだけは上手になることが出来るのだから。ただし、"上手なキャスト"という言葉の定義が難しい。綺麗なフォームだったり、美しいスキッピングなど、様々なキャストがあるが、究極的な言い方をすれば"釣れるキャスト"が一番上手なこととなる。つまり、キャストが上手であるなら魚は釣れる。これは比例する話だと思う。もちろん、魚が居ない場所ではどんな良いキャストでも魚は釣れないのだが。
バスフィッシングだと、釣りというものをトーナメントという試合と、プライベートというものに分けて考えることが出来るのか?という問題がある。大会に出ない人は、いつまでも練習なのかと。つまり練習と位置付けているものにも大きな差があるように感じる。
卓球の試合では、まず自分の出来る事を見定めるのが大事だと言われる。そして、着実に点を重ねて試合展開を見ながら、よりサイドをえぐるとか、コーナーをつくとか、攻めるということで差を付けていく。もちろん、いろんな試合運びがあると思うが、今の私はこんな風に考えている。
これがバストーナメントならば、計算できるウエイトを想定し、なるべく早くリミットや目標ウエイトを目指す。そして、入れ替えを狙ってよりストロングな展開をしていく。これは年間成績を考える場合でも着実な方法といえる。
一方で、プライベートの釣りの場合はどうだろうか。着実な釣りから始めることは少なく、少しばかり攻め意識の強い釣りから入ることが多い。卓球でいうオールの練習のようなもので、勝ち負けではなく、それぞれの課題を持って試合形式でやる練習だ。
「すべてドライブで得点する」=「今日はビッグベイトしか投げないぞ!」という感じだろうか。
私はなるべく多くの選択肢を持った状態で釣りをすることにしている。それは自分の逃げ道を無くすことで、自分を追い込んでいくからだ。追い込まれないと自分の限界は越えられないと思っているから。
話がいろんなところに飛躍して、良く分からなくなってしまった(笑)が、おそらく最近の釣りはこんな感じで一貫性がなく、釣りの軸が出来上がってないことに起因しているのではないかと自己分析している。
スランプなんて簡単な言葉で片付けられないくらいに見失っている感が否めない。こんな時は、やはり初心に戻ってしっかりと足を地につけて向き合いたいと思う。まずは自分の出来る事から。そして、その少し上を目指して。
相手のミドルに突き刺さる様な深い早いドライブを打ち込むためには、それなりの準備が必要なのだ。
イメージ通りの釣りをするために、もう一度自分にとっての練習というものを見つめ直していかなければと思う今日この頃である。
全て自分に言い聞かせている今日のブログでした。
2015年03月24日
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