2日目 〜福島の鳥好き高校生招待事業〜

相馬農業高校の生徒5名と先生1名は、2日目の午前、バンナ公園の石垣ダム周辺で佐野専門員の指導の元、バードウォッチングを行いました。はじめはオオゴマダラの大きさにびっくりしたり、ギランイヌビワやトックリキワタなど珍しい木を見たりしたものの、肝心の鳥はなかなか現れませんでした。しかし、セイシカの橋の上から対岸の木の枝に鷹の一種ツミを見つけたときから、カワウ、カルガモ、イシガキヒヨドリ、リュウキュウサンショウクイなどの鳥が次々に見つかりました。そして、ふれあい橋からは、逆さ吊りのヤエヤマオオコウモリのユーモラスな姿を間近に見ることもできました。




 
昼食後に、石垣青少年の家構内で、偶然にやぎの赤ちゃんが2匹生まれる現場をに立会い、「マジかー」と言いながらビデオにおさめる貴重な経験もしました。
 
午後は、真栄里の多田浜で、干潮の浜を歩いてリーフエッジ付近まで行き、シュノーケリングを楽しみました。曇り空で、風も強いなどあいにくのお天気でしたが、八重山自然塾風音の棚原さんのガイドのおかげで、カクレクマノミをはじめ色とりどりの魚とサンゴを見ることができて、とてもうれしかったそうです。

 

夕方は、青少年の家食堂で、ちむぐくる幹事会や実施チームメンバー並びに石垣青少年の家のみなさんといっしょに、オードブルを囲んで会食しました。ちょうどその時間にNHK沖縄のhot eyeで高校生たちの1日を紹介するニュースが流れ、歓声が上がりました。その後、ちむぐくる会長、副会長による鷲ぬ鳥節の踊り、青少年の家の友利さんのトゥバラーマなどが披露され、相馬農業高校生たちの自己紹介と文化祭での郷土芸能のビデオ上映などがあり、楽しいひと時を過ごしました。また、会食後には、大震災と原発事故の後、他校の校舎を間借りして勉強していた頃の相馬農業高校生の姿を伝えるビデオも上映され、深い感銘を与えました。
 
明日25日は、午前に八重山農林高校との交流、午後に海辺の鳥のバードウォッチング、夕食後はバンナ公園のナイトトレッキングによる夜の生物の観察が予定されています。
(福島の鳥好き高校生招待事業実施チーム)


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東日本大震災・原発事故に対する、石垣島における被災・避難者支援のネットワークです。
終息には相当長い時間がかかると思われます。息の長い継続的な支援が求められています。私たち石垣市民は「ちむぐくる(思いやりの真心)」の心を持って被災者、避難者への支援を続けていきたいと思います。
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