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白票水増しで書類送検=公選法違反容疑―宮城県警

時事通信 3月23日(月)18時40分配信

 昨年12月の衆院選小選挙区と最高裁判事の国民審査をめぐり、仙台市青葉区の開票所で票の水増しなどが行われていた問題で、宮城県警は23日、公選法違反などの容疑で2人を仙台地検に書類送検した。県警は2人の身元などを公表していない。
 市などの調査では、青葉区選挙管理委員会の当時の選挙課長と係長が、小選挙区分について関与を認めていた。市が今年1月、容疑者不詳のまま刑事告発し、県警が捜査していた。
 市によると、確定投票者数が実際の投票者より多く計上されるミスがあり、票数の差を埋めるため、小選挙区の開票で968票の白紙投票が水増しされ、国民審査の開票では有効票が500票水増しされるなどしていた。 

最終更新:3月23日(月)18時44分

時事通信