モノを所有せずにシェア(共有)するライフスタイルが、ファッションにも広がりを見せている。流行の発端は、ここ半年から1年の間に米国で人気を集めている「Le Tote」などのファッションレンタルサービスだというが、実は日本でも同様のサービスがこの数カ月間、次々にスタートしており、今やラッシュ状態なのだ。
その代表が、月額6800円を支払えば、プロのスタイリストの選んだ服が毎回3点届く「エアークローゼット(air Closet)」。2014年10月24日にサイトの公開と事前登録の受付を開始したところ、3カ月で約2万5000人が集まったという(ただし会費無料・サイトの閲覧のみの登録者数)。
同じ月額6800円で、ルイ・ヴィトン、グッチ、エルメス、シャネルなどの高級ブランドバッグを1000個以上の中から選べ、無期限・個数無制限で使えるという会員制バッグレンタルサービスが「ラクサス」。2015年2月23日にスタートしたが、プレオープンでは6.5秒に1人のペースで事前登録が集まり、ニーズの高さを再確認したそうだ。
ファッション小物のレンタルでは、ほかに月額制で女性向けのアクセサリーが回数無制限で借りられる「ラビンボックス(Lovin’Box)」が、2014年12月22日からサービスを開始。2015年5月からは、月額500円からという激安定額料金で、有名ブランドを含む洋服やバッグなどが借り放題となる「リシェ(Licie)」のリアル店舗がオープン。ウェブとアプリ版は6月に公開予定だ。
男性版としては、ニューヨークで人気のメンズファッションレンタルサービス「フレッシュネック(FreshNeck)」が2014年10月15日、日本に初上陸。月額3800円で85種類以上のブランド・約1000点のビジネスファッションアイテムからチョイスして、レンタルできる。
これらのサービスの多くは、送料無料で返送時のクリーニングも不要。気に入らなかった時の交換回数にも制限を設けていない。またレンタル期間も無制限のところが多い。それで本当に、採算がとれるのか。またなぜ今、こうしたサービスが急増しているのか。