ドイツのフランク=ヴァルター・シュタインマイヤー外相がトルコはバッシャール・アサド大統領との対話をすべきだと述べた。
ドイツのシュタインマイヤー外相は「シリア内戦解決のためにはアサド政権との対話の可能性を排除してはならない」と話した。同外相は、アメリカのジョン・ケリー国務長官が発したシリア政策に関する発表を支持し、アサド大統領に対するトルコの態度に反発を示した。また「シリアでの暴力行為を終結させるための唯一の道は政治的解決のために交渉がなされることだ。これを行ううえでアサド政権との対話は不可欠である」と確言した。
ドイツ社会民主党(SPD)のシュタインマイヤー外相は、『南ドイツ新聞』のインタビューに応じ、ジョン・ケリー国務長官が発表したシリア政策を支持した。また同外相はアサド大統領との交渉が行われるべきと話した。ドイツ外務省関係者の見解も掲載した報道では、アサド大統領に圧力をかけたうえで、シリアでの停戦がなされるだろうとも明らかにされた。こうした過程もアサド大統領との交渉開始から始まると強調された。
Radikal紙(2015年03月18日付)/ 翻訳:星井菜月
■本記事は「日本語で読む世界のメディア」からの転載です。
知のネットワーク – S Y N O D O S -