産経WEST

ファンに朗報! 「トワイライト」5月再登場、琵琶湖一周→瀬戸内海沿いに

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


ファンに朗報! 「トワイライト」5月再登場、琵琶湖一周→瀬戸内海沿いに

第2の人生へ

 3月13日に最後の運行を終えた大阪-札幌間の豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」の専用客車を団体専用臨時列車(団臨)として活用することを検討していたJR西日本は23日、5月から団臨の運転を始めると発表した。最高級のスイートとロイヤルルームのみの豪華仕様に生まれ変わり、JR西日本の担当者は「北海道へ向かう列車は終わったが、新たなトワイライトの旅を満喫して」と話す。

 旅行会社主催の団臨は当面、山陽・山陰エリアなどで週に1往復のペースで1年程度運行する。電源車を入れて10両編成だった専用客車は、A寝台の車両を寄せ集めて8両編成に。サロンカーと食堂車も連結されるが、客室は定員各10人の1~4号車のみとなった。

 毎週土曜に大阪を出発する下りは5月16日から運行。東海道線の米原から北陸線に入り、敦賀で折り返して琵琶湖を一周。車窓に瀬戸内海を望める山陽線を通って下関へ向かう。毎週月曜に下関を出発する上りは5月18日から運行する。

 朝食1回、ランチ2回、ディナー1回を食堂車で味わえるほか、駅停車時や車内では、地元特産品の販売や伝統芸能の実演なども計画。7月以降は、岡山から伯備線に入り、日本海沿いの山陰線を経由するコースも設定する予定という。

関連ニュース

【最終トワイライト終着】感動のフィナーレ 最後の車内放送「心の中でいつまでも走り続けます」

「産経WEST」のランキング