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画家の金子國義さん 死去3月17日 17時40分
「不思議の国のアリス」や、作家の澁澤龍彦さんの小説の挿絵などで知られる画家の金子國義さんが、17日未明、心不全のため東京都内の自宅で亡くなりました。78歳でした。
金子國義さんは日本大学芸術学部を卒業後、油絵を描き始め、昭和42年、作家の澁澤龍彦さんの勧めで東京・銀座の画廊で個展を開き、画家としての活動を本格化させました。
退廃的な雰囲気の人物画で知られ、澁澤さんの小説や、「不思議の国のアリス」など多くの作品で挿絵を描いたほか、「婦人公論」や「ユリイカ」などの雑誌の表紙も手がけました。
平成17年には、歌舞伎俳優の中村勘三郎さんの襲名披露の口上の舞台美術を務めました。
関係者によりますと、金子さんは17日未明、心不全のため東京都内の自宅で亡くなったということです。
退廃的な雰囲気の人物画で知られ、澁澤さんの小説や、「不思議の国のアリス」など多くの作品で挿絵を描いたほか、「婦人公論」や「ユリイカ」などの雑誌の表紙も手がけました。
平成17年には、歌舞伎俳優の中村勘三郎さんの襲名披露の口上の舞台美術を務めました。
関係者によりますと、金子さんは17日未明、心不全のため東京都内の自宅で亡くなったということです。