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 卓球のワールドツアー、ドイツ・オープンは22日、ブレーメンで女子シングルス決勝があり、大阪・昇陽中2年の伊藤美誠(みま、スターツ)がペトリサ・ソルヤ(ドイツ)を4―2で破り、ツアー初優勝を果たした。国際卓球連盟(ITTF)によると、14歳152日での女子シングルス優勝は、ワールドツアー史上最年少。

 伊藤は準決勝で、ロンドン五輪銅メダルで世界ランキング4位のフェン・ティアンウェイ(シンガポール)を4―0で破った。伊藤は昨年のドイツ・オープンとスペイン・オープンで、平野美宇(エリートアカデミー)と組んで女子ダブルスで優勝しているが、シングルスでの優勝は初めて。

 伊藤はITTFを通じて「自分の年でこんな大きなタイトルをとれてびっくりしている。私にとってこの優勝は始まり。高いレベルでプレーを続け、もっとタイトルをとりたい。リオ五輪の出場権を取って経験を積み、東京五輪で個人と団体で金メダルを取るという夢を実現したい」とコメントした。(河野正樹)

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