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世田谷一家殺害「現場近くで手に血付いた男」
3月23日 6時09分

世田谷一家殺害「現場近くで手に血付いた男」
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15年前の大みそか、東京・世田谷区の住宅で一家4人が殺害されているのが見つかった事件で当時、現場近くで手に血が付いた男が目撃されていたことが警視庁への取材で初めて分かりました。犯人が現場から逃走したとされる未明の時間帯の可能性もあり、警視庁は、この男が事件に関わっている疑いもあるとみて調べています。
この事件は平成12年の大みそかに世田谷区上祖師谷の住宅で、会社員の宮沢みきおさん(当時44)の一家4人が殺害されているのが見つかったものです。
事件は12月30日の午後11時半ごろに起きたとみられ、警視庁は犯人が住宅のパソコンを操作した記録などから、翌日の午前1時18分以降の未明の時間帯に立ち去った疑いがあるとみて目撃情報を改めて捜査しています。
これまでの調べで犯人は犯行の際に手にけがをしたとみられていますが、当時、現場近くの道路で手に血が付いた男が目撃されていたことが警視庁への取材で初めて明らかになりました。
警視庁によりますと、男は道路に飛び出してきて車と軽く接触したということで、運転していた女性が車から降りて見ると、左手の袖口から甲にかけて血が付いていたということです。
女性は電話で一度、通報してきただけで、その後は連絡が取れていないため、詳しい目撃時間は把握できていませんが、31日の未明の可能性もあるということで、警視庁は男が事件に関わっている疑いもあるとみて調べるとともに情報提供を改めて求めています。情報は成城警察署まで、電話番号は03-3482-0110です。

「貴重な情報 もう一度連絡を」

事件の捜査を指揮する警視庁捜査1課の野間俊一郎管理官は「犯人が手にけがをしたという状況もありますし、目撃された男が犯人になる可能性も十分考えられます。せっかく貴重な情報を寄せていただいたので、さらに確実になものにするために、もう一度連絡を頂けると助かります」と話しています。

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