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都構想反対の藤井氏、講演取りやめ 橋下氏の批判に「圧力に屈したわけではない」
大阪市を5つの特別区に分割する「大阪都構想」に反対している京都大大学院の藤井聡教授は21日、都構想がテーマの市民集会などに当面参加しない意向を明らかにした。同日、大阪市内で開かれた市民集会での講演を取りやめた。
橋下徹大阪市長(維新の党最高顧問)からの厳しい批判を踏まえ、藤井氏は「公的政治勢力の圧力にテレビ局などが屈し、(他のテーマを含め)自身の発言機会が減ることを懸念している」と理由を説明。「書籍などで問題点を訴える。自分は圧力に屈したわけではない」と話した。
橋下氏は2月、藤井氏が都構想に反対する団体の集会に参加していることなどから政治的公平性を欠くとして在阪テレビ各局に藤井氏の出演に抗議する文書を維新の党を通じ送付。「露骨に政治活動している人物の(番組への)起用はあり得ない」と批判した。
また藤井氏が以前、橋下氏を「ヘドロチック」などと述べたことを問題視し、京都大に見解を示すよう要求した。